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金賢洙

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金 賢洙
各種表記
ハングル 김현수
発音: キミョンス
本人表記: Kim Hyun Soo
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金 賢洙(キム・ヒョンス)
Kim Hyun-Soo
斗山ベアーズ #50
基本情報
国籍 大韓民国の旗 韓国
出身地 ソウル特別市
生年月日 (1988-01-12) 1988年1月12日(36歳)
身長
体重
191 cm
97 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 外野手一塁手
プロ入り 2006年
初出場 KBO / 2006年9月2日
年俸 3億ウォン(2012年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

国際大会
代表チーム 大韓民国の旗 大韓民国
五輪 2008年
WBC 2009年
オリンピック
男子 野球
2008 野球

金 賢洙(キム・ヒョンス、1988年1月12日 - )は、韓国出身のプロ野球選手斗山ベアーズ所属の外野手

経歴

プロ入り前

信一高時代は2005年李栄敏打撃賞を受賞するほどの活躍を見せた。しかし、守備・走塁の実力は他の候補生に比べて劣っており、精神面も弱いとしてプロ野球チームのスカウトの評価は高くはなく、ドラフトで指名する韓国のプロ球団はなかった。そのため、2006年に申告選手(正式契約ではなく1軍の試合に出場できない選手。日本プロ野球の育成選手に近い)として斗山ベアーズに入団した。

プロ入り以降

その後正式な選手契約を結び2006年中に1軍出場を果たすと、2007年シーズンは開幕から1軍に登録され、99試合に出場して頭角を現した。

国際舞台でもその実力は遺憾なく発揮され、初の韓国代表選出となった2008年北京オリンピックでは、予選リーグの日本戦で9回表代打として起用され、岩瀬仁紀から決勝タイムリーを打った。

シーズンは持ち前の高い打撃技術に磨きがかかり、球種・コースに関係なく左右に打ち分ける打撃を披露。打率.357、168安打で首位打者、最多安打の2冠に輝いた。申告選手出身の選手としては初の首位打者だった。一方、韓国シリーズに出場するも対戦したSKワイバーンズに激しく警戒され、5試合でわずか1安打に抑えられた。斗山も2年連続でSK相手に韓国シリーズで敗れてしまい、本人も大きな挫折を味わった。

2009年ワールド・ベースボール・クラシックでは外野のレギュラーを占め、大会通算打率.393を記録し、大会ベストナインの指名打者部門を受賞した。

2009年シーズンも斗山の主力打者として大活躍し、自身初の20本塁打、100打点を記録、チームの打撃3冠王となり、2年連続の最多安打のタイトルを受賞した。驚異的に、安打を打つので韓国では彼を、機械熊と呼ぶようになった。

2010年シーズンも24本塁打、89打点の成績で斗山の打撃2冠王として活躍した。しかしポストシーズンでは準プレーオフ、プレーオフを通して打撃不振で、先発から外れることも多く、斗山のプレーオフ敗退の大きな要因となった。2011年シーズンは打率こそ下がったが4年連続で3割を記録し、チーム最多の91打点を記録するなど主力として活躍した。

年度別成績









































O
P
S
2006
1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
2007 99 319 87 19 3 5 32 33 5 2 26 5 46 12 3 .273 .337 .398 .735
2008 126 470 168 34 5 9 89 83 13 8 80 5 40 12 1 .357 .456 .509 .965
2009 133 482 172 31 6 23 104 97 6 6 80 4 59 7 3 .357 .452 .589 1.041
2010 132 473 150 29 0 24 89 88 4 8 78 6 64 9 3 .317 .420 .516 .936
2011 130 475 143 25 2 13 91 71 5 3 71 6 63 15 7 .301 .399 .444 .843
通算:6年 621 2220 720 138 16 74 405 372 33 27 335 26 272 55 17 .324 .419 .501 .920
  • 2011年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

獲得タイトル・記録

外部リンク