IT'S A WONDERFUL WORLD

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IT'S A WONDERFUL WORLD
Mr.Childrenスタジオ・アルバム
リリース 2002年5月10日
ジャンル ロック
時間 69分29秒
レーベル トイズファクトリー
プロデュース 小林武史
チャート最高順位
  • 週間最高順位1位(オリコン
  • 2002年5月度月間順位2位(オリコン)
  • 2002年度年間順位6位(オリコン)
  • 登場回数66回(オリコン)
ゴールド等認定
Mr.Children 年表
Mr.Children 1992-1995
Mr.Children 1996-2000
2001年
IT'S A WONDERFUL WORLD
2002年
シフクノオト
2004年

IT'S A WONDERFUL WORLD』(イッツ ア ワンダフル ワールド)は、Mr.Childrenの10枚目のアルバム2002年5月10日トイズファクトリーより発売。

[編集] 概要

オリジナルアルバムでは『Q』から約1年半ぶりのアルバム。

前作のベストアルバム『Mr.Children 1992-1995』『Mr.Children 1996-2000』はメジャーデビュー10周年を控えた一区切りの意味合いが強い作品だったのに対して、本作はメジャーデビュー記念日の5月10日に発売された。

ベストアルバム発売時から「優しい歌」などのレコーディングは開始していたが、ベストアルバムのプロモーションやそれらに伴うライブ活動も相まって、本作のレコーディングの時間が滞り、結果的にベストアルバムの発売が先行することになった。発売前は全13曲収録予定とされていたが、後に全15曲になった。

桜井も語っているように、久々に前向きな内容のアルバムになっており、仮タイトルを『この醜くも美しい世界』にしていたが、鈴木が「『DEAR WONDERFUL WORLD』の方が良い」と発言した(鈴木がアルバムタイトルに対し意見を出したのはこのときが初めてらしい)ことにより変更され、最終的に『IT'S A WONDERFUL WORLD』になった。また、メンバーは『BLUE TO BLUE』など複数のタイトル候補があったことを示唆している。

歌詞カードにはメンバーそれぞれが動物と触れ合っている写真があり、撮影時はスタジオに早く来たメンバーから動物を選べるようになっていたため、最も遅く来た中川が残されていたヘビと一緒に写真を撮ることになった。

ライブツアー「TOUR 2002 DEAR WONDERFUL WORLD」「TOUR 2002 IT'S A WONDERFUL WORLD」を本作発売後に開催予定だったが、桜井が小脳梗塞で入院したことにより全公演中止となった。約半年の療養期間を経て一夜限りの復活ライブ「TOUR 2002 DEAR WONDERFUL WORLD IT'S A WONDERFUL WORLD ON DEC 21」を開催した。

[編集] 収録曲

  1. overture
    「ノイズからの再生」というテーマで作られたインストゥルメンタル
    元々は「蘇生」とセットだったが長すぎるので別々になった。
  2. 蘇生
    アサヒ飲料「WONDA」CMソング、BBC EARTH製作映画「ライフ -いのちをつなぐ物語-」主題歌[1]
    コンサートでは定番の曲でライブツアー「Mr.Children "HOME" TOUR 2007」まで「overture」とセットで毎回欠かさず歌われていた。その後、2011年のライブツアー「Mr.Children TOUR 2011 "SENSE"」では、いわゆる「震災後」すぐのライブで本来のセットリストの1曲目「NOT FOUND」に差し替えて演奏された(2011年4月2日北海道公演~4月17日石川公演までの6公演)。
    演奏時間が約6分と長い曲で、つながっている前曲「overture」と組み合わせた場合は約8分になる。
    ラジオOAのみで「overture」が付いていないプロモーション用のバージョンが存在するが、こちらは一般には出回っていない。
  3. Dear wonderful world
    「It's a wonderful world」のサビがないバージョンで、演奏時間は2分余りと「overture」に次いで短い曲である。
    最後の部分は実際に桜井らが録音しに行ったものらしく、最後に「カプチーノお待たせしました」というウェイトレスの声が入っていて、店内に流れているBGMも聴こえる。
    曲間がほとんどなく、「one two three」と繋がっている。
  4. one two three
    タイトルはアントニオ猪木の有名な言葉に基づいており、曲の最後では実際にアントニオ猪木が引退する際の語りを入れている。
  5. 渇いたkiss
    男女の別れの瀬戸際を歌った曲で本来は「渇いた」ではなく「乾いた」を用いるべきだが、「渇望」という意味を持たせるために「渇いた」としている。
    仮タイトルは、「秋 〜オーギュメント〜」。
  6. youthful days
    21stシングル。
  7. ファスナー
    Mr.ChildrenとPVやライブ映像などで関わりの深い映像作家の丹下紘希は、この曲をモチーフに劇場用中篇映画「FASTENER」を撮影した。
    スガシカオの作風を意識して作られている。スガ本人も気に入っているらしく、ドキュメンタリー映画「Mr.Children / Split The Difference」ではスガと共演してこの曲が披露されているほか、Split The Differenceで披露したバージョンの新録版がスガのベストアルバム「SugarlessII」に収録された。
    歌詞の中に「ウルトラマン」「仮面ライダー」が登場する。
  8. Bird Cage
    なかなかうまくいかない恋人同士を鳥の番(つがい)に例えて歌った曲。
    演奏時間は本作最長の約6分30秒。
  9. LOVE はじめました
    打ち込みを多用した社会風刺の楽曲で、メンバー内では「POP はじめました」とも呼ばれている曲。
    本作発売時にはこの曲がCM曲として使われた。
  10. UFO
    メンバーは「本来収録予定じゃなかったのに何故か入っている曲」と語っており、本来はお蔵入りする予定であった。
    桜井は「『冷めかけたスパゲティー』というフレーズを歌いたかっただけ」と語っている。
  11. Drawing
    21thシングルのカップリング曲。
  12. 君が好き
    22ndシングル。
  13. いつでも微笑みを
    損保ジャパンCMソングで、起用されたのは発売から5年5ヵ月後の2007年10月からである。
    ap bank fes '11では桜井が口笛のパートを観客に歌わせる際に「いつでもほほえみの口笛のパートをご存知ですか?」と発言していることが確認できる。
    桜井は「橋幸夫さんと吉永小百合さんの『いつでも夢を』をイメージして作った楽曲」と語っており、それは詞の中でも明確に指している。
    CM放映開始直後に発売されたシングル「旅立ちの唄」のカップリングにこの曲のライブ音源が収録されている。
  14. 優しい歌
    20thシングル。
    当初はアルバムバージョンを製作していたが、結局シングルバージョンで収録された。
  15. It's a wonderful world
    タイトル曲。
    3曲目「Dear wonderful world」の続編で、ストリングスで始まり、バンドが入り、ストリングスで終わる。
    仮タイトルは「醜くも美しい世界」。
  • 作詞:桜井和寿(インストを除く全曲)
  • 作曲:桜井和寿(#2 - 15)、小林武史(#1)
  • 全曲編曲:小林武史 & Mr.Children

[編集] 脚注

  1. ^ Mr.Childrenの名曲「蘇生」がドキュメンタリー映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』の主題歌に決定!CDジャーナル、2011年6月22日閲覧
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