「ふしぎ遊戯」の版間の差分
Shiroi-bakeneko (会話 | 投稿記録) |
Shiroi-bakeneko (会話 | 投稿記録) |
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:*:制作時のミスで第一章は「ふしぎイタズラ」と読まれたが、第二章以降は「ふしぎアクギ」。 |
:*:制作時のミスで第一章は「ふしぎイタズラ」と読まれたが、第二章以降は「ふしぎアクギ」。 |
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=== ふしぎ遊戯 -永光伝- === |
=== ふしぎ遊戯 -永光伝-(OVA3) === |
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小説「ふしぎ遊戯外伝」7&8巻をアニメ化したOVAシリーズ。全4巻。 |
小説「ふしぎ遊戯外伝」7&8巻をアニメ化したOVAシリーズ。全4巻。 |
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2012年3月29日 (木) 15:47時点における版
ふしぎ遊戯 | |
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ジャンル | 異世界ファンタジー漫画 |
漫画 | |
作者 | 渡瀬悠宇 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 少女コミック |
レーベル | フラワーコミックス |
発表期間 | 1992年 - 1996年7月26日 |
巻数 | 全18巻 |
小説:ふしぎ遊戯外伝 | |
著者 | 原作:渡瀬悠宇、作:西崎めぐみ |
イラスト | 渡瀬悠宇 |
出版社 | 小学館 |
レーベル | 小学館パレット文庫 |
刊行期間 | 1998年1月 - 2005年6月 |
巻数 | 全13巻 |
アニメ | |
原作 | 渡瀬悠宇 |
監督 | 亀垣一 |
シリーズ構成 | 浦沢義雄 |
キャラクターデザイン | 北山真理、本橋秀之 |
音楽 | 本間勇輔 |
アニメーション制作 | ぴえろ |
製作 | テレビ東京・読売広告社・ぴえろ |
放送局 | テレビ東京(他、#放送局参照) |
放送期間 | 1995年4月6日 - 1996年3月28日 |
話数 | 全52話 |
OVA:オリジナルビデオシリーズ ふしぎ遊戯 | |
原作 | 渡瀬悠宇 |
監督 | 亀垣一 |
キャラクターデザイン | 本橋秀之 |
アニメーション制作 | スタジオぴえろ |
製作 | バンダイビジュアル、スタジオぴえろ ムービック |
発表期間 | 1996年10月25日 - 1997年2月25日 |
話数 | 全3巻(全3話) |
OVA:ふしぎ遊戯 第二部 | |
原作 | 渡瀬悠宇 |
監督 | 亀垣一 |
キャラクターデザイン | 本橋秀之 |
アニメーション制作 | スタジオぴえろ |
製作 | バンダイビジュアル、スタジオぴえろ ムービック |
発表期間 | 1997年5月25日 - 1998年10月25日 |
話数 | 全6巻(全6話) |
OVA:ふしぎ遊戯 -永光伝- | |
原作 | 渡瀬悠宇、西崎めぐみ |
監督 | 島崎奈々子 |
キャラクターデザイン | 本橋秀之 |
アニメーション制作 | ぴえろ |
製作 | 小学館、ぴえろ、FCC PIONEER ENTERTAINMENT |
発表期間 | 2001年12月21日 - 2002年6月25日 |
話数 | 全4巻(全4話) |
ゲーム:ふしぎ遊戯 朱雀異聞 | |
ゲームジャンル | 女性向け恋愛ADV |
対応機種 | プレイステーション2 |
発売元 | アイディアファクトリー |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2008年5月29日 |
ゲーム:ふしぎ遊戯DS | |
ゲームジャンル | 女性向け恋愛ADV |
対応機種 | ニンテンドーDS |
発売元 | アイディアファクトリー |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2009年6月25日 |
関連作品 | |
テンプレート - ノート |
Template:漫画 は 廃止されました |
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『ふしぎ遊戯』(ふしぎゆうぎ)は、渡瀬悠宇による日本の少女漫画作品。また、それを原作としたテレビアニメ。
1992年より『少女コミック』(小学館)に連載された。コミックス全18巻。完全版全9巻。文庫版全10巻。
略称はふし遊。時には不思議遊戯と誤った表記をされる。また、朱青または朱雀とも呼ばれる。
概要
本作品は、古代中国の四神や二十八宿などを題材とし、主要な登場人物の名前は、二十八宿から取られている。また、主人公や国名なども五行説に則って命名されている。身体の文字などは里見八犬伝がルーツとなる。
- TVアニメ:1995年4月6日 - 1996年3月28日、テレビ東京系列(全52話)。
- CDブック:全5巻(1993年 - 1996年)。
- 外伝小説:パレット文庫より多数。
- PS2用ゲーム:2008年5月29日にオトメイトより、ふしぎ遊戯 朱雀異聞のタイトルにて発売された。
- 2003年より新シリーズ『ふしぎ遊戯 玄武開伝』の連載がスタート。単行本10巻まで(2011年6月)。ドラマCD化及びゲーム化もされている。
- 全シリーズの販売累計は2000万部を超えている。
- 完全版の応募者全員サービスはCDブックの声優による復刻版キャラクターソングであった。
- 2010年 幻想少女アドベンチャーふしぎ遊戯として舞台化
ストーリー
受験を間近に控えた中学3年生の夕城美朱と親友・本郷唯は、『一人の巫女が七星士を揃えて聖獣を召喚し、どんな願いも叶えられるようになる』という序文に釣られて開いた、図書館の立ち入り禁止区域で見付けた四神天地書という書物の中に吸い込まれてしまい、古代中国に似た異世界・四正国の紅南国に降り立ち、鬼宿と出会う。すぐに現実世界に戻った二人だったが、その後母親と口論して飛び出した美朱は、逃避から再び本の世界へ入ったものの、自分の世界への戻り方が分からず帰れなくなってしまう。かくして美朱は、軍事大国・倶東国の前に苦境に立たされていた若き皇帝にして朱雀七星士・星宿の紅南国を守り、自分の世界へ戻る為、朱雀の巫女となる。やがて美朱は、それぞれの国に点在する七星士を揃えるべく、また戻り方を探す為に訪れた太極山で太一君の助言と、美朱の行方不明を聞き付けた唯の助けで、なんとか現実世界に帰還する。が、入れ替わりに唯が本に吸い込まれた事で、彼女を連れ戻し、朱雀七星士と共に朱雀の力で紅南国を平和に導くべく、兄・夕城奎介の制止を振り切って本に戻ってしまう。やがて美朱は、七星士の一人であった鬼宿と強く惹かれ合うようになる。
本に吸い込まれて倶東国に降りた唯は、ゴロツキに襲われた所を青龍の巫女と気付いた青龍七星士心宿に助けられる。だが青龍の力の独占を狙う心宿は、美朱に見捨てられた為に強姦されたと唯を騙して、敵対させるよう仕向けた。こうして唯は心宿と、策略により朱雀を妨害しながら青龍を召喚する旅に出る。心宿の策略により、朱雀・青龍とも七星士達が次々と命を落としていく中、一度は不可能かと思われた聖獣召喚であったが、過去に現れた玄武、白虎の巫女達の残した神座宝を集めれば巫女単体でも聖獣を呼び出す事が可能と知らされる。
最終的にこの争いを制したのは、青龍側であった。聖獣を召喚した唯は、青龍への第一の願いで朱雀を封印。続く第二の願いで美朱を本の世界から追放し、唯と美朱は現実の世界に帰還する。しかし美朱を想うあまり、鬼宿も本の世界から現実世界へと現れた。そこでようやく、鬼宿は自分が虚構の存在であり、今までの出来事全てが、美朱と唯には全て現実とは何ら関係のない架空の出
来事に過ぎなかった事を知る。
一方、美朱が本に吸い込まれた間、浮き上がる文面や媒体の美朱のリボンにより、四正国や美朱の言動を追い掛けていた奎介も美朱と唯を助けるべく、現実世界で奔走していた。奎介は友人の梶原哲也と四神天地書とその訳者・奥田永之助を調べ始めるが、しかし二人が辿り着いたのは、その娘の奥田多喜子が元玄武の巫女であった事実と、奥田親子の非業の死であった。更に奎介と哲也は、本から無事巫女の役目を遂げて帰還した元白虎の巫女・大杉鈴乃より“巫女とは生贄であり、聖獣は願いを叶える代わりに巫女の体を喰らう。但し巫女が強い心の持ち主ならばその限りでない”と突き止め、現実で合流した美朱に告げる。しかし既に召喚で青龍に体を蝕まれていた唯は、助けを求めた美朱より生贄の事実を知らされ、ショックを受ける。その時、紅南と倶東の両国を窮地に落とした心宿、唯を追って現実に現れた。鬼宿の助けを得た見朱が辛くも唯を助け出した事で、ようやく心宿の本心に気付いた唯は、最後の願いで朱雀を呼び出す力を美朱に与え、青龍に取り込まれてしまう。
朱雀を招喚した美朱は、第一の願いで唯を取り戻した後、第二の願いで青龍を封印。世界を破滅から救い、最後の願いで鬼宿と決して離れない事を願った美朱は、現実世界へと戻って数カ月後。
奎介の連れて来た後輩、鬼宿の記憶と誓いの指輪を持つ宿南魏と再会する。
第二部(OVA2参照)では高校生になった美朱が、学校行事で訪れた高松塚古墳で朱雀と再会。救いを求める声と魏に迫る危機を知らされ、鬼宿の記憶を探して魏と再び本の世界へ旅立つ。しかしその頃、美朱の高校や奎介達の大学には妖しい影が迫りつつあった。
登場人物
メディアミックス展開のため、声優のキャスティングが複数存在する。
- 朱雀・青龍・玄武周辺については(アニメ版/CDブック版)の順。
- 朱雀・青龍のPS2用ゲーム担当声優についてはゲームの項を参照。
- 白虎はアニメ版の声優。
- 玄武は『玄武開伝』として起用された各メディア別の声優については玄武開伝の項参照。
- 夕城美朱(ゆうき みあか)
- 声 - 荒木香恵/日高のり子
- 年齢 - 15歳(第一部:受験間近の中学3年生→第二部:高校1年生)
- 誕生日 - 5月12日生まれ(牡牛座)、血液型 - B型
- 常に明るく大らかで前向き、どんな時も食欲を忘れない主人公。四神天地書に吸い込まれ、どんな願いも叶うという言葉に釣られて、合格の危うかった志望校に受かりたい一心で朱雀の巫女を引き受ける。元の世界に帰るため朱雀七星士を集める旅に出る。両親が離婚し、女手一つで苦労しながら自身に期待を寄せる母と、大学生の兄との3人暮らし。母に応え、また幼馴染みの唯と一緒に居たいとの思いから難関進学校・城南高校入学を目指して努力しているものの、模試や予備校の成績は芳しくない。その事から、しばしば母との衝突が続いている。
- 第二部では母が再婚。唯と同じ進学先に進み、大学生の魏(鬼宿)と付き合っている。最終的には魏と結婚し、子供を儲けた。
- 当初はリボンを飾った二つ分けのお団子頭、リボンを奎介に託して後はお団子頭を元にしつつコロコロとヘアスタイルを変更していた。が、TVアニメ版では奎介との媒体が美朱の髪とされ、当初のもので一貫している。第二部では、ウエーブの掛かったロングヘア。
- 本郷唯(ほんごう ゆい)
- 声 - 冬馬由美/山崎和佳奈
- 年齢 - 15歳(第一部:受験間近の中学3年生→第二部:高校1年生)
- 誕生日 - 10月26日生まれ(蠍座)
- もう1人の主人公で、美朱の親友。成績優秀で常に堂々とした、強気な美人。1度美朱と共に本に吸い込まれた事で、青龍の巫女になってしまう。美朱の危機を救った際、入れ替わりで降り立った東国で襲われた事で、心宿の謀略によりレイプされたと信じ込んでしまい、心惹かれた鬼宿が美朱と想い合うようになった事もあって、美朱への憎悪を燃やすようになる。
- 第2部では、ショートカットだった髪をセミロングに伸ばし、常に左耳に心宿のビアスを身に付けている。美朱との仲はすっかり修復して同じ進学先に進み、大学生の哲也と交際中。
- 夕城奎介(ゆうき けいすけ)
- 声 - 三木眞一郎/飛田展男
- 誕生日 - 1月3日生まれ(山羊座)
- 中国哲学を専攻する大学生で、美朱の兄。母の期待を一身に向けられ、ひたすら抑圧を受けている妹の身をかねてより案じていた。美朱に媒体を託され、現実世界に戻る手掛かりであり、通信が出来る唯一の繋ぎとなる。また、美朱が本に入ったのを目の当たりにした事で、四神天地書に疑問を感じ、哲也を巻き込んで独自に調べ上げる。外見的には違うものの、前向きで呑気な点など、性格的に美朱と似ている模様。
- 第二部では魏の大学の先輩であり、同校で知り合った神代魅に惑わされてしまう。
- 梶原哲也(かじわら てつや)
- 声 - 成田剣/森川智之
- 誕生日 - 9月21日生まれ(乙女座)
- 常にサングラスをしておチャラけた、奎介の友人。奎介に協力した四神天地書の調査で、奥田永之助の書簡を発見し鈴乃と面会する。
- 第二部では唯の彼氏として、七星士達の死を思い出して深い罪悪感に沈む唯を、そっと支える。
朱雀 紅南国(こうなんこく)
朱雀を守護神ととし、四正国の内南に位置する最も小さく温暖な気候の国。その為、倶東国の脅威に晒されている。朱雀の象徴色は朱。その為、朱雀七星士の体に出る文字の色は赤色。
- 鬼宿(たまほめ)/琮鬼宿(そう きしゅく)
- 声 - 緑川光/関俊彦
- 字 - 「鬼」の字で額
- 年齢 - 17歳、身長 - 180cm
- 誕生日 - 6月28日生まれ(蟹座)、血液型 - O型
- 美朱と唯が街中で絡まれていた所を助けた、初めて出会った朱雀七星士。字によって幼い頃は、“おばけちゃん”と呼ばれ馬鹿にされていたのを見兼ねた奎宿が、幼い鬼宿に教えた拳法を得意とする。後に太一君から、気を放つ技も習得する。家族思いで、病弱な父に代わって幼い弟妹達を養おうと都によく出稼ぎに来ている為に大変な守銭奴だが、朗らかな気の良い青年。母が末妹を出産した後に他界したので、特に末妹を可愛がっている。紆余曲折の末に宿南魏として現実世界に転生し、美朱と結ばれる。
- 宿南魏(すくなみ たか)
- 年齢 - 18歳(誕生日、身長、血液型は鬼宿と同じ)
- 鬼宿が現代に転生した姿。奎介と同じ大学に入学し、後輩になった事で、美朱と再会した。両親と弟1人、妹1人。今でもお金が大好きでバイトに精を出しては、部屋に小銭の瓶詰めを着々と増やしている。鬼宿だった頃の記憶が、所々抜け落ちている様子。
- 星宿(ほとほり)/彩賁帝(さいひてい)
- 声 - 子安武人/松本保典
- 字 - 「星」の字で左の首筋
- 年齢 - 18歳、身長 - 182cm
- 誕生日 - 4月2日生まれ(蟹座)、血液型 - A型
- 朱雀七星士にして英明且つ誠実な、紅南国の若き皇帝。剣を使った戦闘を主に得意とし、後には太一君から神剣を授かる。女性と見紛う美形だが、極端なナルシスト。君主となる為に母より、一般の子供とはかけ離れた厳しい幼少期を送らされており、そんな中で聞いた朱雀の巫女に心の拠り所を得ていた事から、美朱の朗らかさに心癒され求婚する。結局美朱と鬼宿の想いの強さを認め、二人の幸せを側で見守るに至り、后には鳳綺(後述)を娶る。倶東国の軍勢が攻め寄せる中、七星士としての能力を封じられたまま赴いた戦場で心宿との戦闘の末、殺される。
- 第二部では既に故人であり、鳳綺との間に跡取りを一人授かったものの、何故か転生が出来ないという不可解な事態が発生し、霊魂として太極山に身を寄せている。
- 柳宿(ぬりこ)/迢柳娟(ちょう りゅうえん)
- 声 - 坂本千夏/高山みなみ
- 字 - 「柳」の字で左胸元
- 身長 - 166cm
- 誕生日 - 3月10日生まれ(魚座)、血液型 - B型
- 星宿を慕い後宮で暮していた朱雀七星士で、一見すると美女だが、実は病死した双子の妹・康琳を偲んで女装している青年。自身の数倍はある岩をも軽々と持ち上げられる、怪力の持ち主。太一君から力を増幅させる腕輪を授かり、本気になると腕輪は手甲に変化する。かつては星宿との仲を嫉妬して美朱を虐めていたが、物事にこだわらない性格で、やがては美朱の良き相談相手にして、気兼ねなく接する事が出来る親友のような七星士となる。女として星宿を想いながらも、男として美朱を想う。玄武の神座宝が納められていた黒山で殿として、尾宿と1人戦い死亡。
- 第二部では既に故人であり、何故か転生が出来ないという不可解な事態の為に、星宿らと共に霊魂として太極山に身を寄せているが、力を発揮する時のみ、生者である美朱達に触れられる。従って、ツッコミを受ける鬼宿や、特によくボケる翼宿は大ダメージを負っている。
- その包容力や性格などから、鬼宿以上の読者人気を誇る。
- 井宿(ちちり)/李芳准(り ほうじゅん)
- 声 - 関智一/山口勝平
- 字 - 「井」の字で右膝
- 年齢 - 24歳、身長 - 175cm
- 誕生日 - 5月21日生まれ(牡牛座)
- 変身や分身・瞬間移動など多様な術を誇る最年長の朱雀七星士。それ故に、何かと朱雀七星士達のフォローやストッパー、相談役になりがち。後に太一君から、術の力を高める首飾りを授かる。通常時の語尾は『〜なのだ』であり、声も甲高くよく二頭身になる僧侶。常に笑顔(正確には糸目)を絶やさないが、実はこれは仮面であり、真面目・深刻な話の折に仮面を外した素顔には、親友を助けようとして負った目の大きな傷が残る。この大洪水によって、その親友を含め家族や近しい人全てを失い、天涯孤独の身の上。
- 第二部では、朱雀七星士の数少ない生き残りだが、敵・天罡の放った地煞四天王(後述)の一人が因縁の親友であり、洪水に流される親友は助けられなかったのか、婚約者を寝取られた恨みから見捨てたのではないかという自責の念に、再び苦しむ事になる。
- 本名の苗字は小説版のみ記載。
- 翼宿(たすき)/候俊宇(こう しゅんう)
- 声 - 林延年/矢尾一樹
- 字 - 「翼」の字で右腕
- 年齢 - 17歳、身長 - 178cm
- 誕生日 - 4月18日生まれ(牡羊座)、血液型 - B型
- ハリセン状の武器・鉄扇による炎攻撃を操る、朱雀七星士。太一君により鉄扇は金色に輝く立派なものへと変化したものの、それにより目が眩んだ鬼宿に盗られそうになる。紅南国の関西弁を使う地方の山賊の頭の最有力候補で、内輪でのニックネームは幻狼。後に、頭の座は幼馴染みである親友が、代々伝授されてきた鉄扇は翼宿がと、分け合う形になる。喧嘩っ早い熱血漢だが、男気に溢れ人情に厚く、涙脆いお人良し。その裏表のない性格から、素直過ぎるく空気を読まない発言をしては、主に柳宿の鉄拳を食らう。女傑揃いの女系一家で育った為か、やや女性が苦手。
- 第二部では、朱雀七星士の数少ない生き残りとして美朱と魏の石探しの旅に同行する内、美朱を意識した部分を飛皋に欲望として増幅され、利用されてしまう。
- 軫宿(みつかけ)/妙寿安(みょう じゅあん)
- 声 - 石井康嗣/小杉十郎太
- 字 - 「軫」の字で左掌
- 年齢 - 22歳、身長 - 199cm
- 誕生日 - 5月7日生まれ(牡牛座)、血液型 - O型
- 朱雀七星士一の大柄且つ寡黙な、唯一の治癒能力の使い手。治癒能力は自身の体力・精神力を酷使するようで、一日にあまり頻繁には使えない。太一君から授かった聖水は、漬けた手で治療すると服まで再生し、飲むと体力・回復力を向上させる。名医と持て囃され、遠方への診察も請け負った事で最愛の人の発病に間に合わず、病死させてしまった事に絶望し、人里離れた山深くで猫のたまと共に隠棲していた。戦場にて、青龍七星士達との戦闘の傷を抱えながら、最期の力で赤子を治癒して命尽きる。
- 第二部では既に故人であり、何故か転生が出来ないという不可解な事態に遭遇している。
- 張宿/王道煇(ちりこ/おう どうくん)
- 声 - 川上とも子/折笠愛
- 字 - 「張」の字で左足の甲
- 年齢 - 13歳、身長 - 148cm
- 誕生日 - 3月19日生まれ(魚座)、血液型 - A型
- 朱雀七星士中最年少ながら、優秀な成績で科挙に合格した少年。七星士としての能力の知力や冷静な言動は字が出ている間だけのもので、その制御が出来ないという不安定な状態。普段は臆病でおっとりとした、小柄な体型。七星士集めの噂を耳にはしていたが、字の出ない時期が長く続き、恐怖心からなかなか名乗りを挙げられずにいた。本人は字の出た時と、そうでない時のギャップに非常にコンプレックスを覚え、男らしさに憧れている。太一君からは巻物を授かる。字が消えていた隙に箕宿に体を乗っ取られ、これを滅しようと自ら命を絶つ。
- 第二部では既に故人であり、何故か転生が出来ないという不可解な事態に遭遇している。
- 太一君(たいいつくん)
- 声 - 京田尚子/水原リン
- 極一部の者だけが辿り着けるという太極山に住み、四神天地書の世界を治める天帝。普段は老婆の姿で、巫女と七星士を導く存在。
- 娘娘(にゃんにゃん)
- 声 - 氷上恭子
- 太一君と太極山に住む、幼女姿の複数人居る女神。太一君に代わり、美朱達の手助けをする事もある。
- たま
- 軫宿の連れている猫。名付け親は美朱。単独行動をする美朱に一時付いていた折の事を、鬼宿にジェスチャーで伝えようとする等の器用さを持つ。原作第一部のギャグ担当。
- 少華(しょうか)
- 声 - 榊原良子
- 死人を生き返らせると評判の、儚げな女性。その口付けで死人を蘇生する力を持ち、山奥の貧しい無医村では流行病の苦しみから、死んで彼女の蘇生を望む者が後を絶たないが、村を出るとその力を失ってしまうと言う。しかし実は、とうに亡くなった軫宿の恋人であり、寂しさから妖魔が憑依し、村人達をゾンビ化してしまっていた。
- 鳳綺(ほうき)
- 声 - 坂本千夏/高山みなみ
- 星宿の后で、柳宿に瓜二つの顔をした美女。後に跡取りの皇子を生む。
青龍 倶東国(くとうこく)
青龍を守護神とし、四正国の内東に位置する軍事大国。首都は春封(しゅんふう)。青龍の象徴色は青。その為、青龍七星士の体に出る文字の色は青色。
- 心宿(なかご)/アユル
- 声 - 古澤徹/置鮎龍太郎
- 字 - 「心」の字で額
- 年齢 - 25歳、身長 - 193cm
- 誕生日 - 11月17日生まれ(蠍座)
- 青龍七星士にして倶東国将軍であり、国内の兵力の大部分を掌握している。気を操るが、武人としての剣の腕前も見事なもの。幼い頃から金髪碧眼の異民族として迫害を受け、ある日襲ってきた兵を前に初めて七星士としての力に目覚めたものの、強大すぎるその力で母親をも殺める。七星士として保護する名目で連れて行かれた宮殿では、倶東国皇帝の慰み者でもあった。その経歴から世界全てを憎悪し、倶東国の世界征服や唯に従うと見せ掛け、自己の為に青龍召喚を狙っている。自分と違い、巫女達は自分達の世界から逃げ出した存在であるとして、唯に対しても形式上敬っているだけであり、献身的だった房宿も含め自分以外は信用していない。鬼宿との戦いの末に死亡し、常時身につけていたピアスは、唯に受け継がれた。
- 本名は小説版でのみ記載。作者の一番のお気に入りキャラで、短編パロディ『心宿しっかりしなさい!』二編の主人公。
- 亢宿(あみぼし)/武亢徳(ぶ こうとく)
- 声 - 上田祐司/岩永哲哉
- 字 - 「亢」の字で右肩
- 誕生日 - 8月26日生まれ(乙女座)
- 角宿の双子の兄で、弟想いの優しい性格の青龍七星士。笛を媒介にして口から気を発し、美しい音色で人を穏やかにさせる一方、発狂させ殺す事も出来る。張宿を騙って美朱一行に近付き、朱雀招喚を失敗に追い込んだ。追い詰められて川に転落したものの、息子を亡くした老夫婦に助けられた事で懐可として養子となっていた。その身を案じた弟により、全ての記憶を失って老夫婦の元に戻され、青龍七星士の唯一の生き残りとなる。
- OVAにおいては、危機に陥った唯を助けたいと望んだ弟の願いを叶えるべく、角宿の魂をその身に降臨させる。
- 角宿(すぼし)/武俊角(ぶ しゅんかく)
- 声 - 上田祐司/岩永哲哉
- 字 - 「角」の字で左肩
- 誕生日 - 8月26日生まれ(乙女座)
- 亢宿の双子の弟で、青龍七星士。暗器・流星錘(りゅうせいすい)を使って攻撃する。幼くして両親を失い、兄と2人で苦労して育った事で、兄の為なら人殺しさえ厭わない、猪突猛進型。心宿の入れ知恵から、鬼宿の家族を惨殺した。兄以外で初めて優しく接してくれた唯に、仄かな恋心を寄せていた。鬼宿に敗れ、戦死亡した。
- 房宿(そい)/白花婉(はく かえん)
- 声 - 田中敦子/折笠愛
- 字 - 「房」の字で左太腿
- 誕生日 - 10月30日生まれ(蠍座)
- 雷を操る青龍七星士[1]。心宿と肉体関係にあるが、房中術で気の力を与るものであり、回復の補助。幼い頃に娼館から脱走し、連れ戻されようとした際に心宿に助けられて以来、彼を慕っている(結局娼館に連れ戻され、娼婦となる)。その為、心宿の前と鎧を身に纏う戦闘時では言葉遣いも異なり、最後は心宿を庇って討たれる。当初はマントで全身を隠していたが、切れ長の目に長身、長い髪を横で一つに結い上げ、鎧に身を包んでいた。心底では、美朱の事を認めている。
- 原作者の次作妖しのセレスのセレスと容貌が似た事から、短編『心宿しっかりしなさい!』では、房宿役の女優がドラマのセレス役のオーディションを受けに行くギャグが描かれている。
- 氏宿(とも)/芸名:羅軍
- 声 - 飛田展男
- 字 - 「氏」の字で右下腹部
- 誕生日 - 10月13日生まれ(天秤座)
- 貝を使って幻覚に他者を閉じ込める能力を持ち、鞭も扱う青龍七星士。美朱憧れのクラスメイトとして恋人になるという幻覚で、美朱を惑わした。貝に複写した他人の記憶を、後に上映する事も出来る。幼い頃に旅の劇団一座で育った為、独特の美意識を持った派手な隈取りの化粧を常時しているが、実は美形。心宿を慕う男色家。亢宿を殺そうとして、角宿に殺害される。
- OVA第一部で復活し、美朱達に挑戦するが、皮肉にも慕っていた心宿によって阻まれる。
- 尾宿(あしたれ)
- 声 - 大友龍三郎/古田信幸
- 字 - 「尾」の字で右腰
- 誕生日 - 11月21日生まれ(蠍座)
- 巨体から繰り出す怪力と、鋭い爪と牙での攻撃が主な青龍七星士。狼の血が流れる人間で、獣のような姿から見世物にされていた所を、心宿に拾われる。柳宿との戦いで、人間としては死亡するが狼の部分で蘇り、美朱が手にしていた玄武の神座宝を掠め盗って心宿の元へ戻ったものの、その場で殺される。
- 箕宿(みぼし)
- 声 - 中沢みどり
- 字 - 「箕」の字で襟首
- 誕生日 - 12月4日生まれ(射手座)
- 何年も昔から、他人の体に憑依し魂だけで生き続けて来た邪法使いの青龍七星士。美朱達と出会った時は大寺院の法王で、外見は赤子。張宿に憑依したが彼の精神力に負け、諸共に落命させられる。
白虎 西廊国(さいろうこく)
白虎を守護神とし、四正国の内西に位置する、砂漠などが北アフリカ~中東を思わせる国。白虎の象徴色は白。その為、白虎七星士の体に出る文字の色は白。
- 大杉鈴乃(おおすぎ すずの)
- 声 - 中沢みどり
- 白虎の巫女。奥田永之助の親友・大杉高雄を父に持つ。婁宿とは相思相愛の仲であったが、白虎召喚は果たしたものの西廊国に留まる事が叶わず、生死を共にする事を誓い合って現実世界に戻る。
- 婁宿(たたら)/カサル=ツォニェ
- 声 - 山野井仁
右手の甲に「婁」の字を持つ。植物を操る。
- 誕生日 - 3月21日生まれ(牡羊座)
- 鈴乃とは相思相愛の仲だった、白虎七星士。鈴乃と本の世界で共に生きる事が叶わなかった為、術で肉体の時間を止めて、形見である神座宝を守り続ける任に就いている。しかしその術上、廟を出ると急激な負荷が掛かってしまう。長い黒髪をお下げにした、褐色の肌の優しげな青年。
- 昴宿(すばる)/ドゥリン=ハム
- 声 - 土井美加
- 字 - 「昴」の字で左胸
- 誕生日 - 5月1日生まれ(牡牛座)
- 奎宿の妻で、白虎七星士の老婆。時間を操る事が出来る為、短時間だけ奎宿共々若返って戦闘に加わった。通常時は上半分をシニヨン、下半分の解き髪を緩やかに波打たせている小柄な老婆だが、若き日のスタイルは作中1・2を競う爆乳のナイスバディ。
- 奎宿(とかき)/ランヴァ=ハム
- 声 - 石井康嗣 / 若い頃 志賀克也
- 字 - 「奎」の字で左頬
- 誕生日 - 11月11日生まれ(蠍座)
- 昴宿の夫で、鬼宿の武術の師匠でもある白虎七星士の老人。能力は瞬間移動で、イヤリングを使い攻撃する。若い頃は褐色の肌をした精悍な、なかなかの美青年でかなり遊んでいたらしく、今でも女好き。
玄武 北甲国(ほっかんこく)
玄武を守護神とし、四正国の内北に位置する最も広大な国。首都は特烏蘭(トウラン)。国土の殆どが殺伐とした荒野や山だが、資源が豊富。モンゴルをイメージしている。玄武の象徴色は黒。その為、白虎七星士の体に出る文字の色は黒く、光り輝く時は銀色。(詳しくはふしぎ遊戯 玄武開伝の項目を参照)
- 奥田多喜子(おくだ たきこ)
- 声 - 田中敦子(OVAのみ)/雪野五月(ふしぎ遊戯 玄武開伝ドラマCD&ゲーム版)
- 四正国最初の巫女で、玄武の巫女。四正国では200年前に現れて玄武を召喚し、北甲国に永遠の平和をもたらした後、神座宝として首飾りを残して現実世界に帰って行ったと伝えられている。が、現実世界では3つ目の願いを叶える前に元の大正時代に戻ったものの、生贄として玄武に蝕まれている事を悲観した父・奥田永之助によって刺殺されたと言われている。
- 虚宿(とみて)/チャムカ=ターン
- 声 - 岩永哲哉/堀川亮
- 字 - 「虚」の字で左の背中
- 誕生日 - 2月14日生まれ(水瓶座)
- 氷を操る能力の持ち主で、弓矢の名手である玄武七星士。死後も霊体として斗宿と共に、黒山の氷の洞窟で神座宝を護り続けていた。美朱をテストした後に巫女として認め、神座宝を託す。
- 斗宿(ひきつ)/エムタト=チェン
- 声 - 檜山修之/辻谷耕史
- 字 - 「斗」の字で眼帯で隠された右目
- 誕生日 - 12月16日生まれ(射手座)
- 水の術を使う玄武七星士。死後も霊体として虚宿と共に、黒山の氷の洞窟で神座宝を護り続けていた。美朱をテストした後に巫女として認め、神座宝を託す。
- 奥田永之助(おくだ えいのすけ)
- 声 - 仲野裕/大川透(ふしぎ遊戯 玄武開伝ドラマCD&ゲーム版)
- 大陸で発見した謎の経典「四神天地之書」の魅力に取り憑かれ、大正時代に日本語版を訳出した人物。親友の大杉高雄らに宛てた手紙などから、娘が四神天地書に吸い込まれた上、玄武に体を蝕まれた事を深く悔いていた事などが伺え、現実世界に戻ってきた多喜子を刺殺した後に自殺している。
天罡と地煞四天王
原作第二部(OVA2)のストーリー。朱雀七星士
- 天罡(てんこう)
- 声 - 小杉十郎太/塩沢兼人
- 飛鳥時代に四神により、高松塚古墳に封印された魔人。地煞四天王を配下に、全てを支配を我が物としようと企み、四神天地書の力を狙い、魏の鬼宿としての記憶を利用して復活を図る。第一部では、心宿と内通していた。
- 祀行斂(しぎょう れん)/斂芳(れんほう)
- 声 - 石田彰
- 地煞四天王の一人で、美朱のクラスに編入してきた美少年。人を操り、美朱と魏の邪魔をする。美朱と魏の持っていた朱雀の巻物に縛られた事で瀕死となり、魅嵩が匿っていたが、その後に諸共に天罡により消滅させられた。実はかつて姉と恋仲になり、禁忌を侵したとして追い詰められ、人としてはとうに命を落としていた。
- 神代魅(かみしろ みいる)/魅嵩(みいすう)
- 声 - 天野由梨
- 地煞四天王の一人で、斂芳の姉。魏と美朱の仲を引き裂く為、大学で魏や奎介に近付く。魔物を体に寄生させる事で、他人を操る。天罡を信じて従っていたが、最終的には天罡に良い様に利用された挙句、斂芳共々消滅させられた。斂芳と同じく、人間としての命は既に落としている。
- 旱鬼・飛皋(かんき・ひこう)
- 声 - 高木渉
- 地煞四天王の一人であり、井宿が婚約者を奪われた怒りから殺したと語った、親友その人。しかし実は婚約者の事は、親友の横恋慕であった。水を操り、その水で人の理性を奪ったり、心の奥の闇を引き出す事が出来る。最期は井宿と和解して、水に還った。
- 俑帥(ようすい)
- 声 - 遠近孝一・緑川光
- 地煞四天王の一人。糸を操り、捉えた人間を傀儡に変えることができる。その正体は、魏から抜け落ちた鬼宿の記憶の石が入れられた人形であり、何もかもが鬼宿自身。最期は鬼宿を受け入れた魏と融合し、消滅。
その他
- 榊真夜(さかき まよ)
- 声 - 野田順子
- ふしぎ遊戯 外伝7~8 -永光伝-及びOVA3の主人公で、朱雀の二代目巫女。魏に好意を抱いていた。魏と美朱の会話から四神天地書の存在を知り、美朱に対する嫉妬が暴走。魏と美朱の仲を無にしようと、自ら四神天地書の世界へ旅立つ。その後、朱雀の巫女としての様々な経験を経て真実を知り、自身の過ちに気付いて美朱とも和解する。
用語
- 四正国
- 四神天地書の中の、古代中国に似た世界。本作でメインとなる、南の朱雀が守護する紅南国(こうなんこく)と東の青龍が守護する倶東国(くとうこく)に加え、北の玄武が守護する北甲国(ほっかんこく)と西の白虎が守護する西廊国(さいろうこく)の四大国に、他の小国から成る。美朱達の現実社会よりも時間の流れが早く、現実での数時間が四正国では数日の経過になってしまう[2]。
- 四神の伝説
- 東西南北の四大国に、『国滅亡の危機に異界より一人の娘が現れ、巫女として七星士と共に神獣の力を得て国を救う』というもの。神獣召喚時に必要な巻物が、四大国の各王家に語り継がれている。
- 本に選ばれ吸い込まれた少女は、いずれかの四神の巫女の役割を否応なく担う事になる。その為、美朱以降は二代目巫女となる。
- 神獣召喚の儀式は、身を清めた処女なる巫女が七星士全員の居並ぶ中、それぞれの神獣を召喚する独自の詞を読み上げ、巻物を火にくべるというもの。原則、この4つの条件の内にどれか1つでも欠落があると成功されないとされている(神座宝の項目参照)。詞を読み上げている間、巫女には足元から順に、自身の七星士の文字が対応するそれぞれの場所に現れる。
- 神通力を使用する際には、巫女の額にはそれぞれの四神の紋章が現れる。だが願いを叶える度に巫女の身体は神獣に蝕まれ、その証として神獣の特徴が体に現れる[3]。
- 巫女とは生贄であり、その命と引き換えに神獣は願いを叶える為、『願いを叶える毎に、神獣に喰われていく』とも表現される。強い精神力があれば、死なずに済むらしいが…?
- 神獣の神通力を手に入れた巫女は、どんな願いも3つだけ叶えられる。が、巫女を四正国に留まらせる願いだけは、決して聞き入れない。それにより、恋仲になったものの添い遂げられなかった巫女と七星士も存在すると言われている。
- 七星士
- 巫女を守り、神獣を招喚する為に選ばれた者。各四神の巫女4人×七星士が各7人で、全部で28人存在する。気功術や身体能力の飛躍的な向上など、それぞれ個別の特殊な力を与えられる。対応する四神の七宿の内、自身の星宿を表す一文字が一つだけ体のどこかしらに現れ、パワーアップするにつれて文字は行書体になる。
- 神座宝
- 神獣を召喚すると、その時巫女が身に付けていた装身具が神力を宿して神座宝となる。神獣の召喚時に神座宝があれば、成功条件に欠落があっても召喚が可能。唯は七星士の死を、玄武と白虎の神座宝で補い、青龍を召喚した。
脚注
小説
小学館パレット文庫発行。イラスト・原作:渡瀬悠宇。著:西崎めぐみ。
- ふしぎ遊戯 外伝1 -幻狼伝-
- ふしぎ遊戯 外伝2 -昇龍伝-
- ふしぎ遊戯 外伝3 -雪夜叉伝-
- ふしぎ遊戯 外伝4 -流星伝-
- ふしぎ遊戯 外伝5 -朱雀悲伝-
- ふしぎ遊戯 外伝6 -青藍伝-
- ふしぎ遊戯 外伝7 -永光伝 上巻-
- ふしぎ遊戯 外伝8 -永光伝 下巻-
- ふしぎ遊戯 外伝9 -朱玉伝-
- ふしぎ遊戯 外伝10 -逢命伝-
- ふしぎ遊戯 外伝11 -優愛伝-
- ふしぎ遊戯 外伝12 -三宝伝 上巻-
- ふしぎ遊戯 外伝13 -三宝伝 下巻-
テレビアニメ
1995年4月6日から1996年3月28日までテレビ東京系でアニメ化された。毎週木曜日18時00分から18時30分に放送。全52話。2007年8月1日からTOKYO MXにて再放送された。
ほぼ原作通りの進行。奎介達が盛岡に行く様子や、鈴乃と婁宿が同時に亡くなるシーン等もある。
原作とアニメの相違点
- 序盤での展開が原作とアニメでは異なる(中でも美朱が受験で悩む描写や母親と口論するシーンなどがない)。
- 女誠国編のエピソードがない。
- 星見祭りの内容が原作と異なる。
- 原作4巻あたりからコロコロ変わっていた美朱の髪形が、アニメではほぼ固定(シニヨン)。物語中盤の現実世界との媒体がリボンではなく髪の毛。
- 心宿が死ぬまでの鬼宿との会話がかなり異なる。
- 美朱の最後の願い事が「戦いで壊れた街を元通りに」(アニメ)、「鬼宿と一緒になりたい」(原作)。
- 原作では直接魏に転生するが、アニメでは鬼宿のまま転生しその後魏に転生する。
- 原作に所々あったパンチラ描写はなく、また残酷描写も抑えられている。
- 各七星士が死亡する際の演出がある。
- 張宿の「字が出ている時と消えている時で性格が違う」設定がない。
スタッフ
- 原作 - 渡瀬悠宇(小学館文庫刊)
- 監督 - 亀垣一
- シリーズ構成 - 浦沢義雄
- キャラクターデザイン・各話エピローグ総作画監督- 本橋秀之
- 美術監督 - 長崎斉
- メインカラーデザイン - 長島真弓
- カラーデザイン - いわみみか。
- 撮影監督 - 石塚知義
- 音楽 - 本間勇輔
- 音響監督 - 清水勝則
- アニメーション制作プロデューサー - 青木茂雄
- プロデューサー - 岩田圭介(テレビ東京)、木村京太郎、萩野賢
- 製作 - テレビ東京、読売広告社、ぴえろ
主題歌
- オープニングテーマ「いとおしい人のために」
- 作詞 - 青木久美子 / 作曲 - 清岡千穂 / 編曲 - 矢野立美 / 歌 - 佐藤朱美
- エンディングテーマ
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
第1章 | 伝説の少女 | 浦沢義雄 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第2章 | 朱雀の巫女 | 阪口和久 | 湊屋夢吉 | 本木久年 | |
第3章 | 朱雀の七星 | 浦沢義雄 | しぎのあきら | 広田麻由美 | |
第4章 | すれちがう想い | 阪口和久 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第5章 | とまどう鼓動 | 浦沢義雄 | 池上誉優 | 島崎奈々子 | 菅野宏紀 |
第6章 | 命果てても | 阪口和久 | 坂本郷 | 貞光紳也 | 本木久年 |
第7章 | 帰りたい… | 浦沢義雄 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第8章 | 逢いたい… | しぎのあきら | 広田麻由美 | ||
第9章 | 見えざる敵 | 阪口和久 | 鍋島修 | 時矢義則 | |
第10章 | 囚われの少女 | 浦沢義雄 | 坂本郷 | 篠原俊哉 | 本木久年 |
第11章 | 青龍の巫女 | 阪口和久 | 西澤晋 | 本橋秀之 | |
第12章 | あなたしかいない | 浦沢義雄 | 貞光紳也 | 元永慶太郎 | 菅野宏紀 |
第13章 | 愛するがゆえ | 阪口和久 | しぎのあきら | 広田麻由美 | 本木久年 |
第14章 | 砦の狼 | 浦沢義雄 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第15章 | 蘇りの都 | 吉村元希 | 西澤晋 | 元永慶太郎 | 山沢実 |
第16章 | 哀しき戦い | 浦沢義雄 | 鍋島修 | 時矢義則 | |
第17章 | めぐり逢いの音 | 吉村元希 | 西澤晋 | 本橋秀之 | |
第18章 | 恋慕の罠 | 浦沢義雄 | 織田美浩 | 本木久年 | |
第19章 | ひきさかれる愛 | 阪口和久 | 牧野滋人 | 石原立也 | 才谷梅太郎 |
第20章 | とどかぬ願い | 浦沢義雄 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第21章 | 君を護るために | 吉村元希 | 牧野滋人 | 山沢実 | |
第22章 | 二度と離れない | 浦沢義雄 | 鍋島修 | 時矢義則 | |
第23章 | 謀略の予兆 | 阪口和久 | 西澤晋 | 本橋秀之 窪詔之 | |
第24章 | 炎の決意 | 浦沢義雄 | 織田美浩 | 中田雅夫 | |
第25章 | 愛されて、悲しくて… | 吉村元希 | 石山タカ明 | 黒田やすひろ | 児山昌弘 |
第26章 | 星見祭りの夜 | 浦沢義雄 | 嵯峨敏 | 清水健一 | |
第27章 | 誓いの墓標 | 阪口和久 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第28章 | 第1節 総集編〜古昔之途(いにしえのみち) | - | |||
第29章 | 動き出した謎 | 浦沢義雄 | 西澤晋 | 本橋秀之 窪詔之 | |
第30章 | 戦いの閃光 | 吉村元希 | 鍋島修 | 時矢義則 | |
第31章 | 不安の渦 | 浦沢義雄 | 牧野滋人 | 山沢実 | |
第32章 | 朱雀の宿星に殉じて | 阪口和久 | 西澤晋 | 島崎奈々子 | 本木久年 |
第33章 | 柳宿永遠の別離 | 浦沢義雄 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第34章 | 氷の防人 | 吉村元希 | 権俵及造 | 黒田やすひろ | 児山昌弘 |
第35章 | 奈落の蜃気楼 | 浦沢義雄 | 貞光紳也 | 山沢実 | |
第36章 | 踏みにじられた愛 | 織田美浩 | 中田雅夫 | ||
第37章 | 幻惑のぬくもり | 牧野滋人 | 本木久年 | ||
第38章 | 心の夜明け | 阪口和久 | 西澤晋 | 本橋秀之 | |
第39章 | 妖しき幻想 | 浦沢義雄 | 鍋島修 | 時矢義則 | |
第40章 | 偽りの恋 | 吉村元希 | 島崎奈々子 | 佐々木守 | |
第41章 | 復活の陽光 | 浦沢義雄 | 権俵及造 | 黒田やすひろ | 児山昌弘 |
第42章 | 越えられぬ壁 | 阪口和久 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第43章 | 決別の来同 | 浦沢義雄 | 貞光紳也 | 本木久年 | |
第44章 | 刹那の攻防 | 吉村元希 | 西澤晋 | 奥田万つ里 | |
第45章 | 分岐の光 | 浦沢義雄 | 織田美浩 | 中田雅夫 | |
第46章 | 虚実の少年 | 阪口和久 | 貞光紳也 | 山沢実 | |
第47章 | 鎮魂の空 | 浦沢義雄 | 西澤晋 | 本橋秀之 | |
第48章 | この命賭けても | 吉村元希 | 鍋島修 | 時矢義則 | |
第49章 | 華燭の典 | 浦沢義雄 | 牧野滋人 | 山沢実 | |
第50章 | 贖罪の瞬間 | 阪口和久 | 貞光紳也 | 本木久年 | |
第51章 | 託された希望 | 吉村元希 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第52章 | いとおしい人のために | 浦沢義雄 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送曜日 時間 | 放送区分 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京 | 1995年4月6日 - 1996年3月28日 | 木曜 18時00分 - 18時30分 | テレビ東京系列 |
大阪府 | テレビ大阪 | |||
愛知県 | テレビ愛知 | |||
北海道 | テレビ北海道 | |||
岡山県・香川県 | テレビせとうち | |||
福岡県 | TVQ九州放送 | |||
京都府 | KBS京都 | 1995年4月 - 1996年3月 | 独立UHF局 | |
和歌山県 | テレビ和歌山 | 1995年4月 - 1996年3月 | ||
富山県 | チューリップテレビ | 1995年4月 - 1996年4月 | TBS系列 | |
岩手県 | IBC岩手放送 | 1995年4月 - 1996年4月 | ||
東京都 | TOKYO MX | 2007年8月1日 - 2008年7月23日 | 水曜 18時30分 - 19時00分 | 独立UHF局 |
テレビ東京系 木曜18:00枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
ピンクパンサー
(17:00へ移動) |
ふしぎ遊戯
|
|
TOKYO MX 水曜18:30枠 | ||
(アニメ再放送枠)
|
ふしぎ遊戯
|
関連CD
- ふしぎ遊戯ヴォーカル集 (TV Series Songs Complete Collection)
- Disc 1
- いとおしい人のために(佐藤朱美)
- ときめきの導火線(今野友加里)
- わかっていたはず(佐藤朱美)
- Winner(今野友加里)
- 透明なHANEみーつけた!(佐藤朱美)
- GIRL! GIRL! GIRL!(佐藤朱美)
- 平気だよ(佐藤朱美)
- DASH(佐藤朱美)
- ONLY TONIGHT(佐藤朱美)
- いとおしい人のために(ENDヴァージョン)(佐藤朱美)
- 風の旋律 (KARAOKE)
- 伝言 (KARAOKE)
- 紅い伝承 (KARAOKE)
- I wish… (KARAOKE)
- ONLY TONIGHT (KARAOKE)
- Disc 2
- 愛という名の聖戦に…(緑川光[鬼宿])
- そして、闇の先に(緑川光[鬼宿])
- 運命の星(子安武人[星宿])
- 僕の宇宙に君がいる(子安武人[星宿])
- 伝言(子安武人[星宿])
- 風の旋律(坂本千夏[柳宿])
- 乙女爛漫(坂本千夏[柳宿])
- 花鳥風月(関智一[井宿])
- おちゃのこさいさい変幻自在(関智一[井宿])
- Heartにキラ星咲かしたれ!!(林延年[翼宿])
- Do=Be'sがやって来る。(林延年[翼宿])
- 左手の記憶(石井康嗣[軫宿])
- 空が見える(石井康嗣[軫宿])
- 紅い伝承(川上とも子[張宿])
- P.S.愛って永遠ですか?(川上とも子[張宿])
- いとおしい人のために(ENDヴァージョン) (KARAOKE)
- Disc 3
- 祈るように愛してる。(荒木香恵[美朱])
- Still(荒木香恵[美朱])
- Promise Love(荒木香恵[美朱])
- I Wish…(冬馬由美[唯])
- BEST FRIEND(冬馬由美[唯])
- 蒼い嵐(冬馬由美[唯])
- 彷徨(古澤徹[心宿])
- Blue eyes…blue(古澤徹[心宿])
- Never Get Away(上田祐司[角宿])
- 夜想曲(上田祐司[亢宿])
- 氷たちの自尊心(田中敦子[房宿])
- 震えて下さい(田中敦子[房宿])
- 君が微笑むなら(檜山修之・岩永哲哉[斗宿・虚宿])
- Seed?種子?(山野井仁[婁宿])
- いとおしい人のために (KARAOKE)
- ときめきの導火線 (KARAOKE)
- Disc 1
OVA
第一部(テレビアニメシリーズ)と第二部の間のストーリーとされるアニメオリジナルエピソード全3巻、第二部全6巻、外伝の永光伝全4巻が製作された。テレビアニメシリーズと同じスタッフで製作されたが、外伝シリーズのみ若干異なる。
オリジナルビデオシリーズ ふしぎ遊戯
TVシリーズ後のアニメオリジナルエピソード。全3巻。
スタッフ(OVA1)
- 原作 - 渡瀬悠宇
- 監督 - 亀垣一
- 脚本 - 吉村元希、
- 絵コンテ・演出 - 亀垣一
- キャラクターデザイン・作画監督 - 本橋秀之
- 美術監修 - 池田祐二
- 美術監督 - 長崎斉
- 音楽 - 本間勇輔
- 音楽ディレクター - 藤田昭彦
- 音響監督 - 清水勝則
- 効果 - 加藤昭二
- 調整 - 成清量、武藤雅人
- アニメーション制作 - スタジオぴえろ
- プロデューサー - 菅野知津子、本間道幸、菊池晃一
- 製作 - バンダイビジュアル、スタジオぴえろ、ムービック
主題歌(OVA1)
- オープニングテーマ「夜が明ける前に」
- 作詞・歌 - 佐藤朱美 / 作曲 - 芦沢和則 / 編曲 - 大友博輝
- 挿入歌「Voice」
- 作詞 - 青木久美子 / 作曲 - 家原正嗣 / 編曲 - 山中紀昌 / 歌 - 緑川光
- エンディングテーマ「明日の私を信じたい」
- 作詞 - 青木久美子 / 作曲 - 清岡千穂 / 編曲 - 山中紀昌 / 歌 - 石塚早織
各話リスト(OVA1)
- 巻ノ一 失ひし絆(1996年10月25日発売)
- 巻ノ二 悲しき閃光(1996年12月18日発売)
- 巻ノ三 別離(わかれ)…そして(1997年2月25日発売)
- 映像特典
-
- ふしぎ遊戯おつかれ慰安バス旅行〜禁断の女誠温泉篇 その1
- ふしぎ遊戯おつかれ慰安バス旅行〜禁断の女誠温泉篇 その2
- ふしぎ遊戯おつかれ慰安バス旅行〜禁断の女誠温泉篇 その3…カンドーの最終回
ふしぎ遊戯 第二部(OVA2)
原作第二部をアニメ化したOVAシリーズ。全6巻。
スタッフ(OVA2)
- 原作 - 渡瀬悠宇
- 監督 - 亀垣一
- 脚本 - 吉村元希
- 絵コンテ・演出 - 亀垣一
- キャラクターデザイン・作画監督 - 本橋秀之
- 美術監修 - 池田祐二
- 美術監督 - 長崎斉
- 美術設定 - 高田茂祝
- 色彩設定・色指定 - いわみみか
- 仕上検査 - 滝口佳子
- 特殊効果 - 池田健司
- 音響監督 - 清水勝則
- 音楽 - 本間勇輔
- 音楽ディレクター - 藤田昭彦
- 効果 - 加藤昭二
- 調整 - 西澤規夫、武藤雅人
- プロデューサー - 菅野知津子、本間道幸、菊池晃一
- 製作 - バンダイビジュアル、スタジオぴえろ、ムービック
主題歌(OVA2)
- オープニングテーマ「Star」
- 作詞 - 青木久美子 / 作曲 - 浅岡千穂 / 編曲 - 矢野立美 / 歌 - 佐藤朱美
- エンディングテーマ「夢かもしれない」
- 作詞 - 青木久美子 / 作曲 - 家原正嗣 / 編曲 - 山中紀昌 / 歌 - The S・h・e
各話リスト(OVA2)
- 第一章 蠱惑の胎動(1997年5月25日発売)
- 第二章 沈黙の童(1997年9月25日発売)
- 第三章 転生の発露(1997年12月18日発売)
- 第四章 友誼の焔(1998年2月25日発売)
- 第五章 儚き水鏡(1998年5月25日発売)
- 第六章 未来(あした)逢うために(1998年10月25日発売)
- 映像特典
-
- アニメ版 ふしぎ悪戯
- 制作時のミスで第一章は「ふしぎイタズラ」と読まれたが、第二章以降は「ふしぎアクギ」。
- アニメ版 ふしぎ悪戯
ふしぎ遊戯 -永光伝-(OVA3)
小説「ふしぎ遊戯外伝」7&8巻をアニメ化したOVAシリーズ。全4巻。
スタッフ(OVA3)
- 原作 - 渡瀬悠宇
- 作 - 西崎めぐみ(小学館パレット文庫刊)
- 監督 - 島崎奈々子
- 脚本 - 佐藤博暉
- キャラクターデザイン - 本橋秀之
- 作画監督 - 窪詔之
- 美術監督 - 高田茂祝
- 色彩設計 - いわみみか
- 撮影監督 - 石塚知義
- 音響監督 - 清水勝則、鈴木裕子
- 音楽 - 酒井良
- プロデューサー - 上田文郎、押切万輝、園部幸夫、HIROE TSUKAMOTO
- アニメーション制作 - ぴえろ
- 製作 - 小学館、ぴえろ、FCC、PIONEER ENTERTAINMENT
主題歌(OVA3)
- オープニングテーマ「地上の星座」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲・編曲 - 酒井良 / 歌 - 上野洋子
- エンディングテーマ「YES-ここに永遠がある-」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲・編曲 - 酒井良 / 歌 - 子安武人
各話リスト(OVA3)
- 第一章 神話開玄(2001年12月21日発売)
- 第二章 流砂彷白(2002年2月25日発売)
- 第三章 七星青輪(2002年4月25日発売)
- 第四章 朱翼光臨(2002年6月25日発売)
ゲーム
『ふしぎ遊戯 朱雀異聞』のタイトルで、オトメイトより2008年5月29日に発売されたプレイステーション2ゲーム。
2009年6月25日には『ふしぎ遊戯 玄武開伝 外伝 鏡の巫女』と『ふしぎ遊戯 朱雀異聞』がカップリングされたニンテンドーDSソフト『ふしぎ遊戯DS』が発売された。限定版にはドラマCDの朱雀編『朱雀七星士、柳宿争奪戦!?』と玄武編『真夜中の激闘! 伝説のキノコを求めて』が同梱。
ここでは、朱雀の巫女と青龍の巫女は、美朱や唯ではない。声優もドラマCD・アニメ版とは異なっている。
登場人物(ゲーム)
- 朱雀
- 青龍
- 白虎
-
- 婁宿(声:楠田敏之)
主題歌(ゲーム)
- オープニングテーマ「Discovery」
- 作詞 - 田中秀典 / 作曲 - 野間康介 / 編曲 - Jin Nakamura / 歌 - 宮野真守