リベリカコーヒーノキ

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リベリカコーヒーノキ
Coffee tree chary.jpg
分類
: 植物界 Plantae[1]
: 被子植物門 Magnoliophyta[1]
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida[1]
: アカネ目 Rubiales[1]
: アカネ科 Rubiaceae[1]
: コーヒーノキ属 Coffea[1]
: リベリカコーヒーノキ C. liberica[1]
学名
Coffea liberica
Hiern[1]

リベリカコーヒーノキ学名:Coffea liberica)は、西アフリカリベリア原産のアカネ科植物である[2]アラビカコーヒーノキロブスタコーヒーノキとともにコーヒー3原種に数えられるが[2]、消費量は少なく世界全体の流通量の1パーセントに満たない[2][3][4][5]

特徴[編集]

樹高は高く、樹形は剛直である[6]。葉は肉厚である[6]。5メートルから17メートル程度にまで成長する常緑低木で、20センチから30センチほどの光沢のある葉をつける[7]。果実はひし形で他種に比べて大きく、熟すと赤や黄色になる[7][8]。気温や湿度などといった環境にも順応性が高いがサビ病などの病害に弱い[2][5]熱帯にあるマレーシアフィリピンなどの低地で栽培されている[6]

利用[編集]

ロブスタコーヒーノキとともに19世紀末に発見され20世紀始めから生産が始まった[8]コーヒー豆としてはアラビカ種に比べて酸味がなく苦みが強くて味が劣る[2][3][9]。これに加えて病害にも弱く生産性が低いため[5][8]、西アフリカの生産諸国の国内で消費されたりわずかにヨーロッパに輸出される他には研究用や交配用の種として利用される程度である[2][5][8]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h Classification for Kingdom Plantae Down to Species Coffea liberica W. Bull ex Hiern.” (英語). アメリカ農務省. 2013年3月24日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 田口護 『田口護の珈琲大全』 NHK出版2003年、8-9頁。ISBN 4-14-033193-3
  3. ^ a b 広瀬幸雄、星田宏司、柄沢照久 『コーヒー・ビギナーズ・ブック』 人間の科学社、2008年、63頁。ISBN 978-4-8226-0277-2
  4. ^ コーヒーノキ”. 宮城県薬剤師会. 2013年3月24日閲覧。
  5. ^ a b c d コーヒー豆知識”. アサヒ飲料株式会社. 2013年3月25日閲覧。
  6. ^ a b c 日本コーヒー文化学会『コーヒーの事典』柴田書店、2001年、p. 214
  7. ^ a b Coffea liberica” (英語). Ecocrop. 国際連合食糧農業機関. 2013年3月24日閲覧。
  8. ^ a b c d 山内秀文. “コーヒーのたどった道(2)”. カフェ・マニアックス. 辻調グループ. 2013年3月25日閲覧。
  9. ^ 山内秀文. “コーヒー生豆の見方(1)”. カフェ・マニアックス. 辻調グループ. 2013年3月25日閲覧。

関連項目[編集]