東浜駅

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東浜駅
駅舎(2010年6月9日)
駅舎(2010年6月9日)
ひがしはま - Higashihama
居組 (3.3km)
(4.4km) 岩美
鳥取県岩美郡岩美町大字陸上字下塚畑50
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 山陰本線
キロ程 207.5km(京都起点)
電報略号 ヒマ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1950年昭和25年)1月1日
備考 無人駅(乗車駅証明書発行機 有)
* この間に福知山支社米子支社境界標あり(当駅から岩美寄りは米子支社管内)
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東浜駅の位置
東浜駅の位置
東浜駅の
位置
東浜駅の位置
構内(2010年6月9日)
東浜駅設置の碑

東浜駅(ひがしはまえき)は、鳥取県岩美郡岩美町大字陸上(くがみ)字下塚畑にある西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線である。

起点から見て山陰本線の最初の鳥取県の駅で、また同県最北端の駅でもある。当駅と居組駅の間(上り第1閉塞信号付近)に福知山支社米子支社境界標が存在する(各種書類上の分界駅は居組駅とされるが、ダイヤ運用上では浜坂駅が事実上の境界となっている)ため、時折当駅を起終点とする試運転列車や回送列車などが設定されることがある。

歴史[編集]

東浜駅の所在する付近には、1911年(明治44年)に山陰本線が開通していたが、当時は東浜駅は設置されず、隣の岩美駅と居組駅のみが設置された[1]。このため当駅周辺の住民は歩いて両駅を利用するほかなく、大正から昭和初期にかけて3回に渡り駅設置の請願を行ったが、採算性を理由に拒まれていた[2]第二次世界大戦後、当時の東村の村長だった岡田光治が20回以上に渡って国鉄への請願を繰り返した結果、1949年(昭和24年)に仮乗降場として開設され、1950年(昭和25年)1月1日に正式な駅となった[2][1]

駅開設後は利便性が大きく向上し、主に京阪神・山陽地方からやってくる臨海学校の子供らで賑わうようになった[2]。このために最盛期には60軒に及ぶ民宿が建ち並び、バーやパチンコ店なども営業していた[2]。しかし自家用車の時代になると駅は寂れ、国鉄の合理化に伴って1972年(昭和47年)に無人化された[2]

JR西日本が2017年(平成29年)春から運転を予定しているクルーズトレイン「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」では、「世界ジオパーク認定の浦富海岸の眺望と地引網の実演」を対象として、東浜駅が立ち寄り観光駅に選ばれた[3][4]。これを受けて地元では、乗客を受け入れるレストランの準備などが始められている[2]

年表[編集]

駅構造[編集]

相対式2面2線のホームを持ち、交換設備を有する地上駅。双方向に出発信号機を備え、駅舎側の1番のりばを直線とする一線スルー構造となっているが、上下線の本線は分けられており、下り停車列車は2番のりばを使用する。互いのホームは跨線橋で連絡している。

鳥取鉄道部管理の無人駅であり、入口付近に乗車駅証明書発行機がある。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 山陰本線 上り 浜坂豊岡方面
2 山陰本線 下り 鳥取米子方面

駅周辺[編集]

  • 東浜海水浴場がある。透明度が高い。

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
山陰本線
快速(当駅から岩美方の各駅に停車)
諸寄駅 - 東浜駅 - 岩美駅
普通
居組駅 - 東浜駅 - 岩美駅

※定期の快速列車はすべて停車するが、土休日運行の臨時快速「山陰海岸ジオライナー」は停車しない。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』第2巻 p.305
  2. ^ a b c d e f g h i “「瑞風」停車で再脚光 JR東浜駅、栄枯盛衰の65年”. 日本海新聞. (2015年9月2日). http://www.nnn.co.jp/news/150902/20150902007.html 2015年9月3日閲覧。 
  3. ^ TWILIGHT EXPRESS 瑞風で探訪する美しい日本について”. 西日本旅客鉄道 (2015年6月18日). 2015年9月3日閲覧。
  4. ^ 旅程の詳細 (PDF)”. 西日本旅客鉄道 (2015年6月18日). 2015年9月3日閲覧。

参考文献[編集]

  • 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』2、JTB1998年10月1日、初版。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]