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シュトゥルーデル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アプフェルシュトゥルーデル

シュトゥルーデル: Strudel)は、詰め物を幾層にも巻く甘い菓子であり、クリームを添えて供されることが多い。18世紀にハプスブルク君主国中で知られるようになり人気を得た。

シュトゥルーデルはオーストリア料理と最も結びついているが、以前のオーストリア=ハンガリー帝国に属するこの地域全体の伝統的な菓子である。

国外ではあまり知られていないが、特に肉や野菜をくるんだものは粉の食事(Mehlspeise)とも呼ばれ、その名の通りそれだけで立派な食事として扱われることも多い[要出典]

最も古いシュトゥルーデルのレシピは1696年の手書きのレシピであり、ウィーン市立図書館が所蔵する[1]。この菓子は東ローマ帝国または中東の菓子と類似した起源を持つ(バクラヴァおよびトルコ料理参照)[2]。それがクロアチアとボスニア経由でオーストリアの食卓に持ち込まれているため、ブレクからの派生といえる。

他にもイタリアのピザ生地の元になった等、様々な菓子や料理の元であるという説がいくつもある。

語源

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Strudel」というドイツ語の名前は、中世ドイツ語で「」や「渦巻き」を意味する語の派生である[3]

英語の「Strudel」は、ではドイツからの借用語である[4]ハンガリーではレーテシュRétes)、スロベニアではシュトルデリštrudelj)またはザヴィテクzavitek)、チェコではザーヴィンzávin)またはシュトルードルštrúdl[5]スロバキアではザーヴィンzávin)またはシュトルードラštrúdľa)、ルーマニアではシュトルデルștrudel)、クロアチアではシュトルドラštrudla)またはサヴィヤチャsavijača)と呼ばれる。シュトゥルーデルは、ブラジル南部、ボスニア・ヘルツェゴビナおよび他の旧ユーゴスラビア各国でも人気である。

ペイストリー

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アプフェルシュトゥルーデル

最も有名なシュトゥルーデルの種類はアプフェルシュトゥルーデル(ドイツ語で、リンゴのシュトゥルーデル)およびトプフェンシュトゥルーデル(クワルクチーズ(バイエルン語でトプフェンと呼ばれる)で作る)である。他には、サワーチェリー(ヴァイクセルシュトゥルーデル、Weichselstrudel)、サクランボケシの実のシュトゥルーデル(モーンシュトレン、Mohnstrudel)や干しブドウがある[6]。また女帝マリア・テレジアが愛したミルヒラーム・シュトゥルーデル(ミルクとフレッシュチーズのシュトゥルーデル)もオーストリアでは好まれている。

ホウレンソウキャベツカボチャザワークラウトが具の塩味のシュトゥルーデルもある[7]

伝統的なオーストリアのシュトゥルーデルの菓子は、世界の他の地域で供されるシュトゥルーデルのフィロやパフ・ペイストリー(en)とは異なる。伝統的なシュトゥルーデルの菓子生地はとても弾力がある。グルテン成分を多く含む穀粉、卵、水とバターで作り、砂糖は加えない[8]。次に生地をねかせて活性化させ、手作業で非常に薄く押しのばす。厳密には、それをすかして新聞を読めるほどの薄さであるとの逸話もある[9]。伝説では、オーストリア皇帝の料理人が完全主義者であり、それを通じてラブレターを読むことができたと言われている。薄い生地は布巾の上にひろげられ、詰め物をその上に塗る。上に詰め物を乗せた生地を布巾を使って丁寧に巻いて、オーブンで焼く。

米国

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オーブンで焼いたシュトゥルーデル

アメリカのピルスベリー社 (Pillsbury Company) は、Toaster Strudelというシュトゥルーデルの一種を販売している。ポップ・ターツケロッグ社製品のトースター・ペイストリーで、2層の薄い菓子の皮の間に詰め物が詰まっている)と類似している。

2003年に、シュトゥルーデルは(ソパピーヤ (Sopaipilla) と共に)テキサスの公式な菓子となった[10]

イスラエル

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1920年代から1930年代の中央ヨーロッパからの多数の移民により、シュトゥルーデルはイスラエル料理の一部となり、ヘブライ語にとりいれられた(שטרודל)。

電子メールの普及に伴い、単価記号(@)はヘブライ語で俗に「シュトゥルーデル」(שטרודל)というようになった。

関連項目

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脚注

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  1. im 1696 erschienenen „Koch-Puech“ (vgl. Maier-Bruck 1993), welches sich im Bestand der Wien-Bibliothek im Rathaus befindet
  2. Über die Türken kam der Strudel dann nach Ungarn. Über Ungarn kam dann der Strudel nach Wien und eroberte von hier aus schließlich die ganze Welt.
  3. Oxford English Dictionary, second edition. 1989.
  4. Loanwords in English
  5. recepty/závin
  6. June Meyers Authentic Hungarian Heirloom Recipes Cookbook
  7. Gundel, Karoly (1992). Gundel's Hungarian cookbook. Budapest: Corvina. ISBN 963-13-3600-X. OCLC 32227400page 127
  8. Real Homemade Strudel Dough
  9. der Teig muss so dünn sein, dass die Köchin einen darunter liegenden Liebesbrief lesen kann oder der Wirt die Zeitung
  10. Official pastry of Texas

外部リンク

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