ナッシュ (ストリートファイター)

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ナッシュ プロフィール

ナッシュ(Nash、日本国外ではCharlie)はカプコンの対戦格闘ゲーム『ストリートファイターZERO』シリーズに登場する架空の人物。

目次

[編集] キャラクターの設定

アメリカ空軍中尉であり、同じアメリカ空軍に所属するガイルの親友。『ストリートファイターZERO3』ではハリアーに搭乗している様子が描写されている。眼鏡をかけているが実は視力は良く、ただおしゃれでかけているだけの伊達眼鏡である。そのため、戦いの際には眼鏡をはずす。

キャラクターとして登場したのは『ZERO』シリーズからであるが、『ストリートファイターII』でガイルがベガを追う理由がナッシュの仇という設定であったため、名前だけは『ストII』当時から知られていた。『II』の時からベガによって殺害され死亡という設定が定着していたが、プレイヤーキャラクターとして登場してからは根強い人気を持つようになった為、『ZERO』シリーズでは死亡から生死不明へと変更されている。 なお、『ZERO』シリーズ初期の関連書籍には「ガイルの親友であるナッシュとは別人である」とする記述もあった。

インテリで、格闘技も優れておりマーシャルアーツの全米大会で優勝した経歴を持つ。格闘に関しても頭脳派で、相手の動きを先読みしながら闘う。言動もクールでキザな態度をとる事もある。

常に冷静なイメージが強いナッシュだが、軍の腐敗が許せず、上層部と癒着するシャドルーを単身追い詰めるなど、熱くなりやすい一面もある。これはガイルも語っている。

代表的な勝ち台詞に「イージーオペレーション」があり、後にガイルも使うようになった。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


[編集] ストリートファイターZERO/ZERO2

軍内部の腐敗の根源としてベガに目を付け追跡する。両作品とも最終ボスがベガになっており、エンディングではベガを追いつめるも返り討ちにあうという悲劇的な結末となっている。この際に死んだかどうかについては明確な記述はないが、『II』の設定ではこれらのエンディングで死んだという解釈も可能である。

[編集] ストリートファイターZERO3

軍内部の腐敗を追及するという設定は変わらないが、上層部に察知され左遷されてしまう。しかしナッシュ自身はこれを好機と位置づけ、インターポールの春麗と共にベガを追うようになる。

本作のエンディングは先述の『ZERO』および『ZERO2』と正反対に、彼がベガを倒すことに成功している。しかし、家庭用で追加されたガイルのシナリオでは、ナッシュを追って基地へ乗り込んだガイルがベガを倒すものの、不死身の力を持つ蘇ったベガにとどめを刺すため、ナッシュはベガの囮となってガイルを逃がし、ベガと共に基地の爆発に巻き込まれて生死不明となっている。

[編集] その他の作品

『ZERO3』での彼のプロフィールでは生年月日は表記されていない。しかし、『ガンスパイク』にてナッシュは28歳という設定で登場し、同作品で登場するキャミィの年齢が21歳である(『スパII』でのキャミィの生年月日は1974年1月6日)ことから、彼女より7歳年上のナッシュは1967年生まれであることが推測される。ただし、『ガンスパイク』の舞台は20XX年であり[1]、『スパII』でのキャミィの設定上の年齢とは一致していない(『スパII』のキャミィが21歳になるのは計算上1995年になる)。

[編集] 改造人間シャドウ

ベガを追う者として『X-MEN VS. STREET FIGHTER』にも登場したが、アポカリプスを倒した後シャドルーに拉致されてしまう。続編『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』では、この時にベガに改造された改造人間シャドウとして登場し、シャドルーから逃れて正義の味方として戦う。そのエンディングでは、再びシャドルーに捕まって頭脳改造されてしまう。

MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES』ではスペシャルパートナーとして登場。また、春麗のエンディングにシャドウが登場し、シャドルーに改造されそうになった春麗を救出してベガを追う。さらに、隠しキャラクターとして登場するシャドウレディ(改造された春麗)のエンディングではシャドウとシャドウレディが仲間になっており、ベガに襲われて瀕死のジン・サオトメを助けるため、2人はジンを新たな改造人間にする。

なお、『MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES』ではシャドウではなく本来のナッシュとしての登場である。アメリカンコミック版『ストリートファイター』では、ナッシュ・シャドウともにゲームに近い設定で登場している。

[編集] 技の解説

所属が同じと言うこともあり、大半はガイルと同じような技となっているが、若干性能が異なるところがある。

[編集] 投げ技

ドラゴンスープレックス
相手の背後へ回り込むようにつかみ、後頭部から地面に叩きつける。ガイルの使う同技と同じ。
ニーガトリング
相手を掴み上げて腹部に膝蹴りを何度も叩き込む。
フライングバスタードロップ
空中投げ。バックブリーカーのような技。これもガイルの使う同技と同じであるが、ガイルの方はつかんだ後に垂直に落下するのに対して、ナッシュの方はつかんだ後に斜めに落下する点に若干の違いがある。
エアジャック
『ZERO3』で追加された空中投げ。つかんで華麗に蹴りとばす。

[編集] 特殊技

ステップキック
前へ踏み込みながら蹴りを放つ技。タメコマンドを維持しつつ、前へ移動できる。
スピニングバックナックル
ガイルの使う同技と同じ。
ジャンピングソバット
『ZERO2 ALPHA』までは下段ガードを崩せる、いわゆる中段属性技。
『ZERO3』では中段属性技でなくなった代わりに、レバーを入れている方向へ移動できるようになった。
ニーバズーカ
ガイルの使う同技と同じで、タメコマンドを維持しつつ前へ移動できる飛び膝蹴り。『ZERO3』のX-ISMのみで、他のISMでは後述する「クイックステップ」からの必殺技。

[編集] 必殺技

ソニックブーム
ガイルと同じく衝撃波を放つ技だが、ナッシュは片手で撃つ。
サマーソルトシェル
ガイルの「サマーソルトキック」に似ているが、後ろ向きになり踵を振り上げる形になっている。『マーヴルVS.シリーズ』では斜め上に衝撃波が飛んでいき、後に同シリーズに登場したガイルも同様の演出となった。
ムーンサルトスラッシュ
『マーヴルVS.シリーズ』の技。空中から「サマーソルトシェル」の要領で脚を振り下ろして攻撃。『ストリートファイターZERO ファイターズ ジェネレーション』では『ハイパーストリートファイターZERO』での赤S-ISMで使用できる。
クイックステップ → ニーバズーカ
ダッシュしてから追加入力で跳び膝蹴りを決める。『ZERO3』のZ-ISM、V-ISMのみの技。

[編集] スーパーコンボ

ソニックブレイク
2~4発の「ソニックブーム」を手足から連発するスーパーコンボ。2発目以降の「ソニックブーム」は、コマンド入力後に続けてパンチボタンを押すことで、ある程度は任意のタイミングで発射できる。『マーヴルVS.シリーズ』では撃つ「ソニックブーム」の数が大量になっている。
サマーソルトジャスティス
「サマーソルトシェル」を複数回出すスーパーコンボ。これも『マーヴルVS.シリーズ』では一回ごとに衝撃波を飛ばしていく。
クロスファイアブリッツ
前進しながらパンチやキックを連発するスーパーコンボ。『マーヴルVS.シリーズ』では突進乱舞技になっている。後にガイルにもこれに類似する「トータルワイプアウト」という技が『CAPCOM VS. SNK』で追加された。

[編集] 未登場の技

ソニックタイフーン
開発中止となった『カプコンファイティングオールスターズ』(以下CFAS)[2]のLv3スーパーアーツで、おそらく技名からガイルの「ソニックブームタイフーン」、あるいは「ソニックハリケーン」とほぼ同系の技であろうと見られる。
ソニックビートエクスキュージョン
これも開発中止となった『CFAS』のドラマチックフィニッシュ技。技名のみで開発中止となった現在では詳細は不明。

[編集] シャドウの技

マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』でシャドウが使う技は、「シャドウブーム」「シャドウブレイク」「シャドウジャスティス」「クロスシャドウブリッツ」のように、技の内容は基本的にナッシュと同じだが、元の技名の一部を「シャドウ」に置き換えた名称になっている。さらに、必殺技を当てるとサイコパワーの青い炎が燃え上がり、ハイパーコンボ発動時には目が光る演出が追加されているが、この演出の影響でナッシュよりもハイパーコンボの発動が一瞬遅くなり、コンボに組み込み辛くなっている。また、「シャドウブーム」の弾速が(前作『X-MEN VS.』のナッシュの「ソニックブーム」とは違い)弱中強全て共通のスピードになっているため、弾の後を追いかける戦法が若干使い辛くなった。これらの要因により、全体的に前作のナッシュよりも弱体化している。

また、シャドウオリジナルのハイパーコンボとして、以下の新技が追加されている。

ファイナルミッション
シャドウが使うLv.3専用ハイパーコンボ。敵に突進してアッパーで打ち上げ、豪鬼の「瞬獄殺」のような乱舞を当てた後に爆発させる。初段のアッパーがガードされると発動しない。後にシャドウレディも使用。

[編集] 他のメディアのナッシュ

[編集] 映画

1994年のハリウッド実写映画ストリートファイター』では、ガイルの同僚としてカルロス・ブランカ中尉(愛称チャーリー)が登場し、シャドルーのダルシム博士による肉体改造を受けてブランカとなるが、このカルロス・ブランカがゲームで言うナッシュかどうかについては明言されていない。当時はまだナッシュ(チャーリー)は、ガイルの設定において名前が登場するのみの存在であった。

2008年には、春麗が主役の実写映画でクリス・クラインが演じることが判明した[3] 。メインキャストに書かれている事から、善玉と思われる。

[編集] テレビアニメ

1995年のテレビアニメストリートファイターII V』に登場したナッシュは、役柄は原作『ストリートファイターII』での設定通りだが、外見はZERO登場のものとは似ても似つかない(容姿はジャン・レノに似ている)。これは当時はまだナッシュは名前だけで、詳しい人物像は設定されていなかったためである。

[編集] 漫画

ウドンによるアメリカンコミック『Street Fighter』では、冒頭でシャドルーに捕まり、前述の通り改造されシャドウとしても登場する。

なお、日本国外ではチャーリー (Charlie) と呼ばれていることから、コミックではチャーリー・ナッシュ (Charlie Nash) というのがフルネームとされている。

[編集] ドラマCD

『春麗飛翔伝説』第二章にシャドルーに捕えられた捕虜として登場。ベガが開発した新型麻薬「サイロック」を投与され身も心も悪魔と化したナッシュは、救出に駆けつけたガイルと凄惨な死闘を繰り広げる事になる。

[編集] 登場作品

[編集] 担当声優

[編集] 脚注

  1. ^ 『ガンスパイク』公式サイト
  2. ^ 以下の外部リンク先を参照。GAME Watch『JAMMAショーに先がけて公開!「CAPCOM新作対戦格闘(仮称)」』
  3. ^ 以下の外部リンク先を参照。カプコンプレリリース『ストリートファイター(仮題)』

[編集] 関連項目