ガムリン木崎

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ガムリン木崎(ガムリン きざき Gamlin Kizaki[1][2])は、テレビアニメマクロス7』および関連作品に登場する架空の人物。声の出演子安武人


概要[編集]

『マクロス7』における中心人物の一人。熱気バサラの素性が伏せられていた段階で放映された『マクロス7』放映開始前の特別番組『マクロス最速発進!!』では前作『超時空要塞マクロス』のマクシミリアン・ジーナスに代わるエースパイロットであり、ガムリンが主人公の一人として紹介されている。バサラが戦わない主人公であるのに対し、ガムリンは戦う主人公の立場にあり、有能な人物でありながら挫折や三角関係を経ることで人間としての成長が描かれている。

設定・経歴[編集]

マクロス7所属の統合軍精鋭可変戦闘機部隊ダイアモンドフォースパイロット。生年月日は2026年1月17日[1]で、19歳(2045年時点)。サイズは身長179cm、体重71kg[1]血液型はAB型。出身地は火星のHGウエルズシティ[1]。15歳で統合宇宙軍航空士官学校に特待入学し、3年の教程を2年で修了した。その後ダイアモンドフォースに所属、統合軍のエースパイロットとして活躍する。階級は初登場時点で中尉。後にダイアモンドフォースが市長直属の部隊となるのに伴い大尉に昇進、同部隊の隊長に任命される。

生真面目な性格で、軍一筋の人生を送ってきたため恋愛にも興味がなかったが、士官学校時代の教官であったミリア・ファリーナ・ジーナスから娘のミレーヌ・ジーナスとの見合いを勧められる。写真を見せられた当初は子供扱いして興味を示さないが、負傷した際に見舞いに来たミレーヌの姿に一目惚れし、デートを重ねるうち次第に恋心を深めてゆく。

一方、戦場では熱血漢となり、上官の命令に逆らって突撃することもある。当初は戦場に乱入して歌う民間人熱気バサラを不愉快に思い、撃墜を主張する場面もある。ミレーヌがバサラと同じロックバンドFIRE BOMBER」のメンバーであることを知ってからは嫉妬も加わり、しばらくはバサラに批判的な立場を取り続ける。しかしやがてミレーヌを介して歌を理解するようになり、恒星に突入しかけたシティ7を協力して救ったことや、同じ可変戦闘機乗りとしてその技量の高さを認めた経緯もあり、バサラとの間に友情が芽生え始める。同時にバサラのやり方にも理解を示すようになり、また自身の生き様もバサラに影響され、非情な振る舞いをする上官のバートン大佐を殴打し、責任を取って軍を去る。しばらくの間は軍に戻るつもりもなく、退役軍人として戦闘に協力するが、後に周囲の勧めと本人の強い希望により復帰、以降は民間協力隊サウンドフォースを積極的に支援する。

統合軍の中では数少ないバサラの理解者となりつつも、バサラとミレーヌの関係についてはやや複雑な感情を抱いており、バサラに対して嫉妬する場面もある。しかしミレーヌにとってバサラがかけがえのない存在であることは承知しているため、放浪癖ゆえにしばしば行方不明になるバサラを探しに行く。

マクロス ダイナマイト7』(2047年)では最新鋭機VF-22S シュトゥルムフォーゲルIIを受領している。この作品でもミレーヌのために、行方不明になったバサラの位置を突き止め、惑星ゾラへ連れ戻しに向かう。同惑星では成り行き上、銀河クジラ密漁団の逮捕に協力することになる。

髪型はオールバックで、後頭部の左右両端を尖らせている。ガムリンは幼少のころからこの髪型をまったく変えていない。また額が広く、学生時代は「火星人」というあだ名を付けられていた。趣味は読書スカイダイビングボトルシップ製作[1]。ただし劇中にこれらの趣味が描写されることはない。日系人ゆえに日本文化に影響を受けており、ミレーヌへの初めてのプレゼントはである(第8話)。ラジオドラマ版では、ミレーヌをジャパニーズレストランに誘う場面もある。

関連作品への登場[編集]

『マクロス7』の7年後を描いた漫画「マクロス7thコード」(『マクロスエース』連載)では背広を着て「管理官」という立場で登場し、主人公ミオ・レヴィナスら新生サウンドフォースの教育係を担当する。

搭乗機[編集]

受領機

非常時の搭乗機

  • VF-11C サンダーボルト - 統合軍の主力可変戦闘機。『マクロス7』第7話、リゾート艦リビエラ来訪時に搭乗。訓練生時代にも搭乗(「マクロス7ぷらす TOP GAMRIN」)。
  • VF-1J バルキリー - 『マクロス7』第18話、ミリア市長の愛機を使用。
  • Az-130A パンツァーゾルン - バロータ軍の主力可変攻撃機。『マクロス7』第45話、「氷の惑星」脱出時に敵から奪取。
  • VF-11D改 サンダーボルト - ジャミングバーズ専用機。『マクロス7』第49話、対プロトデビルン最終戦においてミレーヌと同乗。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e 『マクロス7』第6話「ファーストコンタクト」に登場する資料より。
  2. ^ 「ガムリン」のアルファベット表記は、第6話およびテレビ未放映「どっちが好きなの?」劇中の資料によれば「GAMLIN」だが、VHS/LD/DVD第2巻封入のライナーノートでは「Gamrin」、映像特典「マクロス7ぷらす TOP GAMRIN」のタイトルでは「GAMRIN」となっている。