コンテンツにスキップ

鳥取駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鳥取駅
南口(2020年9月)
とっとり
Tottori
地図
所在地 鳥取県鳥取市東品治町111-1
北緯35度29分39.54秒 東経134度13分31.32秒 / 北緯35.4943167度 東経134.2253667度 / 35.4943167; 134.2253667座標: 北緯35度29分39.54秒 東経134度13分31.32秒 / 北緯35.4943167度 東経134.2253667度 / 35.4943167; 134.2253667
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 トリ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
4,603人/日(降車客含まず)
-2024年-
開業年月日 1908年明治41年)4月5日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 山陰本線
キロ程 230.3 km(京都起点)
[* 1]福部 (11.2 km)
(4.2 km) 湖山
所属路線 因美線
キロ程 0.0 km(鳥取起点)
(4.3 km) 津ノ井
備考
  1. この間に滝山信号場有り(当駅から5.3 km先)。
テンプレートを表示
北口(2020年9月)

鳥取駅(とっとりえき)は、鳥取県鳥取市東品治町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線因美線である。

概要

[編集]

山陰地方の東の玄関であり、鳥取県の県庁所在地でもある鳥取市の代表駅であることから特急列車をはじめ、多くの列車の始発駅となっている。

山陰本線を所属線[4]としており、当駅が起点となる因美線を加えた2路線が乗り入れている。また、若桜鉄道智頭急行の列車も因美線を経由して乗り入れている。

停車する特急列車

歴史

[編集]
高架化前の鳥取駅周辺の白黒空中写真(1975年5月)
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成
地上駅時代の駅(1978年3月)

駅構造

[編集]
鳥取駅に進入するキハ47
進入するキハ47

ホーム長が280 m、ホーム幅が8 mの島式ホーム2面4線[21]を持つ高架駅である。

配線上では1番のりばを上り本線、3番のりばを下り本線としているため、「長距離普通列車」の時代には、1・2番のりばは上り、3番のりばは下り、4番のりばは因美線という大まかな区分があったが、2008年3月改正現在は「スーパーはくと」の一部を除きほぼ全ての列車が当駅始発・終着のダイヤになっているため、4番のりばに浜坂方面がないほかは区別なく使用されている(「スーパーはくと」は当駅を跨いで運転することを前提としているため、京都行きは1・2番のりば、倉吉行きは3・4番のりばに発着している)。2006年3月のダイヤ改正で寝台特急「出雲」が廃止になったため、一つのホームを端から端まで使う列車が一時消滅したが、2017年に「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が運転を開始。臨時列車ではあるが、長大編成列車の停車が復活している。

2・3番のりばの間には、客扱いをしない列車(後藤総合車両所への出入庫回送列車などが使用。)の着発線、4番のりばの横には側線がある。

ホームはいずれも駅の3階にあり、鳥取駅を含めて前後の区間はスラブ軌道主体の高架となっている。改札口から各ホームに、エレベーターエスカレーターが設置されている(以前よりエレベーターは設置されていたが改札外にあったため、利用の際は係員に申し出る必要があった)。また以前、改札外に設置されていた待合室は、駅利用者以外の利用増加により撤去され、現在は改札内に待合室が設置されている。

直営駅[2]であり、構内には山陰本線の東浜駅 - 赤碕駅間各駅と因美線の智頭駅以北の各駅を管轄する鳥取鉄道部が置かれている。

駅ビル西側には商業施設シャミネや、日本旅行TiS鳥取支店などが入っている。

2025年3月15日ICカードICOCA」の利用開始と同時に自動改札機の使用が開始された[17][18][19]。JR西日本管内の中核市の中心駅で最も遅い導入となった。導入日時点でICOCAを利用できるのは倉吉方面のみであるが、2027年春に因美線方面でも利用可能になる予定(同線内では郡家駅までの各駅及び智頭駅が対象)[20]

のりば

[編集]
のりば路線方向行先備考
1・2 A 山陰本線 下り 倉吉米子方面[22]  
上り 浜坂豊岡方面[22] 普通列車のみ
B 因美線 - 郡家津山姫路大阪方面[22] 大阪・京都行き「スーパーはくと」は1番のりば
3 A 山陰本線 下り 倉吉・米子・出雲市方面[22]  
上り 浜坂・豊岡方面[22] はまかぜ」は3番のりば
B 因美線 - 郡家・津山・姫路・大阪方面[22]  
4 A 山陰本線 下り 倉吉・米子・出雲市方面[22] 山陰本線上り(浜坂方面)は、線路が繋がっていないため発着不可能
B 因美線 - 郡家・津山・大阪方面[22]  
  • 2010年3月現在、「スーパーおき/まつかぜ」の乗車位置目標は全ホームに、「スーパーいなば」の乗車位置目標は1・3・4番のりばに、「はまかぜ」の乗車位置目標は1番のりば(2023年3月18日から3番のりば)のみに設置されている。京都行きの「スーパーはくと」については不定期に指定席車の増結があることから、固定の乗車位置目標ではなく小型モニターで乗車位置を案内する。このモニターがあるのは1番のりばのみであるため、同列車は原則1番のりば発着となる。倉吉行きの「スーパーはくと」の乗車位置目標は自由席車分のみ3・4番のりばに設置されている。

駅構内の施設

[編集]

駅弁

[編集]

(株)アベ鳥取堂が販売を担当している。主な駅弁は下記の通り[23]

  • さば寿し
  • お好みかに寿し
  • とっとりの居酒屋
  • かに幕の内
  • かにづくし弁当
  • ゲゲゲの鬼太郎丼(月~金曜は要予約)
  • 山陰鳥取かにめし
  • 元祖かに寿し
  • しいたけ弁当 素晴ら椎茸
  • ほかほか駅弁鳥取牛弁当
  • いかすみ弁当 黒めし
  • 大山豚のステーキ弁当
  • 城下町とっとり
  • あご寿し
  • 砂丘鳥取味の弁当
  • 鳥取大砂丘おこわ弁当

利用状況

[編集]

JR西日本の移動等円滑化取組報告書によると、2024年(令和6年)度の1日当たりの利用者数(乗降人員)は9,208人[24]

「鳥取市統計要覧」によれば、近年の乗車人員の推移は以下の通りである[25]

年度年間
乗車人員
1日平均
乗車人員
2000年256万7,014
2001年251万6,877
2002年245万6,712
2003年242万6,612
2004年239万6,548
2005年234万6,411
2006年227万6,219
2007年223万6,093
2008年220万6,027
2009年210万5,753
2010年207万5,671
2011年203万5,546
2012年204万5,589
2013年203万5,559
2014年191万5,233
2015年196.1万5,358
2016年197.1万5,400
2017年198.0万5,425
2018年195.0万5,342
2019年189.8万5,186
2020年142.2万3,896
2021年143.0万3,917
2022年152.0万4,164
2023年165.0万4,520
2024年168.0万4,603

駅周辺

[編集]
駅周辺(手前が北口)

北口

[編集]

駅の正面口(北口)からは、鳥取市のメインストリートである本通り(国道53号国道373号)が伸び、若桜街道(同)につながって県民文化会館の側を過ぎて久松山近くの鳥取県庁へと伸びる。丸由百貨店などの商業店舗が集中している。駅の南側も80年代後半より整備され、イオン(旧ジャスコ)などが出店している。全国的に進む郊外型の大型店舗(ロードサイド店舗)の出店は鳥取市も例外ではなく、本通りや若桜街道の客足は確実に大型店舗に向かっており、かつてほどの賑わいは無くなりつつある。

南口

[編集]

バス路線

[編集]

その他

[編集]

駅前には鳥取砂丘の砂で日本最大の砂時計(全長6mの一時間計)を作る計画があったが、反対意見の多数により見直しになった[26]

隣の駅

[編集]
西日本旅客鉄道(JR西日本)
A 山陰本線
快速「とっとりライナー
鳥取駅 - 湖山駅
普通
福部駅 - (滝山信号場) - 鳥取駅 - 湖山駅
B 因美線
普通
鳥取駅 - 津ノ井駅

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. 臼井幸彦「鉄道駅の機能複合化に関する都市論的研究」の巻末資料6-1「駅の諸元の変遷(県庁所在地駅)」では駅の使用開始を1979年(昭和54年)として三代目としている[7]

出典

[編集]
  1. 1 2 3 4 5 6 7 石野 1998, p. 305.
  2. 1 2 『学研の大図鑑 JR全駅・全駅舎西日本編(JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州)』学習研究社、2004年4月30日、165頁。
  3. 1 2 3 4 5 鳥取駅|駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月15日閲覧。
  4. 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  5. 鳥取市公式ウェブサイト内,鳥取市の概要 (PDF)
  6. 1 2 石野 1998, p. 324.
  7. 1 2 臼井幸彦「鉄道駅の機能複合化に関する都市論的研究」、京都大学、2001年。
  8. 昭和ニュース事典編纂委員会『昭和ニュース事典第8巻 昭和17年/昭和20年』本編p.224 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  9. 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、99頁。ISBN 978-4-10-320523-4
  10. 宮内庁『昭和天皇実録第十』東京書籍、2017年3月30日、547頁。ISBN 978-4-487-74410-7
  11. 「鳥取駅旅行センターがオープン」『交通新聞』交通協力会、1974年7月16日、1面。
  12. 「鳥取駅 装い新たに開業」『交通新聞』交通協力会、1978年10月26日、1面。
  13. 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、155頁。ISBN 978-4-10-320523-4
  14. 横山翼「鳥取駅に瑞風 園児ら「またね」」『朝日新聞』朝日新聞社、2017年6月21日、朝刊 鳥取全県版。
  15. 2025年春(予定)山陰本線のICOCAエリアを拡大します!』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2023年12月15日。オリジナルの2023年12月15日時点におけるアーカイブ2023年12月15日閲覧
  16. 山陰本線 鳥取駅~倉吉駅間でICOCAが利用可能になります! ~2025年3月15日(土)サービス開始~』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2025年1月29日。オリジナルの2025年1月30日時点におけるアーカイブ2025年3月4日閲覧
  17. 1 2 鳥取駅で自動改札機導入へ JR西管内の県庁所在地中心駅では最後」『毎日新聞』毎日新聞社、2025年3月13日。オリジナルの2025年3月13日時点におけるアーカイブ。2025年3月13日閲覧。
  18. 1 2 有人改札、あとわずか 鳥取駅倉吉駅 15日、自動改札機導入へ 〝近代化〟歓迎、寂しさも」『日本海新聞』新日本海新聞社、2025年3月4日。オリジナルの2025年3月4日時点におけるアーカイブ。2025年3月4日閲覧。
  19. 1 2 JR西の県庁所在地で最後の手作業改札・鳥取駅、自動改札に切り替わり…駅長「少しさみしい」」『読売新聞』読売新聞社、2025年3月16日。オリジナルの2025年3月20日時点におけるアーカイブ。2025年3月20日閲覧。
  20. 1 2 2027年春 山陰本線下北条駅〜淀江駅・因美線・智頭線にIC改札機を導入します!』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道株式会社/智頭急行株式会社、2026年2月26日。オリジナルの2026年2月26日時点におけるアーカイブ2026年2月26日閲覧
  21. 『だいこう』第22巻第1号、p.375
  22. 1 2 3 4 5 6 7 8 鳥取駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月15日閲覧。
  23. 『JTB時刻表 2025年3月号』JTBパブリッシング、2025年、380,381頁。
  24. 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)(令和5年度)”. 西日本旅客鉄道. 2026年2月23日閲覧。
  25. 市勢要覧 - 鳥取市
  26. 鳥取)巨大砂時計の計画見直し 鳥取商工会議所”. 朝日新聞デジタル (2017年7月24日). 2019年6月16日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 
  • 寺門章男(鳥取工事区長)「鳥取工事区だより」『だいこう』第22巻第1号、日本国有鉄道大阪工事局、1976年3月、375 - 376頁。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]