吾左衛門寿し

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吾左衛門鮓(ござえもんずし)は西日本旅客鉄道(JR西日本)米子駅で販売されている駅弁で、株式会社米吾が製造販売している。

歴史[編集]

  • 吾左衛門鮓の由来は江戸時代にさかのぼる。鳥取藩年貢米を回送していた廻船問屋・米屋吾左衛門[1]の妻女が、船子たちのために作っていた弁当が始まりとされる。この弁当は当初は昆布で巻いた押し寿司ではなく、酢飯の握り飯に鯖の切り身を乗せて、ワカメで全体を包むという製法であった。この吾左衛門弁当をもとに改良が重ねられた結果、1978年昭和53年)より本格的な販売が開始された。現在では年間売り上げ60万食に及ぶ人気駅弁である。

外観・内容[編集]

商品ラインアップとして、「(1950円)」「(1950円)」「(1800円)」「(2700円)」「(2500円)」「燻し寿司 鯖(2000円)」などがある。値段は2016年8月現在。 形態としては棒寿司である。鳥取県産米に日本近海で獲れる肉厚の寒鯖が乗り、北海道産の極上の真昆布を厚さ・幅が均一になるように巻くことで、豊かな風味を醸し出している。鯖は日本近海産の寒鯖のうち魚体600グラム前後の4年ものを使用している。巻き昆布は別のタイプもある。 またの酸味と魚の生臭さをまろやかにするため、マイナス60℃で急速凍結した後に特許技術による熟成解凍を行っている。 各地で行われる物産展、駅弁大会にも出品され、空弁としても人気を集めている。

その他[編集]

女優の司葉子は“「米吾」の吾左衛門鮓は天下一品、ほんとにおいしいと思います”と絶賛している。夫で衆議院議員だった相澤英之もまた「米吾」の寿司の大ファンという。

落語家立川談志もファンで、紹介していた。 女優の紺野美紗子もテレビ番組で好物の一つとして紹介している。

関連[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 米屋吾左衛門 - 鳥取藩の米買之宿(年貢米の取扱)をつとめ、享保(1716年)の頃には、廻船問屋も兼業し、数隻の千石船を所有、一回千俵から二千俵の米を廻送したほか、繰槹、鉄などの海運も行っていた

外部リンク[編集]