平和駅
平和駅 | |
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平和駅俯瞰(2004年6月) | |
へいわ Heiwa | |
◄H05 新札幌 (2.9 km) (2.2 km) 白石 H03► | |
所在地 | 札幌市白石区北郷1条12丁目 |
駅番号 | ○H04 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■千歳線 |
キロ程 | 54.4 km(沼ノ端起点) |
電報略号 | ヘワ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
2,608人/日(降車客含まず) -2011年度- |
開業年月日 | 1986年(昭和61年)11月1日 |
備考 |
札幌市内駅 *業務委託駅 *みどりの窓口 有 |
平和駅(へいわえき)は、北海道札幌市白石区北郷1条12丁目8にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)の千歳線の駅。駅番号はH04。
駅構造
1面2線の島式ホームを持つ地上駅である。以前は上下線内側の相対式ホームだったが、利用者増加にともない上下ホーム間に板を渡し一体化、島式ホームになった。また2005年にホーム上屋が設置された。
駅の両脇を函館本線の上下線が挟む形で隣接し、ここを境に千歳線と分岐する形となっているが、函館本線にホームは設置されておらず、千歳線専用の駅となっている。
駅の南側は札幌貨物ターミナル駅で、線路の両側は広大な引込線敷地で分断されているため、長大な連絡通路(柏山人道橋)を介して駅へ通じている。いわゆる橋上駅舎ではなく、階段直下の島式ホームの上に駅舎が設置されているという珍しい構造である。この構造は、幌向駅や上幌向駅とも似ている。
北海道ジェイ・アール・サービスネットが業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口(営業時間7時00分-18時40分)や自動券売機1台、簡易自動改札機2台、簡易Kitaca改札機が設置されている。管理駅・夜間連絡先は白石駅となっている。なお窓口営業時間外に不正乗車防止のため不定期に特別改札が実施される。
エレベーター・車イス対応型トイレ・オストメイト用設備がある。
1 | ■千歳線(上り) | 新札幌・北広島・千歳・新千歳空港・苫小牧方面 |
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2 | ■千歳線(下り) | 札幌・手稲・小樽方面 |
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南側から連絡通路の様子。先が見通せないほど長いのがわかる
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平和駅連絡通路(柏山人道橋)
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北側から駅の様子、階段の奥に見えるのはエレベータ用通路
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連絡口、利用者はここを通過する以外に駅に到達することは出来ない
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みどりの窓口と券売機
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改札口
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プラットホームと駅名標
駅周辺
北側は住宅街が広がる。南側は一帯が倉庫・物流拠点となっている。 線路の関係で駅の南北を自動車で行き来するには大きく迂回する必要がある。タクシー利用の際はどちら側の道路か示すことが勧められる。
- 北郷側(北側)
- 白石警察署北都交番
- 白石北郷二条郵便局
- 札幌信用金庫北都支店
- 川下公園
- 北海道札幌白石高等学校
- 北海道札幌白陵高等学校
- 札幌北都幼稚園
- 札幌市立北都中学校
- 札幌市立北都小学校
- 札幌市立東川下小学校
- 北海道中央バス「北郷2条13丁目」停留所(北13条北郷通沿い)
- 平和通側(南側)
- 札幌貨物ターミナル駅(日本貨物鉄道)
- 国道12号・国道274号(札幌新道)
- 道央自動車道大谷地インターチェンジ
- 北海道ノーモアヒバクシャ会館
- 「広島・長崎原爆資料展示館」として資料展示を行っている。
- 札幌団地倉庫
- 北海道中央バス「北柏山」停留所
利用状況
- 北海道旅客鉄道によると、2011年度の1日平均の乗車人員は約2,608人である
歴史
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 日本国有鉄道の平和臨時乗降場として開業。旅客のみ取扱い。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。同時に駅に昇格。
- 1998年(平成10年)7月1日 - 有人化(業務委託)。
- 2008年(平成20年)10月25日 - ICカードKitaca使用開始。
隣の駅
備考
- 平和の象徴である鳩を描いたオリジナルのオレンジカードが販売されている。
- 札幌貨物ターミナル駅の開業以前には踏切道があり、北郷側と平和通側とを自動車で往来することが可能であったが昭和42年12 月に国鉄貨物ヤードと札幌貨物ターミナル駅建設による踏切廃止論議が起き、地区住民は座り込みなどの強力な反対運動を展開したが踏切は廃止となり、その代替として昭和46 年10 月に北郷側と平和通側とを結ぶ初代・柏山人道橋(300m)が設けられた。その後近隣に札幌新道の白石高架橋が開通し、自動車での往来が再び可能になった。