エクレア
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エクレア(フランス語: éclair、フランス語発音: [eklɛʁ] エクレール、英語発音: [eiˈklɛər] エイクレアー、[ˈeiklɛə] エイクレア)は、洋菓子のひとつ。シュークリームのバリエーションの一つで、細長く焼いたシュー皮にカスタードクリームやホイップクリームを挟み、上からチョコレートやモカ、キャラメル、イチゴ、抹茶などの風味のフォンダン(糖衣)をかけたものである。カスタードクリームにコーヒーやラム酒の風味をつけたり、果物風味のフィリングや栗のピュレを挟むこともある。また、フォンダンに絵画のプリントを施したり、カラフルな色彩に染めるなどの処理を加えた商品もある[1]。一口サイズに作られたものはプチフール(小さな焼き菓子)に含まれる。
フランスの洋菓子店ではもっとも基本的な菓子とされ、日本のシュークリームやショートケーキの位置づけに近い。それだけに自由度が高く、シェフの個性が試されるスイーツといわれる[2]。
名称について[編集]
代表的なチョコレートのアイシングをかけた品は、仏語でエクレール・オ・ショコラ(éclair au chocolat)と呼ばれる。
「エクレール」とは仏語で「雷・稲妻」の意味で、この名前の由来にはいくつか説があり、焼いた表面にできる割れ目が稲妻に似ているために名付けられたという説、アイシングのフォンダンがぎらりと光るからという説、中のクリームが飛び出たり表面のフォンダンが溶けないうちに稲妻のように素早く食べるべしということで名付けられた説などがある。なお、後述の『チョコレート戦争』では後者の説に従っている。
歴史[編集]
エクレアの起源についてははっきりしていないが、19世紀初頭にフランスで生まれたことは知られている。多くの料理史家はアントナン・カレームがエクレアを生み出したと推測している。
オックスフォード英語辞典では、英語の語彙に初めてエクレアが現れた年を1861年としている。現存するアメリカ合衆国初のエクレアのレシピは、1884年に刊行されたD・A・リンカーン夫人によるボストン料理学校の料理書に含まれている。米国の一部の地域では「ロング・ジョン」として知られているバー状のドーナッツをエクレアとして販売しており、メープルシロップ風味のものはメイプル・バー(maple bar)と呼ばれる例がある。
日本において、エクレアの知名度が高まったのは、児童作家・大石真著の『チョコレート戦争』がきっかけであるという説がある。一方、エクレアの別表記であるエクレールは、1927年に西條八十が童謡『お菓子と娘』の中で取り上げており、橋本国彦の曲によって広まっていたという事実もある。
出典[編集]
- ^ 大森由紀子『フランス菓子図鑑 お菓子の名前と由来』29頁 世界文化社
- ^ スイーツの仕事人 谷あつこの会いたい、聞きたい&食べたい2007年6月号
関連項目[編集]
- シュークリーム
- エクレアナマコ - 外見がエクレアに似ていることから和名がつけられた。
- Eclair - Android 2.0/2.1のバージョンコードネーム。
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