富沢駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
富沢駅
北1番出口(2015年1月)
北1番出口(2015年1月)
とみざわ
Tomizawa
(仙台市体育館前)
N16 長町南 (1.5km)
所在地 仙台市太白区富沢四丁目2-22先
駅番号 N17
所属事業者 仙台市交通局Sendai City Subway Logo.png 仙台市地下鉄
所属路線 南北線
キロ程 14.8km(泉中央起点)
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
6,958人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1987年昭和62年)7月15日
テンプレートを表示

富沢駅(とみざわえき)は、宮城県仙台市太白区富沢四丁目にある、仙台市地下鉄南北線である。駅番号はN17。南北線における南の終点。「仙台市体育館前」の副駅名が付けられている。

駅の南に富沢車両基地があり、当駅で出入庫が行われる。

歴史[編集]

1989年5月撮影の当駅東口駅前。写真の片側1車線の道路は「仙台市道太白2594 大野田五丁目自転車歩行者専用道路10号線」等に転用され、また「富沢駅歩行者立体横断施設」も設置された。
  • 1973年度(昭和48年度) - 「富沢長町土地区画整理事業」が始まり、後の長町南駅と当駅との間の146.9haが80.4億円の総事業費で整備が始まった(1983年度まで)[1]
  • 1981年(昭和56年)7月6日 - 住居表示が実施され、「仙台市富沢字下ノ内前38-1」が「仙台市富沢4丁目2-22」になった[2]
  • 1985年度(昭和60年度) - 「大野田富沢土地区画整理事業」が始まり、後の当駅と富沢車両基地との間の東側18.0haが20.5億円の総事業費で整備が始まった(1990年度まで)[1]
  • 1987年(昭和62年)7月15日 - 開業。
  • 1989年平成元年)4月1日 - 仙台市の政令指定都市移行に伴い、住所が「仙台市太白区富沢4丁目2-22」になった。
  • 1994年度(平成6年度) - 「富沢駅南土地区画整理事業」が始まり、当駅と富沢車両基地との間の西側33.2haが64.7億円の総事業費で整備が始まった(2000年度まで)[1]
  • 1995年(平成7年)1月 - 「富沢駅周辺土地区画整理事業」が始まり、当駅周囲を含む48.3haが約302億円の総事業費で整備が始まった(2021年度まで)[3][4]
  • 1997年(平成9年) - 「富沢駅周辺土地区画整理事業」の造成工事着工[5]
  • 2006年平成18年)12月18日 - 出入庫線で脱線事故が生じ、当駅 - 富沢車庫間が不通となる。
  • 2009年(平成21年)
  • 2014年(平成26年)
  • 2016年(平成28年)10月22日 - 「富沢駅周辺土地区画整理事業」の竣工式典が開催された[4]

駅名について[編集]

  • 開業前の仮称は「泉崎駅」[10]。ただし当駅は、「富沢長町土地区画整理事業」に伴う1981年の住居表示実施より前の「富沢字下ノ内」「富沢字下ノ内前」「大野田字五反田」「大野田字塚田」にまたがって位置する[11]。住居表示実施以前において泉崎を含む地名はいずれも当駅から北側に離れており、「富沢字泉崎前」「富沢字泉崎東」「富沢字泉崎浦」があった[11]。これらを各々一部含む地区に住居表示によって泉崎1丁目および2丁目が名付けられている[11]
  • 1914年大正3年)開業の秋保石材軌道(→秋保電気軌道→秋保電気鉄道仙南交通秋保線)に同名の駅があったが、1935年(昭和10年)に西多賀駅に改称している(地図)。

駅構造[編集]

ホームの様子(2007年3月当時、ホーム柵設置前)

島式ホーム1面2線を有する高架駅で、南で名取川の支流、笊川に面する。改札口が2階、ホームは3階にある。泉中央駅と異なり泉中央方に渡り線が無く、片方は降車専用ホームとなっているので電車がそのまま折り返すことはない。1番線を発車した列車は富沢車両基地方面に進み、出入庫線と平行する引上線で折返したのち、数分後に泉中央行として2番線に入線する。

2008年から2009年にかけて改良工事が実施され、改札口が1階から2階へ移設されたほか、出入口の増設、駅前ロータリーの新設などが行われた。また、それまで改札外に設置されていたホーム階へのエレベーターも移設され、改札内からホーム階へ移動するよう改められた。

のりば[編集]

1 南北線 降車ホーム
2 仙台泉中央方面

駅周辺[編集]

笊川と駅(2005年4月)

線路は駅から約400m北で地下に入る。南では高架の線路が笊川を越えて車両基地に向かう。駅の東が大野田、西が富沢で、平地の住宅地である。

周辺は複数の土地区画整理事業が段階的に施行されている。うち、当駅周辺は開業から遅れること7年後の1994年に「富沢駅周辺土地区画整理事業」が開始された。当駅は利用者が少ない状態が続いていたが、2011年(平成23年)3月11日東北地方太平洋沖地震東日本大震災)が発生すると、長町駅から当駅までの沿線は「ホットエリア」と呼ばれるほど不動産取引が活発化し[12]、新規の「富沢駅西土地区画整理事業」では震災の影響による住宅需要の高まりも見込んで計画が進められた[13]

利用状況[編集]

乗車人員推移
年度 一日平均乗車人員
2002 5,403
2003 5,433
2004 5,620
2005 5,769
2006 5,688
2007 5,420
2008 5,309
2009 5,238
2010 5,247
2011 5,616
2012 5,929
2013 6,112
2014 6,216
2015 6,635
2016 6,958
  • 2016年度(平成28年度)
    • 一日平均乗車人員:6,958人[14]
年度別一日平均乗車人員の推移(単位:人/日)

隣の駅[編集]

Sendai City Subway Logo.png 仙台市地下鉄
南北線
長町南駅 (N16) - 富沢駅 (N17)

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c 土地区画整理事業地区の一覧表(区別・換地処分順)(仙台市)
  2. ^ 住居表示 旧・新対照表(た~と) (PDF) (仙台市「仙台市の住居表示実施状況」)
  3. ^ 仙塩広域都市計画事業 仙台市富沢駅周辺土地区画整理事業(仙台市)
  4. ^ a b 富沢駅周辺地区 区画整理ニュース 第172号 (PDF) (仙台市都市整備局市街地整備部富沢駅周辺開発事務所 2016年10月7日)
  5. ^ a b c まちづくりの経緯(仙台市)
  6. ^ 地下鉄南北線の各駅に可動式ホーム柵を設置 (PDF) 『仙台市政だより』2009年12月号7頁
  7. ^ 富沢駅2階東側出入口の利用開始について 仙台市交通局(2009年12月17日)
  8. ^ 仙塩広域都市計画事業 仙台市富沢駅周辺土地区画整理事業 竣工記念誌 (PDF) (仙台市)
  9. ^ イクスカ出発進行 仙台市地下鉄で利用始まる Archived 2015年12月8日, at the Wayback Machine. 河北新報(2014年12月7日)
  10. ^ 建設の機械化 第370号 (PDF) (日本建設機械化協会 1980年12月25日発行) pp.3-9
  11. ^ a b c 富沢・長町南(昭56) (PDF) (仙台市「仙台市の住居表示実施状況」)
  12. ^ 東⽇本⼤震災後の宮城県不動産市場動向に関するアンケート調査結果 第11回調査(H28年6⽉1⽇時点) (PDF) (宮城県不動産鑑定⼠協会 2016年8月)
  13. ^ 富沢駅西土地区画整理事業について (PDF) (仙台市 2012年11月28日)
  14. ^ 仙台市地下鉄 駅別乗車人員の推移(平成28年度) (PDF) 仙台市交通局

関連項目[編集]

外部リンク[編集]