催奇性
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催奇性(さいきせい、英語Teratogenesis)とは、ある物質が生物の発生段階において奇形を生じさせる性質、作用のこと。
催奇性をもつ物質が人体に取り込まれた場合、胎児に奇形を生じる危険があるため食品や医薬品の催奇性については重大な注意が払われている。しかし、1957年に発売された睡眠薬サリドマイドの催奇性は数千人とも言われる奇形児を産み出すこととなった。当時一般に用いられていた実験動物のマウスやラットでは催奇性が見られず、ウサギを用いた試験で初めて危険性が明らかになったのである。この悲劇を教訓として催奇性の評価はさらに厳密に行われることとなった。
また、ベトナム戦争で米軍の使用した枯葉剤はベトナム全土に健康被害をもたらしたといわれている。このときの催奇性の原因として、枯葉剤に不純物として含まれていたダイオキシンによるものではないかとの説がある。ダイオキシンは動物実験で奇形を起こすことが確認されたためである。しかしセベソ事故では、より高濃度であるダイオキシンの暴露によっても奇形児が誕生しなかったことから、異論も生じている。
また近年アメリカ軍が砲弾や装甲材に使用している劣化ウランも催奇性に対する疑惑が持たれている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
http://www.stopusa.be/scripts/texte.php?section=CL&langue3&id=24471
http://www.monde-solidaire.org/spip/article.php3?id_article=2295

