SDガンダム スカッドハンマーズ

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SDガンダム スカッドハンマーズ
ジャンル アクション
対応機種 Wii
開発元 ベック(チームアカネコ)
発売元 バンダイナムコゲームス
人数 1人
メディア 12cm光ディスク
発売日 日本の旗 2006年12月2日
対象年齢 CERO: A(全年齢対象)
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SDガンダム スカッドハンマーズ』(エスディーガンダム スカッドハンマーズ、SD GUNDAM SCAD HAMMERS)は、2006年12月2日バンダイナムコゲームス(バンダイレーベル)から発売されたWii専用ゲームソフト。ハードの発売日と同時に発売されたローンチタイトルの1つ。

概要[編集]

プレイヤーはモビルスーツ(以下、MS)を操作し、地上、コロニー、宇宙を舞台とするミッションをクリアしていく。本作では原作でガンダムの主兵装であったビームライフルやビームサーベルなどの武器は一切使用できず、あまりにも荒唐無稽なため後のシリーズでは採用されていないハンマー(鎖付き鉄球)を主武装として戦うことになる。ハンマー以外にも、ヌンチャクを振ることで使用できるタックルや、特殊アイテムであるミサイルフィン・ファンネルなどで相手を攻撃できるが、それらはあくまで補助的な使用に留まる。

ゲーム内容[編集]

ヌンチャクコントローラでMSを操作し、Wiiリモコンを振ってハンマーによる攻撃を行いフィールド上に現れる敵MSを撃破していく。フィールドはランダムで生成される。

Wiiリモコンを振る方向によってハンマーの攻撃方法が変化するシステムで、縦に振ればハンマーを一直線に投げ、横に振るとハンマーをなぎ払うように横に振るようになる。

登場キャラクター[編集]

ストーリーはテレビシリーズ『機動戦士ガンダム』をパロディにしている。ホワイトベースのクルーはテム・レイとアムロ・レイのみ。

地球連邦軍[編集]

テム・レイ
地球連邦軍の所属の技術士官(大尉)でありガンダムの開発を担当した。アムロの父親でもある。ビーム兵器を搭載させず、ガンダムの武装をハンマーのみにするという驚愕の行動に出る。今作では特にマッドサイエンティスト色が強く、息子をこき使い回すが、親子の仲は良い。
「親父の閃き」では、一年戦争時から約14年後の宇宙世紀0093年に開発され、アムロが搭乗する事になるνガンダムの武装「フィン・ファンネル」(ただしνガンダム自体は登場しない)や、原作とは違いガンダムの性能を非常に引き上げる強化パーツ「親父の回路」などを発明する事もある。
ITmediaの紹介では、「本当の主人公のような感じ」と評される[1]
アムロ・レイ
ガンダムのパイロットであり、テム曰く「被験者」(パイロット)。主人公と言うより被害者と評される[1]。父親の暴走に付き合わされることに。
レビル将軍
連邦軍によるMSの開発プロジェクトであるV作戦を指揮した連邦軍の将軍。ガンダムの完成の報告により驚きの喚声に包まれる司令部の中で、ただ一人ガンダムの武装についての突っ込みを入れた。テムの暴走に不安を抱きつつも動向を見守っている。
ゴップ
連邦の高官。ガンダムの性能に驚くだけ驚いていただけの登場。
ワッケイン
ルナツー方面軍司令官であり、後にソロモン攻撃軍第三艦隊司令官となった少佐。本作ではホワイトベースへの補給を断ったり、マゼランを座礁させられたりしており、テムにやたら無能呼ばわりされている。
マチルダ・アジャン
補給部隊の指揮官。ミデア輸送機に乗りホワイトベースへの補給を行う。原作では黒い三連星に撃墜され死亡したが、こちらは突き指程度で済んだ。
メカアムロ
アムロの反抗的態度を危惧したテムが作ったアムロをモチーフにしたロボット。アムロが脱走する原因の一端を担うが、脱走した後スクラップにされる。

ジオン軍[編集]

シャア・アズナブル
ジオン公国のエースパイロットで「赤い彗星」の異名を持つ。
ジーン
ジオン公国のMSパイロット。ザクに搭乗しており、原作通り最初にやられる運命となる。
デニム
ジーンの上司。だが本作ではジーンのザクを倒すと「よくもジーンを!」と吹き出しの付いた大量のザクが一斉に登場するので、彼の出演といっていいのか判断に少々困るところがある。
ランバ・ラル
ジオン公国のエースパイロットで「青い巨星」の異名を持つ。原作通りグフを駆りアムロに敗れるが、後に再登場。本作ではドムと騙されてアッグに乗り換える。
クラウレ・ハモン
ランバ・ラルと共に登場する。原作通りギャロップで特攻をかけてくるが、こちらも再登場。
ガイアオルテガマッシュ
ジオン公国のエースパイロットで「黒い三連星」の異名を持つ。ジェットストリームアタックという戦法を得意とする。
ララァ・スン
シャアに連れて来られたNTの少女。戦闘中にシャアを原作以上に邪魔扱いする。
マ・クベ
キシリアの部下。原作同様狡猾で、ランバ・ラルにドムと偽ってアッグを渡した。
ギレン・ザビ
ジオン公国の総帥であり、ザビ家の長男。原作通りキシリアに頭を撃ち抜かれるが、その後何事もなかったかのように復活している。
キシリア・ザビ
ザビ家の長女。
ドズル・ザビ
宇宙軍攻撃指令であり、ザビ家の三男。ビグザムに乗ってプレイヤーを苦しめる。
ガルマ・ザビ
ジオン軍の大佐であり、ザビ家の四男。かなりの甘ちゃん。ホワイトベースに特攻して入院する。後にキャリフォルニアベースの司令となる。
ククルス・ドアン
元ジオン軍の脱走兵。本作では格闘術に恐ろしいほどの磨きがかかっている。
ドレン
シャアの副官。ホワイトベースを「箱」呼ばわりする。
コンスコン
ホワイトベースの討伐任務を行う指揮官。リックドムに加え高機動型ザク、ザクレロ、ビグロ、ブラウ・ブロなど大量の戦力を引き連れて登場するが、戦力を小出しにするせいで尽く突破され、最終的には浮きドックで乗艦のチベを沈められる。

登場機体[編集]

地球連邦軍[編集]

モビルスーツ[編集]

ガンダム
テム・レイにより設計されたMS。驚異的な性能を誇っているが本作ではハンマーのみで戦うこととなる(頭部のバルカンや背部のビーム・サーベルはもちろん機能しない)。
ガンダムMC(マグネットコーティング)
アムロの成長に伴い、マグネットコーティングにより反応速度を上げる処置を行ったガンダム。
G-3ガンダム
ガンダムの三号機でマグネットコーティング試作用のMSである。
ガンダムNT-1アレックス
NT専用に開発されたガンダム。機動性が高い代わりにパワーが低いため、パワー上昇アイテムを使わないとアレックスシールド(装備に必要なパワーが高い)を装備できない。
ジム
ガンダムのデータを元に作られた量産型MS。基本性能はLV1のガンダムより高く、アイテムも多数装備できるが学習型コンピューターを搭載していないので敵を倒してもレベルアップしない。友軍や僚機として出現するミッションもあり、こちらのジムは普通にビーム・スプレーガンやビーム・サーベルを使う。
∀ガンダム
サイド3より発掘されたMSで、一年戦争関連シリーズ以外から登場した機体。ジムと同様にレベルアップはしないが、特殊能力「ナノスキン」によってエネルギーを消費して体力を回復できる。

その他[編集]

ホワイトベース
ガンダムのサポート機能を持つ強襲揚陸艦。しかし、サイド7の襲撃の際にブリッジや格納庫、エンジン、ウィングといった各部のパーツがシャアに奪われてしまったため最初は船体部分のみで登場する。劇中で「木馬ではなく『箱』ですな」というツッコミも入れられた。ジオンからホワイトベースのパーツを奪い返すことで徐々にガンダムのサポート機能が追加されていく。ホワイトベースのクルーが一人もいないため、テム・レイがトイレに篭っている間針路変更不能というシーンもあった。
ガンペリー
地上ステージなどで谷底に落ちると、ガンペリーに搭載されて引き上げられ、ゲームに復帰する。
ミデア
特定のステージでのみ登場する輸送機。機銃とタックルが攻撃手段だが、耐久力は低い。
サラミス
宇宙ステージで友軍として登場する戦艦。メガ粒子砲、ミサイル、機銃と火力はかなり高く、耐久力もチベに匹敵するほど高いので戦力としては優秀。
ボール
宇宙ステージで友軍として登場する支援用ポッド。攻撃力も耐久力も低く、戦力としては全くあてにならない。
61式戦車
地上ステージで友軍として登場する主力戦車。連装砲の威力はそこそこだが耐久力が非常に低いためあっという間に撃破されてしまう。

ジオン軍[編集]

モビルスーツ[編集]

ザク
ジオン公国の誇る量産型MS。角の付いた指揮官機や色を変えた専用機、砂漠でも使用できるように改造したものなど様々なバリエーションが存在する。数は多いが耐久力が低く、ある程度の攻撃なら一撃で倒せる事も多い。
グフ
白兵戦用MS。高威力のヒートサーベルを装備し、ヒートロッドによる電撃攻撃を行うなど接近戦に強い。
ドム
重MS。ホバーで素早く移動する上に耐久力も高く、拡散ビームによるフラッシュ攻撃やバズーカ・マシンガンによる攻撃を行う。
ゲルググ
ジオン軍初のビームライフル標準装備のMS。耐久力・攻撃力共に高く、チャージした後のビームライフルにはガードクラッシュ効果がある。
ギャン
白兵戦用MS。白兵戦用のはずだがハンドボンブによる機雷攻撃など攻撃方法が得意。
アッガイ
水中用MS。最初に登場する水中用MS。ステルス(姿を消す)機能を搭載しているが、耐久力は低め。
ゴッグ
水中用MS。耐久力がかなり高く、頭突きにはガードクラッシュ効果がついている。テムに「卵」と呼ばれる。
ズゴック
水中用MS。ビーム兵器を搭載している。
ゾック
水中用MS。メガ粒子砲の火力が高い。
ハイゴッグ
水中用MS。ゴッグにも劣らない高耐久力を誇る。
アッグ
工作用MS。ドリルによる攻撃が強力。また、ランバ・ラル用として片方のドリルをミサイルポッドに換装した攻撃型アッグが登場。大きさはモビルアーマー(MA)に近い。
高機動型ザク
宇宙用の新型ザク。通常のザクより耐久力が高い上、移動速度や攻撃速度などあらゆる動きが高速化されている。
ディザート・ザク
砂漠仕様のザク。
ザクキャノン
キャノン砲を搭載したザク。ビッグガンやクラッカーポッドも搭載しており武装が豊富。
ドム・トローペン
局地戦用のドム。紫と茶色の二種類のカラーがある。
ゲルググキャノン
ビームキャノンを搭載したゲルググ。通常のゲルググよりも射撃の威力が上昇している。
ケンプファー
強襲用MS。全身に重火器を装備している。多段ヒットのショットガン、高威力のチェーンマインと火力が非常に高いが、耐久力は少し低い。
ジオング
NT用のMS。腕を飛ばしてオールレンジ攻撃を行う。

モビルアーマー[編集]

アッザム
試作MA。アッザムリーダーにより上空からの範囲攻撃を行う。
グラブロ
水中用MA。ミサイルやクローによる攻撃を行う。
ザクレロ
試作型宇宙用MA。クローや拡散ビームにより攻撃する。
ビグロ
宇宙用MA。両手のクローとビーム砲が主な攻撃手段で、ビーム砲にはガードクラッシュ効果がある。
ブラウ・ブロ
NT用の宇宙用MA。有線ビーム砲によるオールレンジ攻撃を行う。
ララァ専用MA(エルメス )
NT用のMA。ビットによりオールレンジ攻撃を行う。
ビグザム
巨大MA。全方位にビームを発射し、中央の巨大なメガ粒子砲によりすさまじい攻撃力を有する。

軍艦[編集]

ムサイ
ジオン公国の標準的な巡洋艦。武装も装甲もやや貧弱。
ガウ
ジオン公国の攻撃空母。上空からの爆雷攻撃を多用する。
ザンジバル
ジオン公国の機動巡洋戦艦。地上・宇宙の両方での活動が可能。メガ粒子砲とJ型ミサイルの威力が非常に高い。
チベ
ジオン公国の重巡洋艦。メガ粒子砲やミサイルで武装しており、ムサイの強化版と言ったところ。
グワジン
ジオン公国の戦艦。機銃がビーム砲になっているなど高火力で、耐久力も非常に高い強敵。
ギャロップ
ジオン公国の陸戦艇。後ろのカーゴはついていない。他の戦艦とは違い、正面が安全地帯となっている。
ダブデ
ジオン公国の大型陸戦艇。後部の格納庫から発射される大型ミサイルは高威力。
ユーコン
ジオン公国の潜水艦。正面から打つミサイルと上空に打ち上げるミサイルの二種類を搭載しているが、それ以外の武装を持たない。
マッドアングラー
ジオン公国の大型潜水艦。ユーコンの強化版。

その他[編集]

マゼラアタック
ジオン公国の大型戦車。撃破した際、マゼラトップに分離することがある。
ドップ
ジオン公国の戦闘機。機銃とミサイルで武装しているが耐久力は非常に低く、衝撃波でも一発で倒せるほど。ガルマ専用の機体も存在する。
ガトル
ジオン公国の宇宙用戦闘機。ミサイルで武装しているが耐久力や機動性は低い。

ハンマー[編集]

原作ではガンダムハンマーとハイパーハンマーの2種類しか登場しなかったが、本作ではゲームオリジナルのハンマーが登場する。オリジナルハンマーのデザインは原作のメカデザイナーだった大河原邦男が担当。アニメ「タイムボカンシリーズ」でのメカデザイン経験を活かした「ビックリドッキリメカ」的な奇想天外なハンマーが多数登場している。

ガンダムハンマー
全ての基礎となる、ノーマルなハンマー。
ハイパーハンマー
ガンダムハンマーにバーニアを付け、破壊力を上げたハンマー。
ボムハンマー
敵にヒットすると爆発が起き追加ダメージ。
ショックハンマー
ショックパンチをセットし、追加でピヨリ(気絶効果)。
トリプルハンマー
3つのヘッドでダメージを与える可能性を持つ。
ジャンボハンマー
敵にヒットすると衝撃波が起き追加ダメージ。
エレキハンマー
電撃が発生し、ヒットした敵に追加でスタン(行動不能効果)。
ヒートハンマー
敵にヒットする度に、3本の火柱が突出。
マグネハンマー
ヒットした敵のユニットを吸着。引っ張る事が出来る。
ドリルハンマー
敵にヒットすると、ガード無効の連続貫通ダメージ。
ニードルハンマー
敵にヒットする度にスパイクが広範囲に突出。
ハロハンマー
ハンマーの鉄球部分がガンダムのマスコットキャラクターのハロになっているハンマー。Bボタンで口が開き、その状態でヒットさせるとハロが敵に数回噛み付いて多段ヒットとなる。
ハロハンマーのハロは出っ歯が付いている。

脚注[編集]

  1. ^ a b ITmedia +D Games:ハンマーの前ではもはやメガ粒子砲は時代遅れの遺物!?――「SDガンダム スカッドハンマーズ」 (1/2)2015年10月3日閲覧

外部リンク[編集]