チクロ
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| サイクラミン酸ナトリウム | |
|---|---|
| IUPAC名 | N-シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウム |
| 別名 | チクロ |
| 分子式 | C6H12NNaO3S |
| 分子量 | 201.22 g/mol |
| CAS登録番号 | [139-05-9] |
| 形状 | わずかにベージュ色を帯びた板状結晶 |
| 融点 | >300 °C |
チクロ(サイクラミン酸ナトリウム)は、人工甘味料のひとつ。IUPAC名はN-シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウム sodium N-cyclohexylsulfamate。甘さは砂糖の30倍から50倍といわれる。後味が、特に高濃度の場合、僅かに苦いが、サッカリンやアセスルファムカリウムほどではなく、それらの高甘味度甘味料に比べてすっきりした砂糖に近い甘味をもつ。
[編集] 危険性
チクロはFDAにより発癌性や催奇形性の疑いが指摘がされたため、アメリカや日本は1969年に相次いで食品添加物の指定を取り消し、使用が禁止された。しかし、これらの結果を否定する研究結果もあり、EU圏、カナダ、中国など55ヶ国以上で現在でも使用されている。このように各国の食品行政の対応が異なるため、しばしば輸入食品回収事件の原因となっている。
日本においては1969年の使用禁止をきっかけに、多くの食品・菓子で甘味料が変更される事になった。この当時には、砂糖のみを使用した商品では砂糖使用であることを明示するためラベルに「全糖」という表示が付けられた。しかし、味が変化したり、安価なチクロが使えなくなった事による価格上昇で売上を落とし、姿を消した商品も少なくない。他方で、これを機に砂糖や天然由来の甘味料、アミノ酸ベースの甘味料に切り換え、現在に至るまで販売されている商品もある。

