ワールドサッカー ウイニングイレブン 2013

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ワールドサッカー ウイニングイレブン 2013
WORLD SOCCER Winning Eleven 2013
Pro Evolution Soccer 2013
ジャンル スポーツ - サッカー - アクション
対応機種 PS3PSPWii3DSXbox 360アジア版、PC海外のみ
開発元 ウイニングイレブンプロダクション
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
人数 [PS3]1 - 7人(オンライン時2 - 8人)
[PSP]1人(アドホックモード2 - 4人)
[Wii]1 - 4人(オンライン時2 - 4人)
[3DS]1人(ワイヤレス、オンライン時2人)
発売日 日本の旗[PS3]:2012年10月4日
[PSP][Wii][3DS]:2012年11月1日
売上本数 38万8627本 (PS3)[1]
9万6275本 (PSP)[1]
2万7087本 (Wii)[1]
3万2534本 (3DS)[1]
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ワールドサッカー ウイニングイレブン2013[2](英語表記:WORLD SOCCER Winning Eleven 2013、欧州名:Pro Evolution Soccer 2013)は、コナミデジタルエンタテインメントから発売されたサッカーゲーム。ウイイレシリーズとしては今作で17作目(PS(2000も含む。)、PS2、PS3の通算。Jリーグ版、ファイナルエヴォリューション等は除く)である。略称は『ウイイレ 2013』、イメージキャラクターは香川真司UEFAチャンピオンズリーグUEFAヨーロッパリーグコパ・リベルタドーレスも引き続き搭載。

PESフルコントロールやプレイヤーID、新たなAIとしてProActive AIを搭載、新モーションを多数搭載し、より一層リアルになった。一方で、リーグモードやレジェンズモード等のメインモードとなりうる要素が削除され、ゲームシステムの縮小が図られた。

ライセンス[編集]

クラブライセンス[編集]

ナショナルチーム[編集]

Notas
太字 – フルライセンス
New – 2013から収録される国
Fict. – 偽名で収録される国

スタジアム[編集]

イングランド

スペイン 

フランス

イタリア

ドイツ

ポルトガル

ブラジル

日本

ボール[編集]

  • Classic
  • Plain
  • WE-PES 00′s
  • WE-PES 30′s
  • WE-PES 40′s
  • WE-PES 50′s
  • WE-PES 60′s
  • WE-PES 2002
  • WE-PES 2003
  • WE-PES 2007
  • WE-PES 2008
  • WE-PES 2009 Claw
  • WE-PES 2010
  • WE-PES 2011
  • WE-PES 2012
  • WE-PES 2013
  • Adidas Predator Capitano / White
  • Adidas Predator Capitano / Blue
  • Nike MAXIM
  • Puma Powercat 1.12
  • Puma EVOSPEED 3
  • Umbro NEO 2 PROFESSIONAL

初回特典のシリアルコードによって、UEFAチャンピオンズリーグの歴代ボールを追加できる。 UEFA Champions LeagueモードのEXTHIBITION MATCHIのみ使用可能。

  • Adidas Finale 2001
  • Adidas Finale 2005
  • Adidas Finale 2009 Rome
  • Adidas Finale 2011 Wembley

実況・解説[編集]

実況:ジョン・カビラ 解説:北澤豪名波浩

データパック2.0事件[編集]

PS3版発売日から1週間後の2012年10月11日に夏の移籍を反映させた大型アップデートが予定されていた。これは当日17時~19時のサーバーメンテナンス後に配信される予定だったが、約3時間の遅延が生じ22時ごろダウンロード可能となった。ところがデータパックを適用したユーザーの多数からフリーズおよびエディットデータ消失の症状が報告され、ダウンロードが差し止められた[3][4][5]

経緯[編集]

  • 17時ごろ
    • サーバーメンテナンス開始に伴いオンラインサービスが停止する。
  • 19時ごろ
    • データパック2.0の母体となるパッチ1.01がPlayStation Network経由で配信される。
  • 21時ごろ
    • オンラインサーバーが再開し、一見ダウンロード可能になるがエラーでダウンロードできず。
    • この間、遅延やエラーの説明はなく混乱が広がる。
  • 22時ごろ
    • データパック2.0のダウンロードが開始されるが、適用したユーザーから不具合が報告される。

影響[編集]

当日17時やそれ以前から待っていたユーザーにとっては、長時間待たされた挙句フリーズでゲームそのものができなくなるという状況となった。ゲームシステムの仕組みから重要なアップデートとなるうえ、夕方19時という時間だったことから多くのユーザーが影響を受けた。ライバルのサッカーゲームである、FIFAシリーズに欧州・北米での人気を取られ、長年のユーザーの要望が反映されないなど不満が高まっていた状況に、火に油を注ぐ形となった[4]

その後もオンラインを中心に複数の不具合が報告され、ゲームを起動するたびにお詫びのメッセージが表示される状態が2か月ほど続いた。 11月29日になると、J.LEAGUEパック発売と同時にパッチが公開され、上記のデータパック問題は解決した。ところが発売されたJ.LEAGUEパック(1800円)は前バージョンで自由に行えたエディットや選手移籍が一切できないなど、制限が強いものだった。さらに公式ホームページ上の商品説明に誤植(体験版との比較を兼ねた表でエディット不可の文章がエディットモードではなくマッチモードの欄にあった)があったことから、公式Facebookが再び炎上することとなった[5]

脚注[編集]

外部リンク[編集]