フードテーマパーク

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新横浜ラーメン博物館

フードテーマパーク(Food Theme Park)は、一つの料理食べ物のジャンルに特化して、その専門店を集めたテーマパークである。

専門店の集め方には、全国からそのジャンルの有名店を集める場合と、出店する地域の店舗に限定する場合がある。

概要

新横浜ラーメン博物館などに端を発するテーマパークの形態で、屋内型施設の形態を取る場合が多い。単に専門店を集めただけの施設は「フードコンプレックス」と呼ばれるが、統一感のあるコンセプトにより通常の店舗では味わえない雰囲気を持っており、テーマパークと言われる所以である。

昭和レトロと極めて親和性が高く、昭和レトロの流行と軌を一にして発展したと言っても過言でない。この中で、横町をイメージしてあえて狭くした通路、ガラス駄菓子の陳列棚・ホーロー看板白黒テレビなどの小道具、セピア色から連想された茶色がかった照明、「大正レトロ」などの独特の丸みのある飾りフォントなどが、フードテーマパークの定番デザインとして定着していった。

フードテーマパーク自体は新横浜ラーメン博物館などが1994年頃から営業しているが、2000年以降は全国的に数が増え、テーマにする料理もラーメン餃子プリンパンと多様化している。

新鮮味を保つため、施設内の店舗はしばしば入れ替えが行われる。店舗の撤退はテナント側の都合によるもののほか、人気投票に基づくものもある。

ナムコ・ナンジャタウン(現:ナンジャタウン)を手がけているナムコバンダイナムコゲームス)には、これらの開発専門チーム「チームナンジャ」が設けられており、最盛期には多くのフードテーマパーク施設の開発に協力していた。

また、1990年代にマイカルグループが全国のマイカルタウンで展開していた海のルネッサンス、ドレミファタウングルメコート、粋族館などは、ファンタジー色が強く、他のフードテーマパークとは一線を画していた。

全国の主な施設

ラーメン

中華系

スイーツ系

その他

閉店した施設

()内の日付は閉鎖日。

脚注

注釈

  1. ^ 2009年5月6日閉店。

出典

関連項目