サッカーウズベキスタン代表
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国または地域 |
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協会 | ウズベキスタンサッカー連盟 | |||
愛称 | oq boʻrilar (оқ бўрилар)「白い狼」 | |||
監督 |
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最多出場選手 | セルヴェル・ジェパロフ(128試合) | |||
最多得点選手 | マクシム・シャツキフ(34得点) | |||
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初の国際試合 | ||||
![]() ![]() (ドゥシャンベ, タジキスタン; 1992年6月17日) | ||||
最大差勝利試合 | ||||
![]() ![]() (チエンマイ, タイ王国; 1998年12月5日) | ||||
最大差敗戦試合 | ||||
![]() ![]() (サイダ, レバノン; 2000年10月8日) | ||||
FIFAワールドカップ | ||||
出場回数 | 0回 | |||
最高成績 | - | |||
AFCアジアカップ | ||||
出場回数 | 7回 | |||
最高成績 | 4位(2011) | |||
サッカーウズベキスタン代表は、ウズベキスタンサッカー連盟(UFF)によって編成されるサッカーのナショナルチームである。
歴史[編集]
ソビエト連邦が欧州サッカー連盟(UEFA)だった関係で中央アジア諸国は独立後、欧州サッカー連盟(UEFA)かアジアサッカー連盟(AFC)か選択できたが、1994年にAFCに加入した。
初めて参加した国際大会である1994年・広島アジア大会で優勝した。以降はAFCアジアカップにおいてグループリーグ敗退が続いたものの、2004年度・2007年度と連続してアジアカップ決勝トーナメント(ベスト8)に進出。
2006 FIFAワールドカップ・アジア予選最終予選ではグループAの3位となり、5位決定プレーオフに回った。そのプレーオフでバーレーンに敗れ、敗退となった(後述)。
2010 FIFAワールドカップ・アジア予選でも最終予選に進んだが、グループ最下位で敗退した。翌年に行われたAFCアジアカップ2011ではグループリーグを首位で通過し、最終的には4位となった。
2014 FIFAワールドカップ・アジア3次予選ではAFCアジアカップ2011王者の日本をアウェーで下し、グループ1位で4次予選へ進出した。4次予選では韓国に勝ち点で並ぶもわずかに得失点差1で及ばずA組3位の成績で、B組3位のヨルダンとアジア第5代表を争う5次予選に出場。第1戦、第2戦ともに1-1で延長戦でも決着がつかずPK戦となったが、その末に敗れワールドカップ出場はならなかった。AFCアジアカップ2015ではグループリーグを2位で突破したが、準々決勝で延長戦の末韓国に敗れベスト8となった。
2018 FIFAワールドカップ・アジア予選では3次予選まで進出し、序盤は自動出場権獲得の2位につけるなど善戦していたが、アウェーでシリアや中国に敗れるなどで第9節終了時点で出場圏外の4位に転落。最終節はホームで韓国を破ればW杯初出場へ大きく前進するところだったが、後半は防戦一方となるなど精彩を欠き最終的に0-0のスコアレスドロー。同時刻に行われていたイランとシリアの試合が2-2の引き分けで終わったため、結果勝ち点で並んだシリアに得失点差で及ばずグループA4位でプレーオフにすら進めず予選敗退となった。
AFCアジアカップ2019ではグループを2位で突破し、ラウンド16で過去これまで3回対戦し3敗しているオーストラリアと対戦し、0-0で延長でも決着がつかずPK戦にもつれこんだが、これに2-4で敗れベスト16で敗退した。
前述のように、ワールドカップ予選では初参加の1998年大会の予選から毎回最終予選まで進出しているが出場目前で敗退するケースが多く、アジア間のプレーオフが最高。
韓国を特に苦手としており、2018年大会予選終了時点で3分5敗とワールドカップ予選では勝利したことがない。
ホームスタジアム[編集]
2つのスタジアムがホームスタジアムとなっている。
- ブニョドコル・スタジアム (タシュケント) 収容人数:34,000人
- パフタコール・マルカジイ・スタジアム (タシュケント) 収容人数:35,000人
FIFAワールドカップの成績[編集]
AFCアジアカップの成績[編集]
開催年 | 結果 | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 |
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不参加(独立前) | - | - | - | - | - | - |
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グループリーグ敗退 | 3 | 1 | 0 | 2 | 3 | 6 |
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3 | 0 | 1 | 2 | 2 | 14 | |
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ベスト8 | 4 | 3 | 0 | 1 | 5 | 2 |
![]() ![]() ![]() ![]() |
4 | 2 | 0 | 2 | 10 | 4 | |
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4位 | 6 | 3 | 1 | 2 | 10 | 13 |
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ベスト8 | 4 | 2 | 0 | 2 | 5 | 5 |
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ベスト16 | 4 | 2 | 1 | 1 | 7 | 3 |
合計 | 7/17 | 28 | 13 | 3 | 12 | 42 | 47 |
歴代監督[編集]
名前 | 国籍 | 年 |
---|---|---|
ルスタム・アクラモフ | ![]() |
1992.6-1994.10 |
アレクサンドル・イヴァンコフ | ![]() |
1995.7-1995.11 |
バハディール・イブラギモフ | ![]() |
1996 |
ルスタム・ミルサディコフ | ![]() |
1996.5-1997.10 |
ウビラジャラ・ヴェイガ・ダ・シルヴァ | ![]() |
1997.10-1998.12 |
マフムード・ラヒモフ | ![]() |
1999.7-2000.2 |
ヴィクトル・ボリソフ | ![]() |
2000.2 |
パーヴェル・サディリン | ![]() |
2000.4-2000.5 |
ユーリイ・サルキシャン | ![]() |
2000.7-2004.2 |
ヴラジーミル・サルコフ | ![]() |
2000.12-2001.10 |
ラフシャン・ハイダロフ | ![]() |
2002.1-2004.11 2005.6-2005.7 |
レオニード・オストロウシュコ | ![]() |
2004.2-2004.4 |
ハンス・ユルゲン・ゲーデ | ![]() |
2004.2-2000.10 |
ボブ・ホートン | ![]() |
2005.6-2005.12 |
ヴァレリー・ニポムニシ | ![]() |
2006.1-2006.12 |
ラウフ・イニレーエフ | ![]() |
2007.1-2008.9 |
ミルジャラル・カシモフ | ![]() |
2008.9-2010.4 |
ヴァディム・アブラモフ | ![]() |
2010.4-2012.6.4 |
ミルジャラル・カシモフ | ![]() |
2012.6.4-2015.6.24[1] |
サムヴェル・ババヤン | ![]() |
2015.6.24-2017.9.11[2][3] |
ルズィクル・ベルディエフ | ![]() |
2017.10.17-2017.12[4] |
ティムル・カパーゼ | ![]() |
2018.2-2018.6 |
エクトル・クーペル | ![]() |
2018.10[5]-2019.9 |
ヴァディム・アブラモフ | ![]() |
2019.9- |
歴代所属選手[編集]
- ミルジャラル・カシモフ
- ファズィル・ムサエフ(ジュビロ磐田)
- ティムル・カパーゼ(FCアクトベ)
- セルヴェル・ジェパロフ(アル・シャバブ・リヤド)
- オディル・アフメドフ(FCアンジ・マハチカラ)
- サンジャール・トゥルスノフ(FCヴォルスクラ・ポルタヴァ)
記録[編集]
各ランキングは2013年6月18日終了時のもの。太字は現役選手(代表引退ではなく、現役を引退していない選手)を表す。「期間」は代表で試合に出場した期間であり、末期が抜けている選手は現役の代表選手を表す。
出場数[編集]
位 | 名前 | 期間 | 出場数 | 得点数 |
---|---|---|---|---|
1 | ティムル・カパーゼ | 2002- | 107 | 9 |
2 | セルヴェル・ジェパロフ | 2002- | 94 | 20 |
3 | アレクサンドル・ゲインリフ | 2002- | 83 | 28 |
4 | イグナティ・ネステロフ | 2002- | 82 | 0 |
5 | ミルジャラル・カシモフ | 1992-2005 | 67 | 31 |
6 | アンドレイ・フョードロフ | 1994-2006 | 64 | 6 |
7 | ニコライ・シルショフ | 1996-2005 | 64 | 13 |
8 | アスラール・アリクロフ | 1999- | 63 | 0 |
9 | マクシム・シャツキフ | 1999- | 60 | 34 |
ヴィクトル・カルペンコ | 2003- | 4 |
得点[編集]
位 | 名前 | 得点数 | 出場数 |
---|---|---|---|
1 | マクシム・シャツキフ | 34 | 60 |
2 | ミルジャラル・カシモフ | 31 | 67 |
3 | アレクサンドル・ゲインリフ | 28 | 83 |
4 | イーゴリ・シュクヴィリン | 20 | 31 |
セルヴェル・ジェパロフ | 94 | ||
6 | ジャファル・イリスメトフ | 15 | 36 |
7 | ウルグベク・バカイェフ | 14 | 51 |
8 | ニコライ・シルショフ | 13 | 64 |
9 | アザマト・アブドゥライモフ | 11 | 22 |
シュフラト・マクスードフ | 21 | ||
ウラディーミル・シシェロフ | 28 |
トピック[編集]
- 2006 FIFAワールドカップアジア予選のサッカーバーレーン代表との5位決定戦のホーム・アンド・アウェー第1戦(ウズベキスタン、主審:吉田寿光)は1-0でウズベキスタンが勝利したが、PKのルール適用で誤審があったため、ウズベキスタン協会側から3-0でウズベキスタンの勝利とするべきだと提訴がされた。提訴の結果、この試合は再試合となりその結果は引き分け、2試合の合計ではバーレーンが上回りアジア5位となった。
脚注[編集]
外部リンク[編集]
- ウズベキスタン代表チームのページ(英語)
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