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2018年1月5日 (金) 05:06時点における版
福岡ソフトバンクホークス #64 | |
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2015年5月1日 神戸第二サブ球場にて | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 京都府京都市伏見区 |
生年月日 | 1994年5月4日(30歳) |
身長 体重 |
185 cm 87 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2012年 ドラフト4位 |
初出場 | 2017年7月30日 |
年俸 | 620万円(2018年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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真砂 勇介(まさご ゆうすけ、1994年5月4日 - )は、京都府京都市伏見区出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。
経歴
プロ入り前
京都市立向島藤の木小学校4年時から野球を始める。宇治市立槇島中学校時代は京都木津川シニアに所属。3年夏に全国大会へ出場している[2]。
京都府立西城陽高校時代は、1年時の夏からベンチ入りを果たすと、秋からレギュラーとなった[2]。2年夏・3年夏に京都府予選準々決勝で福知山成美高校に敗れるなど、在校中には春夏とも甲子園球場での全国大会へ出場できなかった。
2012年のプロ野球ドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスから4巡目で指名[3]。契約金4,000万円、年俸500万円(金額は推定)という条件で入団した。背番号は64。
プロ入り後
2013年には、主に三軍戦へ出場。83試合に出場し、打率.283、2本塁打、32打点、8盗塁の成績を残す[4]。二軍のウエスタン・リーグ公式戦には、通算で8試合に出場したが、10打席無安打に終わった[5]。
2014年には、ウエスタン・リーグ公式戦99試合に出場。打率.244、2本塁打、18打点、6盗塁という成績を残した[6]。
2015年には、オープン戦途中の3月からプロ入り後初めて一軍へ合流。3月4日の対阪神タイガース戦(阪神甲子園球場)7回表の打席では、安藤優也からの適時二塁打によって、一軍の対外試合における初安打・初打点を記録した。しかし、翌5日に二軍へ戻ると、一軍復帰を果たせないままシーズンを終えた[7]。ウエスタン・リーグ公式戦には、通算で89試合に出場。打率.232、3本塁打、20打点、8盗塁を記録した[8]。
シーズンオフの11月28日から台湾で開催された2015年アジアウインターベースボールリーグにおいて、NPB選抜として選出された。同大会では19試合に出場し、打率.290、1本塁打、9打点の成績を残す[9]。
2016年には、ウエスタン・リーグ公式戦90試合に出場。シーズンの最終規定打席へ初めて到達するとともに、リーグ5位の打率.295、7本塁打、44打点、18盗塁を記録した[10]。フレッシュオールスターゲームにも、同リーグ選抜の一員として初出場を果たした[11]が、一軍公式戦への初出場までには至らなかった。
しかし、シーズン終了後に開催された第1回WBSC U-23ワールドカップでは、日本代表[12]の4番打者としてチームの優勝に貢献。大会通算で打率.387(31打数12安打)、4本塁打(大会最多タイ記録)、14打点(2位タイ記録)という成績を残したことから、MVPに選出された[13]。また、チームメイトの武田健吾と並んで、外野手部門のベストナインにも選ばれている[14]。11月28日に行われたNPB AWARDS 2016においてウエスタン・リーグのビックホープ賞を受賞する[15]。
2017年には、前述したU-23日本代表での活躍が評価されたことや、自身のポジションである外野手の補強が見送られたことなどから、プロ入り後初めて春季キャンプのスタートを一軍で迎えた[16][17][注 1]。塚田や上林、釜元ら若手外野手とともに、激しいポジション争いを繰り広げるが[18]、開幕一軍は果たせなかった。7月26日、骨折で離脱した内川聖一に代わり一軍選手登録され[19] 、同月30日に福岡 ヤフオク!ドームで行われた対北海道日本ハムファイターズ17回戦で9番・右翼手で起用され、1軍公式戦初出場をスターティングメンバーで迎える[20] 。結果は3打席ノーヒットに終わったが、8月3日に京セラドーム大阪で行われた対オリックス・バファローズ16回戦において、5回表にソロホームランを放ち、プロ初安打・初打点・初本塁打を飾る[21] 。一軍公式戦に9試合の出場を果たしたが、右肩の違和感で8月16日に一軍出場選手登録を抹消[22]されて以降は一軍での出場機会は無かった。二軍公式戦においては92試合に出場し規定打席には達したが、打率.216、8本塁打、29打点、16盗塁の成績で、前年の成績を下回った[23]。
選手としての特徴・人物
高校通算52本塁打の打撃に加え、50メートル走6秒1、遠投105メートル、背筋力220キログラムを誇り、「全身がばねのような」身体能力の高い三拍子揃った外野手[2][24][25]。2013年に行われた福岡・西戸崎合宿所での新人合同自主トレでは、体力測定2種目(5段立ち幅跳び、メディシンボールの後ろ投げ)で10選手中トップの記録を計測している[26]。
本人曰く、「僕は長距離砲タイプじゃありません。確かにホームランに対する欲は出てきたけど、強い打球を打つためにバットを強く振って、ボールの下を叩いたときにはスタンドインというのが理想。ヒットの延長です」とのことである[27]。
愛称は「ミギータ」[16]。2016年に、当時二軍打撃コーチであった藤本博史が、「柳田悠岐(チームの主力選手で「ギータ」という愛称を持つ左打ちの長距離打者)の右打者版のような打者になって欲しい」という想いから命名したという[16]。ちなみに、2016年にU-23日本代表として世界一を経験した後には、柳田や黒瀬健太と共にグアムで自主トレーニングに取り組んだ[28]。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | ソフトバンク | 9 | 13 | 12 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | .083 | .154 | .333 | .487 |
通算:1年 | 9 | 13 | 12 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | .083 | .154 | .333 | .487 |
- 2017年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
守備位置 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2017 | ソフトバンク | 8 | 6 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 8 | 6 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2017年度シーズン終了時
表彰
- 国際大会
- WBSC U-23ワールドカップMVP:1回 (2016年)
- WBSC U-23ワールドカップ ベストナイン:1回 (2016年)
記録
- 初出場・初先発出場:2017年7月30日、対北海道日本ハムファイターズ17回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)、9番・右翼手で先発出場
- 初打席:同上、2回裏に上原健太から遊撃ゴロ
- 初安打・初打点・初本塁打:2017年8月3日、対オリックス・バファローズ16回戦(京セラドーム大阪)、5回表に山崎福也から中越ソロ
背番号
- 64 (2013年 - )
登場曲
- 「SEASON IN SUMMER」寿君 (2014年)
- 「ピタカゲ(CROOKED)」G-DRAGON (2015年 - 2016年)
- 「炎天夏」湘南乃風 (2017年 - )
- 「自由」女子十二楽坊 (2017年 - )
- 「Light It Up (feat.Nyla&Fuse ODG)[Remix]」Major Lazer (2017年 - )
代表歴
脚注
注釈
出典
- ^ ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2017年12月23日閲覧。
- ^ a b c “ロッテスカウトも熱視線 通算40本塁打外野手「粗削りだが将来性感じる」”. スポニチ Sponichi Annex (2012年4月23日). 2013年3月4日閲覧。
- ^ “ドラフト会議で大学球界No.1東浜投手ら10人を指名!”. 福岡ソフトバンクホークス (2012年10月25日). 2013年2月18日閲覧。
- ^ “2013年 3軍個人成績 打撃成績(ホークス) 2013年10月8日現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2013年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月23日閲覧。
- ^ “2013年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
- ^ “2014年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
- ^ “ソフトバンク真砂 初安打初打点「やっと出た」”. 日刊スポーツ (2015年3月5日). 2016年10月21日閲覧。
- ^ “2015年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 2017年12月23日閲覧。
- ^ “TEAM 日職聯軍 球員成績 打擊成績”. 亞洲冬季棒球聯盟. 2017年12月23日閲覧。
- ^ “2016年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
- ^ “2016年度フレッシュオールスター・ゲーム 試合結果”. NPB.jp 日本野球機構 (2016年7月14日). 2016年10月21日閲覧。
- ^ “「第1回 WBSC U-23ベースボールワールドカップ」に出場する侍ジャパンU-23代表選手が決定”. 野球日本代表オフィシャルサイト. (2016年10月12日) 2016年10月12日閲覧。
- ^ No. 1 Japan crowned World Champions, defeat No. 15 Australia in Final of WBSC U-23 Baseball World Cup WBSC | World Baseball Softball Confederation (英語) (2016年11月6日) 2016年11月7日閲覧
- ^ “【U-23W杯】侍ジャパン真砂、大会最多タイ4本塁打で大会MVPに 武田もベストナイン”. Full-Count. (2016年11月7日) 2016年11月7日閲覧。
- ^ “2016年度 表彰選手 (ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
- ^ a b c “打球は本家並み。若鷹・真砂は”右の柳田”になれるか。レギュラー奪取も視野に【2017年ブレイク期待の選手】”. ベースボールチャンネル. 2017年2月7日閲覧。
- ^ “「ミギータ」勝負の年 ソフトバンク・真砂”. 毎日新聞. 2017年2月8日閲覧。
- ^ “ソフトバンク真砂、生き残りかけマルチでアピール”. 日刊スポーツ (2017年3月13日). 2017年4月2日閲覧。
- ^ “楽天クルーズら登録、内川聖一ら抹消/26日公示”. 日刊スポーツ (2017年7月26日). 2017年8月4日閲覧。
- ^ “2017/07/30(日)第17回戦 福岡ソフトバンク vs 北海道日本ハム”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2017年7月30日). 2017年8月4日閲覧。
- ^ “ソフトバンク真砂「頭が真っ白」プロ初安打が本塁打”. 日刊スポーツ (2017年8月3日). 2017年8月4日閲覧。
- ^ “ホークス江川が1カ月半ぶり昇格”. 西日本スポーツ (2017年8月16日). 2017年12月23日閲覧。
- ^ “2017年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
- ^ “【ソフトバンク4位】真砂勇介 身体能力抜群アスリート系外野手”. スポニチ Sponichi Annex (2012年10月25日). 2013年3月4日閲覧。
- ^ “強打、俊足、強肩、飛距離…「ミギータ」SB真砂にかかる大きな期待”. Full-Count. 2017年2月7日閲覧。
- ^ お祭り男ソフト4位真砂、理想は室伏広治 日刊スポーツ 2013年1月16日
- ^ “ブレイク必至。ソフトバンクの「ミギータ」こと真砂勇介とは何者か”. web Sportiva. 2017年2月7日閲覧。
- ^ “チーム柳田結成 ミギータ真砂が弟子入り”. 西日本スポーツ. 2017年2月7日閲覧。
- ^ “チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2017年4月16日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 真砂勇介 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の通算成績と情報 Baseball-Reference (Register)
- 64 真砂勇介 選手名鑑 - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
- 真砂勇介 (@masayuu64) - X(旧Twitter)