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サッカースウェーデン代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サッカースウェーデン代表
国または地域  スウェーデン
協会 スウェーデンサッカー協会(SvFF)
FIFAコード SWE
愛称 Blågult (The Blue and Yellow)
監督 イングランドの旗 グレアム・ポッター
キャプテン ヴィクトル・リンデロフ
最多出場選手 アンデシュ・スヴェンソン(148試合)
最多得点選手 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(62得点)
ホームスタジアム ナショナルアレーナン
ホームカラー
アウェイカラー
初の国際試合
 スウェーデン 11 - 3 ノルウェー 
ヨーテボリ, 1908年7月12日)
最大差勝利試合
 スウェーデン 12 - 0 ラトビア 
ストックホルム, 1927年5月29日)
 スウェーデン 12 - 0 韓国 
ロンドン, 1948年8月5日)
最大差敗戦試合
イギリスの旗 グレートブリテン 12 - 1 スウェーデン 
(ロンドン, 1908年10月20日)
FIFAワールドカップ
出場回数 12回(初出場は1934
最高成績 準優勝(1958
UEFA欧州選手権
出場回数 7回
最高成績 ベスト4(1992

サッカースウェーデン代表(サッカースウェーデンだいひょう、: Sveriges herrlandslag i fotboll)は、スウェーデンサッカー協会(SvFF)によって構成される、スウェーデンサッカーナショナルチームである。愛称の「ブローギューラ(: Blågult)」はスウェーデン語で「青と黄」の意。本拠地はストックホルム県ソルナにあるナショナルアレーナン

歴史

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1940年代 - 2000年代

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1940年から50年代にかけて隆盛した古豪。1948年にはオリンピックで優勝、ワールドカップ1950年大会では3位、地元開催の1958年ワールドカップで準優勝を成し遂げた。当時の選手にはイタリアリーグや代表で活躍し、「グレ・ノ・リ」と呼ばれたグンナー・グレングンナー・ノルダールニルス・リードホルムらがいた。

1960年代に入ると低迷するが、1970年代に入ると3大会連続でワールドカップ出場を果たし、1974年の西ドイツワールドカップではラルフ・エドストレームらを擁し2次リーグ進出を果たした。

1980年代に再び低迷期に入ったが、1990 FIFAワールドカップではトマス・ブロリンを擁し3大会ぶりの本大会出場を果たし、次の1994 FIFAワールドカップではブロリンを筆頭にマルティン・ダーリンケネト・アンデションヘンリク・ラーションらを擁し3位進出を果たした。

2000年代にはラーションに加えフレドリク・ユングベリズラタン・イブラヒモビッチキム・シェルストレームなどの攻撃陣を擁し、2002 FIFAワールドカップUEFA EURO 2004では上位進出も期待された。国際大会では毎回のようにダークホース的な存在である。伝統的にデンマークにライバル意識を持っており、UEFA EURO 2004UEFA EURO 2008予選などで対戦している。

2010年代 - 2020年代

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2010年代に入りやや低調で、UEFA EURO 2012には出場したが、FIFAワールドカップ2010年大会2010年大会予選ではグループ1の3位で敗退した他、2014年大会予選では、2014年大会予選グループCの3試合目では、その大会で優勝したドイツとアウェイで0-4のビハインドから4-4で引き分け、地区予選10試合でドイツが勝利を逃した唯一の試合を演じ、2位でプレーオフへ駒を進めてポルトガルと対戦したが、2-4で敗れて2大会連続の予選敗退となった。5大会連続で出場したUEFA EURO 2016はグループリーグで敗退し、大会後にはチームの絶対的存在であったイブラヒモビッチが代表からの引退を表明した。

2016年以降は若手の育成に成功しており、2016年リオデジャネイロオリンピックではU-23チームがヨーロッパ王者として出場した。2018FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選では優勝経験のあるフランスと2010年大会準優勝、2014年大会3位のオランダと同組になるも得失点差でオランダを上回り、フランスに次ぐ2位でプレーオフに進出が決まり、1勝1分けでイタリアを破って3大会ぶりのワールドカップ出場を決めた。

本大会ではグループFに入り、初戦の韓国戦ではアンドレアス・グランクヴィストのPKで与えられた1点を守り切って勝利、2戦目のドイツ戦では1-2と敗戦するも3戦目のメキシコ戦では3-0で勝利し決勝トーナメント進出を決めた。ラウンドオブ16ではスイスに1-0で勝利するが、準々決勝でイングランドに敗れた。1年延期されたUEFA EURO 2020に6大会連続で出場し、グループリーグは1位で通過するもラウンドオブ16でウクライナに敗れた。

ワールドカップ2022年大会ヨーロッパ予選では、1次予選を2位で通過してプレーオフへ駒を進め、プレーオフではパスBに組み入れられた。2022年ロシアのウクライナ侵攻を受け、プレーオフ準決勝で対戦するチェコと同じパスBであるポーランドと共にロシアとの対戦拒否を表明した[1]。プレーオフ準決勝でチェコを下したものの、プレーオフ決勝では不戦勝で勝ち上がってきたポーランドに0-2で敗れて2大会ぶりに本大会出場を逃した[2]

2026年大会の予選では、2分4敗と予選最下位ながらネーションズリーグの成績によりプレーオフに駒を進めた。準決勝でウクライナに勝利し、決勝では4年前に敗れたポーランドにリベンジを果たし、2大会ぶりのワールドカップ出場を決めた[3]

成績

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FIFAワールドカップ

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1958 FIFAワールドカップでの選手達
2006 FIFAワールドカップでの選手達
開催国 / 年 成績
ウルグアイの旗 1930不参加
イタリア王国の旗 1934ベスト8210144
フランスの旗 19384位3102119
ブラジルの旗 19503位52121115
スイスの旗 1954予選敗退
スウェーデンの旗 1958準優勝6411127
チリの旗 1962予選敗退
イングランドの旗1966
メキシコの旗 1970グループリーグ敗退311122
西ドイツの旗 19742次リーグ敗退622276
アルゼンチンの旗 1978グループリーグ敗退301213
スペインの旗 1982予選敗退
メキシコの旗 1986
イタリアの旗 1990グループリーグ敗退300336
アメリカ合衆国の旗 19943位7331158
フランスの旗 1998予選敗退
日本の旗大韓民国の旗 2002ベスト16412155
ドイツの旗 2006412134
南アフリカ共和国の旗 2010予選敗退
ブラジルの旗 2014
ロシアの旗 2018ベスト8530264
カタールの旗 2022予選敗退
合計 出場11回511913198073

UEFA欧州選手権

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開催国 / 年 成績
フランスの旗 1960不参加
スペインの旗 1964予選敗退
イタリアの旗 1968
ベルギーの旗 1972
ユーゴスラビアの旗 1976
イタリアの旗 1980
フランスの旗 1984
西ドイツの旗 1988
スウェーデンの旗 19924位421165
イングランドの旗 1996予選敗退
ベルギーの旗オランダの旗 2000グループリーグ敗退301224
ポルトガルの旗 2004ベスト8413083
オーストリアの旗スイスの旗 2008グループリーグ敗退310234
ポーランドの旗ウクライナの旗 2012310255
フランスの旗 2016301213
欧州連合の旗 2021 ベスト16 3 2 1 0 4 2
ドイツの旗 2024予選敗退
合計出場7回237792926

オリンピック

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開催年結果
イギリスの旗 19084位2002114
スウェーデンの旗 1912ベスト16200235
ベルギーの旗 1920ベスト83102147
フランスの旗 1924銅メダル5311185
オランダの旗 1928不参加
ドイツ 1936ベスト16100123
イギリスの旗 1948金メダル4400223
フィンランドの旗 1952銅メダル430198
オーストラリアの旗 1956不参加
イタリアの旗 1960
日本の旗 1964予選敗退
メキシコの旗 1968不参加
ドイツの旗 1972
カナダの旗 1976
ソビエト連邦の旗 1980
アメリカ合衆国の旗 1984
大韓民国の旗 1988ベスト8421175
通算最高成績 : 優勝
17大会中/8回出場
25132107650

北欧サッカー選手権

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開催年 結果 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点
1924-28 準優勝 10 6 1 3 31 19
1929-32 12 6 1 5 35 31
1933-36 優勝 12 7 2 3 31 22
1937-47 12 9 0 3 41 16
1948-51 12 7 2 3 36 22
1952-55 12 8 4 0 44 14
1956-59 12 9 2 1 45 17
1960-63 12 7 3 2 24 10
1964-67 12 5 4 3 22 14
1968-71 12 10 2 0 32 10
1972-77 12 8 2 2 24 9
1978-80 準優勝 6 3 0 3 7 6
1981-85 6 3 1 2 7 4
2000-01 5位 5 1 2 2 3 4
合計 14/14 147 89 26 32 382 198

歴代監督

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歴代選手

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主要大会のメンバー

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主な代表選手

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歴代記録

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出場数ランキング

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最多出場者のアンデシュ・スヴェンソン
2025年10月20日現在[4]
  水色は現役代表選手
順位名前出場得点期間
1アンデシュ・スヴェンソン148211999-2013
2トーマス・ラヴェリ14301981-1997
3アンドレーアス・イサクソン13302002–2016
セバスティアン・ラーション102008-2021
5キム・シェルストレーム131162001-2016
6ズラタン・イブラヒモヴィッチ122622001-2023
7オロフ・メルベリ11782000-2012
8ローランド・ニルソン11621986-2000
9ビョルン・ノルドクヴィスト11501963-1978
10ニクラス・アレクサンデション10971993-2008

得点数ランキング

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最多得点者のズラタン・イブラヒモヴィッチ
2025年10月20日現在[5]
  水色は現役代表選手
順位名前得点出場期間
1ズラタン・イブラヒモヴィッチ621222001-2023
2スヴェン・リデル英語版49431923-1932
3グンナー・ノルダール43331942-1948
4ヘンリク・ラーション371061993-2009
5グンナー・グレン33571940-1958
6ケネト・アンデション31831990-2000
7マルクス・アルベック30741999-2008
8マルティン・ダーリン29601991-1997
9アグネ・シモンソン英語版27511957-1967
10トマス・ブロリン26471990-1995

脚注

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関連項目

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外部リンク

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