コートジボワールにおけるコーヒー生産

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コートジボワールにおけるコーヒー生産は、コーヒーコートジボワール2位の輸出品目であることから、コートジボワール経済にとって重要な存在である[1]。1970年代、1980年代を通じてアフリカ最大の生産国であり[2]、世界最大のロブスタ種生産国の一つであった[3]

歴史[編集]

コートジボワールにはフランス植民政府によって19世紀にコーヒーの栽培が開始された[4]第二次世界大戦後、コーヒーの生産量は1945年の36,000トンから1958年には112,500トンにまで増加し[5]、1960年の独立後、コーヒー生産は1970年代に最盛期を迎え、ブラジルコロンビアに次ぐ世界第3位のコーヒー生産国となった[1]。コーヒー生産・政策はフランス領西アフリカ時代に始まったため、フランスのコーヒー業者が進出している[6]

生産[編集]

コートジボワールで生産されているコーヒーの殆んどはロブスタコーヒーノキである[7]

国際連合食糧農業機関の統計データベース(FAOSTAT)によるコーヒー豆の生産量は(焙煎されていないもの)は以下の表のようになっている[8]

コーヒー生産量
(トン)
1965 202,105
1970 279,610
1975 270,400
1980 249,608
1985 277,082
1990 285,164
1995 194,968
2000 380,000
2005 230,000
2010 94,372
2011 32,291
2012 121,426
2013 103,743

焙煎されていないロブスタ種の生産高は2000年に380,000トンでピークに到達した[9]。その後、生産量は政情不安が続いた10年以上の間に減少した[9]。2014年、農務大臣は2020年までに現在の4倍の400,000トンの生産高を目指す新たな計画を発表した[9]

参考文献[編集]

脚註[編集]

  1. ^ a b “Fifteen Ivory Coast Coffee and Cocoa Regulators Sentenced to Prison”. Daily Coffee News. (2013年11月6日). http://dailycoffeenews.com/2013/11/06/fifteen-ivory-coast-coffee-and-cocoa-regulators-sentenced-to-prison/ 2015年6月5日閲覧。 
  2. ^ Hamilton 2004, p. 60.
  3. ^ Coffee From Around The World”. National Coffee Association of U.S.A., Inc.. 2015年6月4日閲覧。
  4. ^ a b Habeeb 2014, p. 55.
  5. ^ Thurston, Morris & Steiman 2013, p. 253.
  6. ^ Skinner 1964, p. 5.
  7. ^ “Ivory Coast targets coffee production of 400,000 T by 2020”. ロイター通信. (2014年11月18日). http://uk.reuters.com/article/2014/11/18/coffee-ivorycoast-idUKL6N0T81TX20141118 2015年6月5日閲覧。 
  8. ^ FAOSTAT Dataset search (Côte d'Ivoire, green coffee, all years) for data through 2011. For data after 2011, data is from FAOSTAT3 dataset.
  9. ^ a b c Ivory Coast targets coffee production of 400,000 T by 2020ロイター通信 (November 18, 2015)