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妙見宗

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妙見宗(みょうけんしゅう)とは、1946年12月10日に天台宗より独立した宗派。全日本仏教会に加盟している[1]。開祖は野間日照上人[2]、宗祖は野間秀泉上人。総本山は本瀧寺。本瀧寺内にある滝で修行した修験者を中心に構成されている。本尊は釈迦牟尼仏[2]。脇本尊は妙見大菩薩常富大菩薩[2]。経典は妙法蓮華経[2]。総本山本瀧寺では、日蓮宗の法要形式に台密修験道を組み合わせた法要を行う。

野間日照上人が1921年6月に薫香院という寺を移転する許可を得て、1926年11月に「本瀧寺」と改称した[2]。1935年に本殿を落成[2]。1945年12月10日、宗旨を天台宗から改め、新しく「妙見宗」を創立して現在に至る[2]

妙見宗僧侶の服装は日蓮宗を模しお題目を唱えてはいるが、本山である本瀧寺には法華曼荼羅が存在しないこと、日蓮教学が存在しないこと、日蓮聖人に関する記念行事が無いこと、荒行が無く日蓮宗と同等の法華祈祷の相承が無いこと、独自に日蓮宗の木剱相承を簡略化した祈祷を行うことなどから、日蓮宗の法要形式を修験道に取り入れた新宗教であるといえる。一部末寺のみ日蓮宗の荒行成満者が存在する。

脚注

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  1. ^ 妙見宗 | 全日本仏教会”. www.jbf.ne.jp. 2022年2月14日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 妙見宗総本山 本瀧寺|教団データベース(新)”. www.rirc.or.jp. 公益財団法人国際宗教研究所. 2022年2月14日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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