美作滝尾駅
美作滝尾駅 | |
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![]() 駅舎(2007年8月) | |
みまさかたきお Mimasaka-Takio | |
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![]() | |
所在地 | 岡山県津山市堀坂263 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | B 因美線 |
キロ程 | 61.5 km(鳥取起点) |
電報略号 | ミタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
34人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)3月15日 |
備考 | 無人駅 |
美作滝尾駅(みまさかたきおえき)は、岡山県津山市堀坂にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)因美線の駅である。
歴史[編集]
駅名の由来はかつての所在地自治体名であった滝尾村(1954年津山市に編入)より。開業時、既に九州の大分県に滝尾駅が存在したため、規定に従い当地の旧国名を取って「美作滝尾駅」と命名された
- 1928年(昭和3年)3月15日:因美南線として美作加茂 - 東津山 - 津山間が開業した際に設置[1]。
- 1954年(昭和29年)7月1日:滝尾村が津山市に編入され、所在地表示が岡山県津山市堀坂になる。
- 1970年(昭和45年)10月1日:貨物および荷物扱い廃止[2]。駅員無配置駅となる[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる[2]。
駅構造[編集]
津山方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。
戦前に建築された古い木造平屋作りの駅舎は2008年11月に登録有形文化財に登録された。[4]
津山駅管理の無人駅。かつては駅前のJAつやま神滝営業所に簡易委託され、乗車券を販売していた。
駅舎の北側には、かつて貨物の取扱駅であった時代の建造物が現存しており、側線跡の他に貨物ホームと上屋が現存している。
利用状況[編集]
1日の平均乗車人員は以下の通りである[5]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 94 |
2000 | 78 |
2001 | 67 |
2002 | 60 |
2003 | 55 |
2004 | 52 |
2005 | 54 |
2006 | 54 |
2007 | 48 |
2008 | 51 |
2009 | 56 |
2010 | 61 |
2011 | 52 |
2012 | 63 |
2013 | 59 |
2014 | 56 |
2015 | 41 |
2016 | 39 |
2017 | 35 |
2018 | 30 |
2019 | 34 |
駅周辺[編集]
その他[編集]
- 映画『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(1995年公開) - 冒頭のシーンで寅さんが降り立つ駅の撮影に用いられた[6]。駅前には映画の撮影を記念した碑も建てられている。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ^ a b 『鉄道省告示第43号 官報第356号(1928年3月8日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ a b 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、326頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●因美線津ノ井ほか8駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年10月8日、16面。
- ^ “美作滝尾駅 JR姫新線 | 岡山県北の生活情報 アットタウンWEBマガジン” (日本語). 2019年8月1日閲覧。
- ^ 出典:岡山県統計年報
- ^ 『全国映画ドラマロケ地事典』p322 日外アソシエーツ編集(2011年)全国書誌番号:21946393
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 美作滝尾駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道