キシルロース

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キシルロース
DL-キシルロース
キシルロースのD体、L体
IUPAC名 D/L-threo-2-pent-2-ulose
別名 リキスロース
D/L-threo-ペンツロース
分子式 C5H10O5
分子量 150.131
CAS登録番号 D体[551-84-8], L体 [527-50-4]
形状 無色油状
比旋光度 [α]D −33(c = 2.5, 18 ℃, D体)[1]

キシルロース (xylulose) はケトース、五炭糖に分類される糖の一種。化学式は C5H10O5 で、自然界には L体、D体の両エナンチオマーがともに存在する。


代謝系においては、キシロースからキシロースイソメラーゼによる異性化、またはキシリトールからキシリトールデヒドロゲナーゼによる脱水素化により生成する。 その後キシルロキナーゼによってリン酸化されキシルロース5-リン酸となり、ペントースリン酸経路に入る。


L-キシルロースは五炭糖尿症患者の尿に蓄積する。 L-キシルロースは D-グルコースと同様に還元糖としての反応を持つため、五炭糖尿症患者は昔、糖尿病であるという誤った診断を下されることがあった。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  1. ^ Merck Index 14th ed., 10088.