コンテンツにスキップ

仙台市体育館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カメイアリーナ仙台から転送)
仙台市体育館
(カメイアリーナ仙台)
Sendai City Gymnasium
Kamei Arena Sendai

地図
施設情報
愛称 カメイアリーナ仙台
Kamei Arena Sendai
正式名称 仙台市体育館
用途 屋内スポーツ、水泳
収容人数 5,705人(固定席:4,681席、可動席:1,024席)
事業主体 仙台市
管理運営 公益財団法人仙台市スポーツ振興事業団
敷地面積 19,733.26 m2[1]
竣工 1984年昭和59年)9月1日
所在地 982-0032
宮城県仙台市太白区富沢一丁目4番1号
位置 北緯38度13分4.6秒 東経140度52分8.6秒 / 北緯38.217944度 東経140.869056度 / 38.217944; 140.869056 (仙台市体育館
(カメイアリーナ仙台)
Sendai City Gymnasium
Kamei Arena Sendai
)
座標: 北緯38度13分4.6秒 東経140度52分8.6秒 / 北緯38.217944度 東経140.869056度 / 38.217944; 140.869056 (仙台市体育館
(カメイアリーナ仙台)
Sendai City Gymnasium
Kamei Arena Sendai
)
テンプレートを表示
第一競技場(2006年バレーボール世界選手権)。1階の壁面収納可動席を使用せずに、仮設の土台の上にパイプ椅子を設置した例。

仙台市体育館(せんだいしたいいくかん)は、宮城県仙台市太白区富沢一丁目にある市営の体育館

2005年平成17年)より、Bリーグ仙台89ERS(せんだいエイティナイナーズ)のホームアリーナとして利用されている。2016年(平成28年)7月より命名権譲渡によりカメイアリーナ仙台の愛称を持つ。

概要

[編集]

仙台市体育館は、仙台市都心部から見て南の長町地区の南西にあり、山口遺跡のほぼ中央に建つ[2]。隣接地には富沢公園がある。

アリーナのほか、屋内トレーニング室、温水プールなどがあり、市民のスポーツ振興及び各種大会などに利用されている。

また、仙台89ERSのホームアリーナとして使用されている。しかし、2007 - 2008シーズンは改修工事によって会場を確保できなかった関係から、青葉区仙台市青葉体育館で約半分のホームゲームを開催した。2008 - 2009シーズンからは、ほとんどの試合を仙台市体育館で開催する。なお、2013 - 2014シーズンからは主会場があすと長町にあるゼビオアリーナ仙台に移ったが、仙台市体育館でも1シーズンあたり約8試合開いていた。2024-25年度のシーズンはゼビオアリーナのメインアリーナフロアの改修のため、暫定的にカメイアリーナを主本拠に移転する。

また、Fリーグヴォスクオーレ仙台のホームゲームが、Fリーグ加盟以来開催されている(2014 - 2015シーズンは3試合を開催)。

スポーツ以外では、東北大学をはじめとする大学などの入学式や卒業式、成人式などの利用の他、コンサートなどにも使用される。かつては、ディズニー・オン・アイスが毎年開催されていた。 

仙台市の北東、仙塩地区にある利府町には、大型体育館であるセキスイハイムスーパーアリーナグランディ・21総合体育館)があるが、この施設は交通アクセスにおける問題を抱える(参照)。このため、全国からの来客が見込まれる世界大会などのスポーツイベントは、交通の利便性が高い仙台市体育館で、他方、主に東北地方からの来客を見込んだ集客力のある歌手のコンサートやファミリー向け屋内イベントはセキスイハイムスーパーアリーナで開催される傾向がある[要出典]

2016年(平成28年)7月、募集していた命名権の優先交渉者が仙台市内に本社を置く総合商社のカメイに決まったと発表。愛称は「カメイアリーナ仙台」となった[3][4]

主な施設

[編集]

競技場

[編集]
第一競技場
第二競技場
  • 面積:770.80m2(32.8m×23.5m)
  • バスケットボール・バレーボール・テニスの場合は1面、バドミントンの場合は4面のコートをそれぞれ展開可能。

その他の施設

[編集]
  • 温水プール(25m。5コース)
  • トレーニング室
  • 体育室
  • 体力測定室
  • 軽運動場
  • 研修室(3部屋)、会議室、特別応接室、和室
  • 幼児体育室
  • レストラン

利用者数・決算

[編集]

かつてはアリーナ約47.7万人、プール約2.6万人の年間利用者だったようである[5]。仙台市に提出された指定管理者評価シート[6]に記載されているデータは以下の通り。2007年(平成19年)度は改修工事をしたため、利用者数などが減少した[7]


2005年[8] 2006年[8] 2007年[9] 2008年[10] 2009年[11]
利用者数 470,934人 438,440人 323,565人 398,493人 439,944人
市の支出 指定管理者費用 2億4886万円 2億5620万円 2億5328万円 2億4693万円 2億3807万円
その他 597万円 272万円 1億0958万円 3万円 927万円
市の収入 使用料 1億2710万円 1億2258万円 9698万円 8778万円 8440万円
その他 144万円 142万円 148万円 142万円 142万円

国際大会実績

[編集]

アクセス

[編集]

周辺

[編集]

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]