アベル (ストリートファイター)
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アベル プロフィール
アベル (Abel) とは、カプコンの対戦型格闘ゲーム『ストリートファイターIV』に登場する架空の人物。担当声優は、高橋研二。
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[編集] 概要
シャドルー残党を追跡している記憶喪失の謎の白人男性。軍隊じこみと目される総合格闘技を使う。
物語が始まる5年前、何者かによってシャドルーの基地から助け出された後、その人物の友人である傭兵部隊の隊長のもとに預けられる。その後は、傭兵部隊の隊員として日々を過ごしていたが、あるとき部隊の隊長にして父親代わりでもあった男が事故死したことで天涯孤独の身になる。男からは度々「シャドルーには近づくな」と忠告を受けていたが、自分の過去を知りたいという想いを抑えきれず、彼の言いつけを破り、一人旅立つことを決意する。
金髪で碧眼。髪は前髪から頭頂部を除いて短く刈られており、彫りの深い顔つきと高い鼻が特徴。顔や全身には無数の傷跡がある。青い柔道着に、白のスパッツとグローブを身につけている。胴着の肩から袖にかけたサイドとスパッツのサイドには、赤・白・青のフランス国旗と同色のラインが入っている。
強面な外見とは裏腹に丁寧で礼儀正しく、生真面目。また、他者への関心が強く、ザンギエフやフェイロンのファンという一面もあり、人間味溢れる性格をしている。軍隊生活が長かったため身の回りの世話は自分でやることが多く、裁縫が得意になったという意外な一面を持つ。嫌いなものとして挙げている牡蠣は、以前食べたときにお腹を壊したからと語られている。家族を持つことに憧れており、今までは軍隊生活で飼うことが出来なかったが、この旅が無事終わったら犬を飼う予定らしい。
オリジナルアニメーション『~新たなる絆~』ではラストのワンシーンにおいて、革ジャンにジーンズ姿で一瞬だけ登場しており、その際にセスとの関連性を匂わせる演出がなされている。
09年3月に発売された「ストリートファイター アート・コミック・アンソロジー」では、ゲリラ部隊の司令官としてミリタリールックに身を包んだ姿や、学園内の購買部にて縫い物に勤しむ姿を見ることができる。
[編集] 他のキャラクターとの関係
アベルを助けた人物は現在では行方不明になっており謎に包まれている[2]。
シャドルーの追跡を目的としているため、同じくシャドルーを追う立場にある人物とは接点が多い。
特に、アメリカの軍人・ガイルはアベルを助けた男と何らかの関係があるとされ、アベルはガイルの使用する「ソニックブーム」に見覚えがあり、同じ技を使う男(誰であるかの詳細は不明)を知っていると語っている。最初はガイルをスパイではないかと警戒していたアベルだったが、S.I.N社の秘密基地に潜入したときにはガイルの窮地を救っている。また、ICPOの女性捜査官・春麗はアベルに、シャドルーの関連組織であるS.I.N社が主催する世界格闘大会への出場を提案した人物である。
最終ボスにしてシャドルー関係者でもあるセスは、アベルと身長や体重、スリーサイズなどのプロフィールデータが全て同じ数値であり、セスの顔を見たアベルが「自分と同じ顔」と驚くシーンもあるなど、二人には身体的な共通点が多い。また、セスはアベルのことを「逃げた素体」「ナンバーも持たぬ不良品」と呼んでおり、アベルの出生を知っているかのような素振りを見せるが、二人の関係についての現時点での詳細は不明である。
[編集] 性能
打撃技とコマンド投げの両方を持ち、接近戦を主体とするが、突進技と移動技も持ち併せているため、高い機動性を誇る。また、体力も比較的多い方なので相手を選ばずに戦っていけるため、目立った弱点がなく非常にバランスの取れたキャラクターであるといえる。必殺技は中段・下段判定のものを多く持ち、相手のガードを揺さぶりつつ、隙を見てコマンド投げを決める戦法を得意とする。
[編集] 技の解説
[編集] 投げ技
- 内股投げ
- 掴んだ相手の足を勢い良く払って、その場に叩きつける。
- 体落とし投げ
- 相手を背負うように掴み、足を振り上げながら後方へ叩きつける。
[編集] 特殊技
- 前蹴り
- 脚を突き出すようにして蹴る。レバーを進行方向に入れて、中キックで出す技。発生が早い上にリーチが長く、ヒット後はダッシュでキャンセル可能なので、様々な用途に使える。
[編集] 必殺技
- トルネードスルー
- 相手の襟元を掴んだ後に、頭上で大きく振り回しながら地面に叩きつけるコマンド投げ。発動時のボタンの強さによって回転数が変化する。コマンド投げゆえにダメージが大きく、接近戦での主力となる。ただし、相手が浮いていると掴むことができない。
- チェンジオブディレクション
- パンチのコンボから投げに移行するコンビネーション技。「チェンジオブディレクション」は、何もしなければ上段の攻撃だが、発動後の追加入力で2段目の「セカンドミドル」「セカンドロー」、3段目の「フィニッシュミドル」「フィニッシュロー」へ派生する。「-ミドル」は中段属性、「-ロー」は下段属性と属性が変化するため、相手のガード方向を翻弄することができる。また、「チェンジオブディレクション」自体を途中キャンセルして中断することもできる。3段目の見た目は投げ技に見えるが、打撃属性なのでガード可能。
- EX技として発動するとセービング属性が付き、相手の攻撃を受けても一回だけなら怯まずに耐えることが可能。
- ホイールキック
- 飛び上がり、体をひねってから浴びせ蹴りを放つ中段属性の技。弱中強により移動距離が変化して、弱は短く強は長く移動する。移動距離が長い技のため、間合いをつめるために使用したり、飛び道具を避けながら攻撃したりすることもできる。
- スカイフォール
- 対空の投げ技。腕を前方上空に突き出し、空中の相手が触れるとそのまま掴んで地面へ叩きつける。アベルの持つ唯一の対空必殺技だが、相手の攻撃と相打ちになりやすいのが難点。また、空中にいる相手にのみ有効なため、相手が地上にいるときに触れても発動しない。
- EX版は相手を掴んだ後、背負い投げの体勢で自分も跳躍し、相手の身体の上にのしかかるようにして地面に叩きつける。
- マルセイユローリング
- いわゆる緊急回避的な移動技。攻撃判定はない。前転して受身を取り起き上がる。飛び道具などをくぐり抜けて相手に接近したり、相手の後方へ回り込みなどが可能。ただし、完全に無敵という訳ではない。
[編集] スーパーコンボ
- 無心
- 両腕を大きく広げて構えを取った後、タックルを仕掛ける。ヒット時は相手を押さえ込んだ状態で画面端まで突進。相手を壁に叩きつけた後、パンチのラッシュを浴びせかけ、技の締めに相手を掴んで「EXスカイフォール」を放つ。
- 技の性質上、技後は画面端に近い位置でバトルが再開されるのが特徴。投げ技のように見えるが、ガードは可能である。技の発生が速いため、連続技に組み込むことが出来る。
[編集] ウルトラコンボ
- 無我
- 最初の一撃が決まると、強力な連続攻撃へ移行する乱舞技。前方へ高速移動した後ボディブローを放ち、これがヒットすると雄叫びを上げながらパンチとキックのラッシュを叩き込む。更に相手を掴んで「トルネードスルー」で真上に放り投げた後、自身も跳躍。上空で相手をもう一度掴み、超高度から「EXスカイフォール」の体勢で全体重をかけて地面に叩きつける。
- 移動中は飛び道具をすり抜けることが出来るほか、威力の高さも全ウルトラコンボ中でも上位に属するという高性能な技である。コンボの組み方によっては「無心」同様、連続技に組み込むことが可能。
- また、この技を発動した瞬間に眼球の色が白黒反転してセスのような瞳に変化する演出がある。
[編集] その他
- 『ストIV』のキャラクターセレクト時に初期カーソルが合っているのは、従来作品の主人公であるリュウではなくアベルであるが、アレックスと違って、公式に主人公と認定されているわけではない[3]。
- 最も初期に発表された公式のキャラクターイラストでは、リュウのイラストと左右対称のポーズで描かれていた。
- 対戦相手に敗北したときに彼が発する「体がーっ!」という独特の悲鳴が稼動初期にプレイヤー間で話題を呼んだ[4]。
- 通常パンチ攻撃は骨法に似た掌打系統のものが多い。
[編集] 脚注
[編集] 参考文献
- 『STREET FIGHTER IV MASTER GUIDE 拳の書』エンターブレイン 2008年10月2日 ISBN 978-4-7577-4513-1
- 『ストリートファイター アート・コミック・アンソロジー』エンターブレイン 2009年3月14日 ISBN 978-4-7577-4719-7
[編集] 関連項目
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