甘味料

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

甘味料(かんみりょう)とは、食品甘みをつけるために使われる調味料である。なお食品衛生法による食品の表示にあっては食品添加物のことである。

甘みに対する人間の欲求は非常に高く、古来より様々な方法で甘みを得る努力がされてきた。近年では、天然に存在しない人工甘味料も多数利用されている。

目次

[編集] 天然甘味料

食品中に微量に含まれている甘み成分を取り出し精製、濃縮したもので食品として取り扱われるもの。あるいは酵素処理等によって甘み成分を合成した既存添加物。一部には、特殊な処理を伴わず食品のままで甘味料として利用されるものもある。

[編集] 食品

糖などの一例。

[編集] 既存添加物

天然に存在する甘味料だが、人工的に合成される場合もある。代表的なもの。

[編集] 食品添加物の甘味料

食品に存在しない甘み成分を人工的に合成したもの。

[編集] 用途

古くは砂糖よりも製造コストが低い甘味料が菓子などに砂糖の代用として使用されたが、第2次世界大戦後にズルチン紫蘇糖チクロなどの毒性が問題になり相次いで使用が禁止された。

砂糖の数百倍程度の高甘味度を持つ添加物を使用すると食品の糖類含有量を減らすことができ、カロリーを抑える効果がある。近年では健康志向の高まりにより清涼飲料水・菓子・アルコール飲料などに利用されている。合成着色料・保存料などの食品添加物を敬遠する消費者でも人工甘味料に関しては比較的抵抗が少ないようである。

また、虫歯の原因とならない(あるいは虫歯を予防する働きがあると考えられている)キシリトールなどの糖アルコール類が歯磨き粉チューインガムに利用される。

[編集] 参考文献