デキストリン

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デキストリン
識別情報
CAS登録番号 9004-53-9
KEGG C00721
特性
化学式 (C6H10O5)n
モル質量 variable
外観 white or yellow powder
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

デキストリン (dextrin) は、数個のα-グルコースグリコシド結合によって重合した物質の総称で、かつては糊精(こせい)とも呼ばれた。デンプン加水分解により得られる。多糖に分類され、デンプンマルトースの中間にあたる。

性質[編集]

構造中に多数のヒドロキシ基を持つため水溶性である。ただし、分子量の増加とともに水への溶解性は低下していく(難溶性デキストリン)。生体内では、アミラーゼによってマルトースに分解され、最終的にグルコースとなるが、一部、アミラーゼによって分解しにくい成分があり、これを精製して得られる難消化性デキストリンは、整腸作用と食後血糖上昇抑制作用があることが報告されている[1]

利用[編集]

粉状化粧品の固形化や、エキスの顆粒化、粘度の調整、皮膚への吸着剤として用いられている。人体には、便秘解消やダイエットの効果もあるとされ、健康食品やスナック菓子類にも利用されている。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 大隈一裕、松田功、勝田康夫、岸本由香、辻啓介「難消化性デキストリンの開発」、『Journal of applied glycoscience』第53巻第1号、日本応用糖質科学会、2006年1月20日、 65-69頁、 NAID 10016738765

外部リンク[編集]