UFC 68

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
UFC 68: The Uprising
イベント詳細
シリーズ UFCPPV
主催 ズッファ
開催年月日 2007年3月3日
開催地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
オハイオ州コロンバス
会場 ネイションワイド・アリーナ
開始時刻 午後10時(ET
試合数 全9試合
入場者数 19,049人[1]
入場収益 2,741,000USドル[2]
PPV購入数 540,000件[3]
報酬総額 697,000USドル[2]
イベント時系列
UFC 67: All or Nothing UFC 68: The Uprising UFC Fight Night: Stevenson vs. Guillard

UFC 68: The Uprising(ユーエフシー・シックスティエイト:ジ・アップライジング)は、アメリカ合衆国総合格闘技団体「UFC」の大会の一つ。2007年3月3日オハイオ州コロンバスネイションワイド・アリーナで開催された。

UFC初のオハイオ州大会であり、メインイベントでは、ティム・シルビアランディ・クートゥアのヘビー級タイトルマッチが行われた。

大会概要[編集]

メインイベントのヘビー級タイトルマッチでは、約1年振りの復帰戦かつ約4年半振りのヘビー級戦となる挑戦者ランディ・クートゥアが王者ティム・シルビアを判定で破り、自身3度目となる世界ヘビー級王座に就いた。

また、メインイベント以外でも、本大会ではミドル級王座、ウェルター級王座からそれぞれ陥落したリッチ・フランクリンマット・ヒューズの再起戦もクローズアップされ[4][5]、いずれも白星でタイトル戦線に復帰を果たした。なお、プレリミナリィカードのPPV放送はなかった。

アーノルド・スポーツ・フェスティバルの中日に開催された本大会には、同フェスティバルの主催者からUFC開催を歓迎するコメントが寄せられた[4][5]

キャリア11戦全勝のジェイソン・ギリアムがUFCデビュー。

試合結果[編集]

プレリミナリィカード[編集]

第1試合 ライト級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ジェイミー・ヴァーナー vs. アメリカ合衆国の旗 ジェイソン・ギリアム ×
1R 1:34 チョークスリーパー
第2試合 ライト級 5分3R
ブラジルの旗 グレイゾン・チバウ vs. アメリカ合衆国の旗 ジェイソン・デント ×
3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
第3試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ジョン・フィッチ vs. アメリカ合衆国の旗 ルイージ・フィオラヴァンティ ×
2R 3:05 チョークスリーパー
第4試合 ライトヘビー級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 マット・ハミル vs. アメリカ合衆国の旗 レックス・ホルマン ×
1R 4:00 TKO(レフェリーストップ:パウンド

メインカード[編集]

第5試合 ライトヘビー級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ジェイソン・ランバート vs. ブラジルの旗 レナート・ババル ×
2R 3:36 KO(左フック)
第6試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 マット・ヒューズ vs. アメリカ合衆国の旗 クリス・ライトル ×
3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
第7試合 ミドル級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 リッチ・フランクリン vs. カナダの旗 ジェイソン・マクドナルド ×
2R終了時 TKO(コーナーストップ)
第8試合 ミドル級 5分3R
デンマークの旗 マルティン・カンプマン vs. アメリカ合衆国の旗 ドリュー・マクフェドリーズ ×
1R 4:06 肩固め
第9試合 UFC世界ヘビー級タイトルマッチ 5分5R
アメリカ合衆国の旗 ランディ・クートゥア vs. アメリカ合衆国の旗 ティム・シルビア ×
3R終了 判定3-0(50-45、50-45、50-45)
※クートゥアが王座獲得に成功。

各賞[編集]

ファイト・オブ・ザ・ナイト: ジェイソン・ランバート vs. レナート・ババル
ノックアウト・オブ・ザ・ナイト: ジェイソン・ランバート
サブミッション・オブ・ザ・ナイト: マルティン・カンプマン

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]