ビチェリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
ビチェリン

ビチェリン(Bicerin)は、トリノのPiazza della Consolataで1753年創業をしたcaffe al Bierin という老舗のカフェである。

またこの店の名前を関したビチェリンというい飲み物でもあり、今やトリノの名物となっている。

ホット・チョコレート牛乳から作られ、小さく丸いグラスに層状にして提供される。ビチェリンという言葉はピエモンテ語で「小さなグラス」を意味がり、この飲み物は18世紀から知られており、17世紀の飲み物"Bavareisa"がベースであると考えられている。

また、数々の著名人に愛された店としてイタリアでも有名である。

ガリバルディ・マッツィーニと並ぶ「イタリア統一の三傑」としても有名なカミーユ・ベンソ・ディ・カヴール(Camillo Benso di Cavour)はビチェリンに通ったとされている。

1852年に『アレクサンドル物語』で知られる小説家アレクサンドル・デュマ・ペール(アレクサンドル・ドゥマ)は、Bicerinをトリノで見逃せないものの一つと記述している。

哲学者フリードリヒ・ニーチェはトリノに住み、ビチェリンのことを気に入り、「反キリスト者(Antichrist)」、「偶然の黄昏(Twilight of Idols)」、「この人を見よ(Ecce Homo)」の書物を書き記した。

ベルギー王女マリーア・ジョゼ(H.R.H. Queen Maria Josè)イタリア最後の王様ウンベルト2世(H.R.H. King Umberto Ⅱ)は亡命前にここを訪れ、感謝状が店内に展示されている。

またトリノのビチェリン本店は下記のアーティストや著名人に愛されていたと伝わっている。

詩人グイド・ゴッツァーノ(Guido Gozzano)・小説家イタロ・カルヴィーノ(Italo Calvino)・監督マリオ・ソルダーティ(Mario Soldati

作家ウンベルト・エーコ(Umberto Eco)は、彼の6作目の歴史小説『プラハの墓地』(The Prague Cemetery)の中でビッチェリンを詳細に描いている。

様々々な舞台で活躍するカルロ・カンパニーニや、第一線で活躍する女優や俳優が温かいビッチェリンを店舗で嗜んでいる場面はよく見られる光景で、世間からの視線も浴びていた女優のワンダ・オシリスも喧騒から逃れるためにビッチェリンに通っていた。

世界的な彫刻家でもあり、美術家でもあるマリオ・メルツも常連客の一人でした。当時の美術啓蒙の代表者でもあった彼のお気に入りの席は、入り口の隣にある最初のテーブルであった。

トリノ・レージョ劇場(Teatro Regio)でイピゲネイア(Iphigenia in Tauris)が公演されていた際に、ドイツの振付師兼ダンサーでもあるピナ・バウシュ(Pina Bausch)がBicerinを訪れ、前日の公演見に行っていたマリテを驚かせた。

2006年、冬季オリンピックの際は、多くの有名人で賑わい、アメリカの大女優、スーザン・サランドンも来店。

2001年、ビチェリンはピエモンテ地域の“traditional Piedmontese product”に認定された。

ビチェリン・も、新旧の時代背景を問わ様々な映画の中でもず、登場しています。

ロケ地提供映画:

  • “アモーレ・エ・ギンナスティカ“ – センタ・バーガー主演 

Amore e ginnastica’ featuring Senta Berger)

  • “輝ける青春”―マルコ・マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督

(‘La meglio gioventù’ by Marco Tullio Giordana’)

  • “今と永遠に“-サッカーチーム:グランデ・トリノ

(‘Ora e per sempre’ on the Grande Torino football Team)

  • “こんにちは”-リリアナ・アヴァニ

(‘Ciao ragazzi’ by Liliana Cavani)

  • “私たちは信じた”

(‘Ciao ragazzi’ by Liliana Cavani)

  • “心臓”

(‘Cuoro’)

Le cinque giornate’生”

‘A star is born’

出典[編集]

外部リンク[編集]