米子駅
米子駅 | |
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駅舎 | |
よなご Yonago (ねずみ男駅) | |
所在地 |
鳥取県米子市弥生町2(旅客駅) 鳥取県米子市陰田町331-2(貨物駅) |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
電報略号 |
ヨナ(旅客駅) ヨナソ(貨物駅) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面6線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,668人/日(降車客含まず) -2009年- |
開業年月日 | 1902年(明治35年)11月1日 |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 |
■山陰本線 (■伯備線直通含む) |
キロ程 |
323.0km*(京都起点) 岡山から伯備線経由で159.1 km |
◄東山公園 (1.8 km) (8.8 km) 安来► | |
所属路線 | ■境線 |
キロ程 | 0.0 km(米子起点) |
(1.0km) 博労町► | |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 |
* 貨物駅は京都起点 324.2km。 |
米子駅(よなごえき)は、鳥取県米子市にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。JR西日本の駅は鳥取県米子市弥生町2番地、JR貨物の駅は米子市陰田町331-2にある。
概要
米子市の中心駅で、西日本旅客鉄道米子支社も同居している。
山陰本線を所属線としており[1]、当駅を起点とする境線を加えた2路線が乗り入れている。また、2駅隣の伯耆大山駅から分岐する伯備線の列車も運転系統上当駅を基点としており、事実上3路線4方向の列車が利用できる。また、境線の駅としての愛称「ねずみ男駅」がついており(後述)、境線列車の発着ホームである0番線を霊番のりばにかけて、「レイバンセン」と呼んでいる。なお、JR貨物は山陰本線のみ第二種鉄道事業免許を有しており、境線の事業免許は有していない。
当駅は管理駅長が配置された直営駅であり、管理駅として山陰本線の中山口駅 - 東山公園駅間各駅、伯備線の上石見駅 - 岸本駅間各駅と、境線内の全ての駅を管轄している。
乗り入れる特急・快速列車
以下の列車が乗り入れている。
- 山陰本線
- 山陰本線・伯備線・山陽本線直通
- 特急「やくも」
- 山陰本線・伯備線・山陽本線・東海道本線直通
- 寝台特急「サンライズ出雲」
駅構造
島式ホーム3面6線を備えた地上駅。1番のりばは駅舎に面しており、境線専用の0番のりば(霊番のりば)は1番のりばホームの東側の切り欠き部にある。2・3番のりばと4・5番のりばとは跨線橋で連絡している。かつては1番のりばと2番のりばの間にホームのない中線があり、機回しや貨物列車の待避・通過に使用されたほか、後藤総合車両所へ向かう列車が待避・発車していたが、2010年3月現在、その中線は撤去されている。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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0(霊) | ■境線 | - | 境港方面 | |
1 | ■山陰本線 | 上り | 倉吉・鳥取方面 | 全ての特急含む |
■伯備線 | - | 新見・倉敷・岡山方面 | 全ての特急含む | |
2・3 4・5 |
■山陰本線 | 下り | 松江・出雲市方面 | 特急は主に2番のりば |
上り | 倉吉・鳥取方面 | 快速・普通のみ | ||
■伯備線 | - | 新見・倉敷・岡山方面 | 普通列車のみ | |
■境線 | - | 境港方面 | 山陰本線からの直通、4番のりば |
配線上では1番のりばが山陰上り本線、2番のりばが山陰下り本線となっており、特急列車は一部の例外を除いてこれらのホームに発着する。2番のりばからは伯耆大山方面への折り返しが出来るようになっている一方、1番のりばからは松江方面への発車はできない(出発信号機がないため)。
山陰本線(倉吉・鳥取方面)と境線(境港方面)を直通運転する列車は山陰本線ホームに発着し、スイッチバックを行う。
ねずみ男駅(霊番のりば)
境線の沿線にある境港市が、漫画家水木しげるの出身地であることにちなみ、ゲゲゲの鬼太郎のイラストを書いた「鬼太郎列車」を境線の米子駅 - 境港駅間に運行していることに関連し、2005年3月17日にねずみ男のブロンズ像を設置し「ねずみ男駅」の通称も使用開始した。現在は「新・鬼太郎列車」、「ねずみ男列車」、「ねこ娘列車」も運行している。
駅構内の施設
バリアフリー化
2011年(平成23年)3月24日の始発から、各ホームにエスカレーター(上り専用、日立製作所製)とエレベーター(11人乗り、フジテックの「ラクール」)を備えた新たな陸橋が完成し供用を開始した。この陸橋の完成により、当駅に停車する列車は新陸橋に合わせ停止位置をずらすようになったため、以前より東西に1箇所ずつあった陸橋のうち、西側の陸橋が閉鎖された。この新陸橋建設は米子駅南北一体化事業の一環とされているが、その後具体的な進展はない。
貨物駅
JR貨物の貨物駅で旅客駅の南西にある。通称、米子操車場。
取扱貨物
- コンテナ貨物
- 臨時車扱貨物
- 産業廃棄物・特別産業廃棄物の取扱許可を得ている。
駅構造
2面のコンテナホーム、3本のコンテナ荷役線、その他数本の留置線群や着発線群を有する。営業窓口であるJR貨物米子営業支店を併設する。
備考
- 貨物列車の発着がない。東松江オフレールステーションとの間にトラック便が設定されている。
駅周辺
駅の東側には「だんだん広場」があり、山陰で初めての鉄道路線を記念した記念碑やモニュメントなどがある。
- 日本交通米子駅前バスターミナル(実際は窓口と立体駐車場と高速バス待合所があるのみ)
- 米子市役所
- 米子市美術館
- 米子市立図書館
- 山陰歴史館(旧市役所)
- イオン米子駅前店(旧米子駅前サティ)
- スーパーホテル米子駅前
- 東横イン米子駅前
- ホテルハーベストイン米子
- ワシントンホテル
- 米子全日空ホテル
- 米子コンベンションセンター
- 米子市文化ホール
- 湊山公園(米子城跡)
- 米子市児童文化センター
- 米子市営湊山球場
- 米子市営テニスコート
- やまつみスポーツクラブ
- 鳥取大学医学部(米子キャンパス)
- 医学科
- 生命科学科
- 保健学科
- 鳥取大学医学部附属病院
- 米子郵便局
- 中国電力鳥取支社米子営業所
- 鳥取銀行米子支店
- 山陰合同銀行米子支店
- 島根銀行米子支店
- 米子信用金庫本店営業部
- 鳥取県道28号米子停車場線
- 鳥取県道102号米子・広瀬線
利用状況
1日平均の乗車人員は以下の通り。[2]
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2005年 | 4,204 |
2006年 | 4,052 |
2007年 | 4,028 |
2008年 | 3,919 |
2009年 | 3,668 |
バスのりば
駅構内
バスのりばは駅前にある。
- 0番のりば
- 有料送迎バス
- ウインズ米子(日本交通、日ノ丸バスに委託)
- 1番のりば
- 2番のりば
- 3番のりば
- 4番のりば
- 日本交通
- (大山観光道路(鳥取県道24号米子・大山線)経由)医療センター入口・尾高・大山寺
- 5番のりば
- 6番のりば
- 7番のりば
- 空港リムジンバス
- 日ノ丸バス
- 安来市広域生活バス(イエローバス)
- 8番のりば
- 日ノ丸バス
- 手間・御内谷
- 永江団地→米子高校循環(右回り)
- 永江団地・岩屋谷
- 伯耆町役場前・溝口駅前・江尾・根雨・日野病院
- 9番のりば・10番のりば・11番のりば
- キャメル号(東京方面)
- 出雲・松江・米子ドリーム名古屋号(名古屋方面)
- 米子エクスプレス京都号(京都方面)
- 山陰特急バス(大阪・神戸方面)
- ももたろうエクスプレス(岡山方面)
- フライングフィッシュ号(福山方面)
- メリーバード号(広島方面)
- 大山号(福岡方面)
備考
下記の路線は、駅前の鳥取県道102号米子・広瀬線沿いにあるバス停から発車する。
- 米子市文化ホール前
- 日ノ丸バス
- 錦海団地・祇園町車庫
- ホテルハーベストイン米子前
- 無料送迎バス
歴史
- 1902年(明治35年)11月1日 - 官設鉄道の境駅(現・境港駅) - 御来屋駅間開業により設置。客貨取扱を開始。
- 1908年(明治41年)4月5日 - 当駅から安来駅までが開業。当駅 - 境駅間は支線扱いとなる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 路線名称制定により、鳥取駅 - 当駅 - 松江駅間は山陰本線、当駅 - 境駅間は境線となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅となる。
- 2005年(平成17年)3月17日 - 「ねずみ男駅」の通称を使用開始。
- 2011年(平成23年)3月24日 - エスカレーター・エレベーターを備えた新陸橋が供用開始。
なお、1926年 - 1938年には米子電車軌道という路面電車が駅前に、1924年 - 1967年には法勝寺電鉄線という鉄道路線が米子駅近くの米子市駅より発着していた。
駅弁
主な駅弁は下記の通り[3]。製造販売は米吾。
- 大山おこわ
- 赤貝めし
- 伯耆物語
- かにちらし寿司
- 吾左衛門寿し5切セット
- 吾左衛門弁当
- 海の宝箱
- 吾左衛門 漬け 鯵
- 吾左衛門寿し
- 吾左衛門の燻し寿司
- 鯖
- 吾左衛門 江戸風 鯖
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- ■山陰本線・■伯備線(伯備線は伯耆大山駅まで山陰本線)
- ■境線(全定期列車が各駅に停車)
- 米子駅(ねずみ男駅) - 博労町駅(コロポックル駅)