ランカ・リー

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ランカ・リー
マクロスF』のキャラクター
登場(最初) 『マクロスF』第1話
「クロース・エンカウンター」
作者 河森正治 / スタジオぬえ
江端里沙(デザイン)
声優 中島愛
プロフィール
別名 超時空シンデレラ
生年月日 2043年4月29日
年齢 15歳(劇中誕生日を迎えて以後は16歳)
性別 女性
種類 地球人とゼントラーディ人のクォーター
身長 156cm
体重 42kg
血液型 Oz
家族 オズマ・リー(義兄)
ランシェ・メイ(母)
ブレラ(兄)
出身地 第117調査船団
趣味 料理、音楽鑑賞、歌うこと、
蟻の行列の追跡、キモカワグッズ集め
特技 方向音痴、一人しりとり
職業 聖マリア学園→
美星学園高校 芸能科
アイドル歌手
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ランカ・リー(Ranka Lee[1]、蘭花 李[2])は2007年以降にテレビアニメや劇場用アニメなどで発表された『マクロスF』関連作品に登場する架空の人物。声の出演および歌唱パートは「ビクターボーカル&ボイスオーディション」にて約5000通の応募の中から選ばれた中島愛

概要[編集]

2007年12月23日放送の特別編を皮切りにテレビアニメ、漫画、小説、劇場版映画などで発表された『マクロスF』の登場人物。歌が好きな少女で、銀河の妖精と呼ばれるトップシンガー「シェリル・ノーム」と出会ったことをきっかけに歌手を目指すようになる。やがて芸能プロダクションに入り、映画出演をきっかけに「超時空シンデレラ」と呼ばれるスーパーアイドルになってゆく。

もう一方のヒロインであるシェリルが大人びた女性であるのとは対照的で身長は小さく[3]、ボディラインも幼さが残る。性格は引っ込み思案で、不器用な面もあるが、ここ一番には肝が座る。

ふとしたことから主人公の「早乙女アルト」と知り合い、親交を深めて行く。自分が歌手になるための後押しをしたアルトのことを好きだと気づくが、一方でシェリルもアルトに惹かれており、三角関係になる。その行方は多くの視聴者の興味を引いた。

キャラクターデザインは江端里沙。ランカ・リー=中島愛名義でCDも発売され、ファーストシングルの「星間飛行」はオリコン初登場5位にランクインした[4]

テレビ放送と時期を合わせてオフィシャルブログも更新され、アニメのキャラクターながら、実在するかのような演出が行われた。フィギュアやCD、本、プラモデルほか、関連商品も多数発売されている。

キャラクター設定[編集]

この項目では架空の人物である「ランカ・リー」のキャラクター設定を紹介する。ここではとくに断りのない場合、テレビ版『マクロスF』における設定について述べる。その他の作品における設定・経歴については後述

『マクロスF』の物語開始直後(2059年3月)は15歳で、劇中で誕生日を迎えて16歳になる。この時点での身長は156cm[5]、体重は42kg。地球人とゼントラーディ人クォーターで、血液型はOz(ゼントランのO型)。ソーシャルセキュリティナンバーは624-31-9124[6]。ゼントラーディの血を引くことから髪は緑色で、体も頑丈。ショートの髪型は垂れ下がった犬の耳のように見え、後ろ髪をリボンで縛っており、頭頂部付近にはいわゆる「アホ毛」がある。垂れ下がった部分の髪は感情に応じて動くことがある。メールや手紙では日本語を用いる。

銀河中心付近を航行する移民船団「マクロス・フロンティア」のアイランド1、サンフランシスコエリア(381 Dox Street,Frontier Midtown,AS 13451)[7]に義兄のオズマ・リーと一緒に住んでいる。

名門の「お嬢様学校」である聖マリア学園に通いつつ、中華料理チェーン店「娘娘」(にゃんにゃん)でアルバイトをする。仕事中は制服の赤いチャイナドレスを着用している。友人は同じ「娘娘」のアルバイト仲間の松浦ナナセ

11年前にバジュラによって壊滅させられた第117次大規模調査船団の生き残り。解離性健忘により当時の記憶を全て失っているが、親しい人間の危機に直面すると記憶がフラッシュバックし、錯乱状態に陥る。事故以前の唯一の記憶が、全編を通して彼女のテーマソングとなる「アイモ」。事故の際にランカを救出した新統合軍パイロット、オズマ・リーの妹として育てられた。引っ込み思案な性格で、人前で歌うことを避けていたが、アルト、シェリルとの出会いと激励をきっかけとして、自分の歌をみんなに聞いて欲しいという願いから歌手を目指すようになる。

ミス・マクロスコンテストに応募し、最終選考にまで残るがミスの座は得られず終わる。その後、街で歌っている姿をエルモ・クリダニクに見出され芸能プロダクションに入り、芸能活動のために美星学園芸能科に編入。デビュー曲は「ねこ日記」。

劇中の映画「BIRD HUMAN -鳥の人-」で急遽サブヒロイン、マオ・ノームの代役となり、「アイモ」が劇中歌となったことから一躍脚光を浴び、「超時空シンデレラ」の異名をとるアイドル歌手となる。ガリア4での反乱鎮圧をきっかけに現代のリン・ミンメイとして注目され、ランカの歌がバジュラに影響を及ぼすことが判明してからは軍事的に利用されるようになる。また、バジュラと心を通わせる特異な能力を持つゆえ、他者からの理解を得られず孤立し、非常に難しい立場に立たされる。アルトに対しては何度も危機を助けられたことで好意を抱くようになるが、うまくそれを伝えられず、シェリルと親密になるアルトに複雑な思いを抱きはじめる。

携帯電話は「オオサンショウウオさん」と名づけられたバイオセルラー(生体携帯)。生物的な外見で手足はヘッドホンになったりといった、さまざまな機能がついている。バルキリーの形をしたリュックサックを愛用している。制服は初期は「聖マリア学園」の白い制服だが、のちに美星学園に転入してからはオレンジ色の制服になる。サインも設定されており、丸っこい「Ranka」のRの中に人の顔が描かれている[8]

趣味は資料によって複数の回答があるが、「料理」、「音楽鑑賞」、「歌うこと」、「蟻の行列の追跡」、「キモカワグッズ集め」の5つが挙げられている。ランカ・リーブログ(2058年12月1日の設定)では趣味はお料理と音楽鑑賞だが、もっぱら食べる方が好きと書かれている。テレビアニメでは厨房に立つシーンもあり、第11話「ミッシング・バースデー」では手作りのクッキーを作る。『RANKA マクロスF ランカ・リー オフィシャルブック』の20 - 21ページで「あらゆる事件を乗り越えてきた、ランカ・リーさんに直撃」と題したページでは、趣味は歌うことと、(最近あまり作っていないが)料理と答えている。蟻の行列の追跡については、ランカ・リーブログのプロフィール、『マクロスF OFFICIAL FILE (2)』、『RANKA マクロスF ランカ・リー オフィシャルブック』124ページなどに記述がある。好きなアーティストはシェリル・ノーム。

決め台詞は「みんな抱きしめて、銀河の果てまで」。

経歴[編集]

  • 2043年4月29日[9]、ランシェ・メイの娘として生まれる。
  • 2048年、第117次大規模調査船団がバジュラの大群の襲来によって壊滅する。精神的ショックにより記憶障害になる。オズマ・リーによって救出され、以後マクロス・フロンティア船団でオズマの妹として育てられる。
  • 2058年9月[9]、聖マリア学園に入学。
  • 2059年3月2日[9]、シェリル・ノームの天空門ライブにて早乙女アルトと出会う。フロンティア船団が宇宙生物バジュラの襲撃を受ける。
  • 2059年4月20日[9]、「ミス・マクロスフロンティア」に参加。最終選考まで残るも落選。
  • 2059年5月1日[9]、エルモ・クリダニクのスカウトを受け、芸能プロダクションのベクタープロモーションに参加する。同月、美星学園の芸能科に転入。デビューシングル「ねこ日記」発売。渋谷エリアでプロモーション中に映画監督のジョージ山森の目に留まる。
  • 2059年7月12日[9]、ジョージ山森監督映画「BIRD HUMAN」公開。ランカはマオ・ノーム役として出演。
  • 2059年8月2日[9]、ガリア4で起こった第33海兵部隊の叛乱にて「星間飛行」を披露。同月13日[9]、S.M.S.と新統合軍の協力でランカの歌「アイモO.C.」がバジュラに効果があるかの実験が行われる。この作戦でランカはカナリア・ベルシュタイン中尉の操縦するVB-6 ケーニッヒモンスターに同乗。同機にはランカを模したノーズアートが描かれる。
  • 2059年8月15日[9] 延期されていた「ファーストライブ リベンジ」が天空門ホールにて開催される。

関連作品における設定・経歴[編集]

『劇場版 マクロスF』[編集]

劇場版 マクロスF』においては、アルトとは物語開始以前からの知り合いとされており、テレビ版ではランカのみが記憶していた「アイモ」をシェリルも受け継いでいるという設定になっている。アルバイトではジャイロスクーターに乗って美星学園に「銀河ラーメン」の出前を届ける。「オオサンショウウオさん」の色はテレビ版の緑からオレンジとなっており、一目でテレビ版のランカと見分けがつくようになっている。

前編『イツワリノウタヒメ』では「ミス・マクロス・フロンティア」出演シーンは大幅にカットされているが、その後の下積み活動の描写が多くなっている。フロンティア船団へのバジュラ襲来時(第一次遭遇戦、または第二次バジュラ遭遇戦)にシェリルとともにステージで歌い、これをきっかけに一躍人気歌手となる。

完結編『サヨナラノツバサ』では第一次遭遇戦でバジュラに捕獲された際の体験から、バジュラにも心があるのではないかという考えを持ちはじめる。アトランティス・ドームでのファーストライブを終えたあと、シェリルがフロンティア船団によりスパイと認定されて死刑宣告を受けた際、ギャラクシー船団のサイボーグ、ブレラ・スターンによって自身の失われた過去について告げられ、記憶を取り戻す。S.M.Sでの検査により自身とバジュラとの関係が明らかとなり、シェリルを救うためにみずから作戦を発案し、シェリルが収監されたアイランド・アルカトラズにて陽動のための慰問ライブを行う。脱出時、ランカの内臓をシェリルに全移植することをもくろむギャラクシー船団上層部の命令を実行するべく現れたブレラに身柄を狙われ、オズマとシェリルの命をかけた行動により救われる。最後の戦いを前にして、アルトの気持ちを察しながらも自分の思いを告げ、バジュラに心を伝え争いを止めるために歌い続ける。

『シェリル 〜キス・イン・ザ・ギャラクシー〜』[編集]

小山鹿梨子の漫画『シェリル 〜キス・イン・ザ・ギャラクシー〜』では美星学園の生徒として登場。アルトとは以前からの知り合い。「ミス・マクロスF」出場時にその才能を注目され、知名度を上げる。5歳のころ、惑星ガリア4で「アイモ」を歌った際にバジュラが現れ、目の前で家族を失いながらも自身は無傷で生存したという過去を持つ。のちに船団元老院によりバジュラ誘導能力を持つ「クイーン1」と認定され、洗脳されて歌でバジュラを操り、フロンティア船団に攻撃を仕掛ける。乗り込んできたシェリルの歌によって洗脳は解かれ、S.M.Sに救助される。

楽曲[編集]

この節ではランカが歌う楽曲について記述する。歌はいずれも声優の中島愛。作曲は「私の彼はパイロット」「愛・おぼえていますか」を除き菅野よう子。テレビシリーズスタート当初は単に歌の好きな少女という設定から、シェリルやミンメイの歌を歌うが、物語中盤のメジャーデビュー後はランカのために書かれた曲が登場する。

テレビ版[編集]

「超時空飯店 娘々」CMソング
第1話で披露される曲。ランカがアルバイトをする中華料理屋チェーン店「娘娘(にゃんにゃん)」のCMソングであり、初めて会ったアルトにアルバイト先を紹介するため振り付きで歌う。アイドルになった第11話ではCMにも出演する。
アイモ
第3話で初使用。幼い頃の記憶をなくしたランカの記憶に唯一残っている歌。「アイモ」「アイモ〜鳥のひと」「アイモ O.C.」など、いろいろなバージョンがある。
私の彼はパイロット - MISS MACROSS 2059
第4話で使用。ミス・マクロス・フロンティアコンテストで披露する曲。もとは『超時空要塞マクロス』でリン・ミンメイ飯島真理)が歌った曲。劇中でランカは歌に合わせて踊るが、これは作画スタッフがみずから振り付けをビデオに撮って、それをもとに作画したという[10]
What 'bout my Star?@Formo
第5話で使用。シェリルの曲だが、アレンジがかかっていて曲調が違う。ランカが歌手を目指す覚悟を見せるために、アイランド3のフォルモにて一人で歌い、そこで芸能プロダクションのスカウトを受ける。最初はアカペラだが、周囲にいたストリートミュージシャンが途中から伴奏をつけるという構成になっている。
ニンジーン Loves you yeah!
第8話で使用。なないろニンジンのCMキャンペーンの曲で、全身タイツにニンジンのかぶり物という姿で歌う。
ねこ日記
第9話で使用。ランカ・リーのデビューシングル。水着姿に猫耳としっぽをつけたコスチュームでティッシュを配るプロモーションを行う。12話のエンディングテーマ、13話の挿入歌にも使われている。
星間飛行
第12話より使用。ランカの代表曲となっている。『マクロスF』総監督の河森正治は、第12話はこの曲のために作ったと語っている。ガリア4ライブにて歌う。第17話ではオープニングテーマにもなっている。
ライオン
シェリル・ノームとのデュエット。第18話から、後期オープニング曲として使用され、本編中では後述のメドレーで使用。また、劇場版の「シェリル・ノームリベンジライブ」でも歌う。
アナタノオト
第19話、美星学園ライブの場面で使用。第25話のタイトルにもなっている。「脱皮ソング」という謎のメモが残されていたという。
蒼のエーテル
第21話、ランカがフロンティア船団を離れるシーンからエンディングにかけて流れる歌で、この話のサブタイトルにもなっている。当初は「離脱ソング」と呼ばれていた。『娘トラ☆』ブックレットのエルモ・クリダニクの解説では、大戦終結後に発表された曲とされている。
愛・おぼえていますか
もともとは『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の主題歌で、リン・ミンメイ(飯島真理)が歌う曲。第1話特別編と第12話のエンディング曲の「デカルチャーエディションsize」と第24話、第25話の「bress of little queen」の2種類のアレンジがある。『娘トラ☆』のエルモの楽曲解説では、ランカのデビューシングルにこの曲がカップリングされたのは伝説の歌姫であるリン・ミンメイのようになってほしいとの願いを込めたからとされている。
娘々サービスメドレー
シェリル・ノームとのデュエット。第25話で使用。「ライオン」、「インフィニティ」、「私の彼はパイロット」、「ダイアモンド クレバス」、「星間飛行」、「愛・おぼえていますか」、「What 'bout my Star?」、「アイモ」のメドレー。
トライアングラー Fight on Stage
前期オープニング曲だが、坂本真綾の歌唱ではなく、シェリルとランカのデュエット曲で、歌詞の一部も変更されている。

劇場版[編集]

『イツワリノウタヒメ』 の使用曲[編集]

スターライト納豆
アクアゲート星系原産の発光バクテリアを使った新しい納豆、スターライト納豆のプロモーション曲。ランカは藁苞(わらづと)に入った納豆の格好をして食料品売り場の試食コーナーでスターライト納豆のプロモーションを行う。ランカが客にスターライト納豆を持たせ、宣伝としてスターライト納豆を光らせた際にランカの顔も光り不気味な顔になったことから客が気味悪がり、納豆を投げられ、納豆まみれになりながらも歌い続ける。テレビシリーズの「ニンジーン Loves you yeah!」に続く子供の嫌いな食べ物シリーズとしてデザインされた。
ダイナム超合金
超合金のCM曲で、深・秋葉原(ディープ・アキバ)でバルキリー少女のコスチュームでプロモーションを行う。
開拓重機
作中で開かれる土木重機展示会でのCM曲で、ベクタープロモーションの先輩である徳川喜一郎とのデュエット。オレンジ色の水着姿にヘルメットでプロモーションに登場する。
だるまゼミナール
受験予備校だるまゼミナールのCM。だるま姿のかぶりものでプロモーションに登場する。
ファミリーマート・コスモス
劇中のファミリーマートのCMソングで、店内で流れる。劇場版とのタイアップで2009年末には、実際にファミリーマートで流されていた。
そうだよ
『イツワリノウタヒメ』のエンディングテーマ。CD付属ブックレットの解説では携帯電話のCMに使用された曲と解説されている。

『サヨナラノツバサ』 の使用曲[編集]

虹いろ・クマクマ
アトランティスドームで行われるランカのファーストライブで披露される曲。魔法少女がテーマとなっている。
恋はドッグファイト
ランカのファーストライブで披露される曲。もともとは『イツワリノウタヒメ』時に第一次星間大戦を題材にしたオンラインシューティングゲームのプロモーション用の曲として用意されていたという設定。『イツワリノウタヒメ』に登場するランカの曲を集めたCD「CMランカ」では「恋のドッグファイト(ちょっとだけ)」として収録され、のちに完全版が『娘クリ』に収録された。
Get it on
ゲーム『マクロストライアングルフロンティア』のテーマ曲は英語版の「Get it on〜Flying Lock」。『サヨナラノツバサ』では日本語版の「Get it on〜光速クライMAX」が使用されている。シェリル・ノームとのデュエット曲。
放課後オーバーフロウ
劇中ではランカが初めて作詞も担当した曲という設定。
娘々Final Attack フロンティアグレイテスト☆ヒッツ!
シェリルとのデュエットメドレー。「ノーザンクロス」、「虹いろ・クマクマ」、「ライオン」、「愛・おぼえていますか」、「ユニバーサル・バニー」、「オベリスク」のメドレー。
サヨナラノツバサ〜the end of triangle
バジュラ本星における最終決戦時にシェリルとのデュエットで歌われる曲。シェリルとランカの掛け合いで構成されている。
ホシキラ
『サヨナラノツバサ』のエンディングテーマ。
dシュディスタb
『サヨナラノツバサ』のエンディングテーマ。シェリルとのデュエット曲。

その他[編集]

Songbird
クリスマスを題材にしたCDアルバム『cosmic cuune』1曲目に収録。
星間イヴ
『cosmic cuune』3曲目に収録。「星間飛行」のクリスマスアレンジバージョン。
ランカの「くつしたのうた。」
『cosmic cuune』4曲目に収録。
Merry Christmas without You
『cosmic cuune』7曲目に収録。

キャラクター制作[編集]

『マクロスF』では、銀河ナンバーワンの歌手とそれを追いかける少女の構図として、シェリルとランカがダブルヒロインとなっている[11]

キャラクター造形では、今までのどんなアニメキャラクターとも似ていない髪形が模索され、江端里沙の手によって最終的に犬の耳のような髪型になった[11]。髪の毛が動くのは異星人(ゼントラーディ)の血を受け継いでいるからという理由がつけられた。地味になりすぎず、派手になりすぎないところが難しかったとのこと。コスチュームについてはナチュラルな正統派を意識してデザインされた[12]

河森は新人の中島愛がオーディションで見つかったから、ランカの成長とリアルタイムでシンクロする新鮮なキャラクターになったと語っている[13]

作画監督の高橋裕一は、ランカのイラストを描くときに難しいのは胸と述べている。小柄という設定だが、真っ平にはできず、かといって大きくもできないため、作画スタッフによってまちまちになるからだという[14]

ランカを主人公とする作品[編集]

『マクロスF』は多様な媒体でメディアミックスが行われており、ランカを主人公とした作品も複数存在する。

マクロスF 超次空歌巫女ランカ
黒岩よしひろ漫画作品。『月刊コンプエース』の2008年4月号から7月号まで連載された。
マクロスF 抱きしめて、銀河の果てまで。
水島空彦の漫画作品。『月刊コンプエース』の2008年9月号から2009年4月号まで連載された。
アイドルはつらいよF
高雄右京の漫画作品。『マクロスエース Vol.004』より同『Vol.008』まで連載。

関連商品[編集]

本作のヒロインであるランカは数々のグッズが製作されている。以下に紹介するもの以外にも、シェリルとのコンビで関連グッズに描かれることが多い。

CD[編集]

星間飛行
フライングドッグより2008年6月25日発売。
ランカ・リー=中島愛名義の初シングルCD。ジャケットイラストは表題曲中の決め台詞のポーズを取るランカ。
ライオン
フライングドッグより2008年8月20日発売。
シェリル・ノームstarring May'n、ランカ・リー=中島愛によるデュエットシングル。ジャケットイラストはブレザーの制服を着て、手をつなぐシェリルとランカ。
ランカとボビーのS.M.S小隊の歌 など。
フライングドッグより2008年12月24日発売。
『マクロスF』に登場するキャラクターのボビー・マルゴ(三宅健太)とランカのシングルCD。
CMランカ
フライングドッグより2009年12月16日発売。
『劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜』に登場するランカの曲を集めたミニアルバムCD。ジャケットイラストはネコ耳フードをかぶり、手袋を着用したランカ。劇場版のエンディングテーマ曲「そうだよ。」をはじめ、テレビ版での使用曲、劇中では使用されていない楽曲も収録されている。
放課後オーバーフロウ
フライングドッグより2011年1月26日発売。
ランカ・リー=中島愛名義の2枚目のシングル。ジャケットイラストは制服を着て金網に手をかけているランカ。

書籍[編集]

マクロスF ランカ・リー オフィシャルブック
太田出版より2009年11月30日発売。
「著者=ランカ・リー」名義のムック。イラスト、キャラクター設定、完全版ランカ・リーブログ、中島愛によるTVシリーズ全25話レビュー、河森正治へのインタビューなどが収録されている。執筆は赤尾でこ、志田英邦。表紙はオオサンショウウオさんの枕を頭にして寝そべっているランカのイラスト。
 マクロスF ビジュアルコレクション ランカ・リー
角川書店より2011年2月19日発売。
TVシリーズ、劇場版のイラストが収録されたムック。月刊ニュータイプに掲載された各種版権イラストのほか、描き下ろしのイラストも収録されている。ただし、完結編公開前に発売されたため『サヨナラノツバサ』のイラストは「虹いろ・クマクマ」と「放課後オーバーフロウ」のみ。中島愛のインタビューを収録。

フィギュア[編集]

アクションフィギュアコレクションリミテッド マクロスF ランカ・リー
メガハウスより2009年8月発売。美星学園高校のオレンジ色の制服を着たランカの可動式(アクション)フィギュア。700個限定で販売された。オオサンショウウオさん、あい君も付属する。
エクセレントモデル ランカ・リー N.A.Ver.
メガハウスより2009年5月下旬発売。作中に登場するメカ、VB-6 ケーニッヒモンスターに描かれているノーズアートのイラストをもとにしたフィギュア。赤い水着で髪の色は黄色になっている。原型は中島しゅーじ、原型協力はキバヤシノリオ。彩色はTc。
エクセレントモデル ランカ・リー 娘々Ver.
メガハウスより発売。娘々の制服である赤いチャイナドレスを着たフィギュア。エプロンは別パーツになっていて着脱可能。
エクセレントモデル ランカ・リー 超時空シンデレラVer.
メガハウスより発売。オレンジ色のコスチュームのフィギュア。ミス・マクロス・フロンティア時の水着にも換装可能。
ランカ人形
第22話に登場するものと同じデザインのぬいぐるみ。限定生産で受注販売された。
エモーションスタイル ランカ・リー
 バンダイより2009年11月発売。『イツワリノウタヒメ』に登場する開拓重機のCM衣装のフィギュア。オレンジ色のビキニを着ておりヘルメットとピッケルも付属する。

ゲーム[編集]

THE IDOLM@STER SP
2009年2月19日発売(ランカ関連DLコンテンツ配信は2010年6月30日)
販売 - バンダイナムコゲームス
アイドルをプロデュースするゲームのPSP版。本来は『マクロスF』とは無関係のゲームだが、ダウンロードコンテンツとして「ランカ・リー衣装」、「かたのりオオサンショウウオ」、「イツワリノオオサンショウウオ」、「超時空マイク」が2010年6月30日から2011年3月31日まで期間限定で配信。登場キャラクターにランカのコスチュームを着せることができる。

その他[編集]

きゃらコン マクロスF ランカ・リー スバルインプレッサWRX
2008年10月下旬発売
発売元 - CCP
ランカのキャラクターデカールのついたラジコンカー。スケールは1/28。デザイン監修を河森正治が行っている。薄いオレンジがかった白い車体にランカのイラストがつく。
きゃらコン マクロスF ランカ・リー(レーシングVer.)スバルインプレッサWRX
2009年1月30日発売
発売元 - CCP
ランカのキャラクターデカールのついたラジコンカー。スケールは1/28。マクロス・フロンティアのアイランド1で年1回開催されているF.T.C.C.(フロンティア・ツーリング・カー・チャンピオンシップ)という架空のレースに参加しているという設定も作られた。ランカは中華料理チェーンの娘娘がスポンサーにつき、ドライバーはブレラ・スターンという設定。薄いグリーン地にランカのイラストがつく。
ランカ ステージ衣装
発売 - アニメイトコスチューム館 ACOS
第4話「ミス マクロス」や第12話「ファステスト・デリバリー」で着用するオレンジ色のステージ衣装。上着、アームカバー、スカート、髪リボン、リストバンド、ニーソックス、ブーツリボンのコスプレセット。
超時空飯店娘々特製 ランカ☆リー
2009年2月14日発売
ランカ・リーの名前をもじったレトルトカレー東京アニメセンターで期間限定発売された。パッケージには水着姿のランカのイラストが描かれている。

脚注[編集]

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  1. ^ 『マクロスF』第25話「アナタノオト」、ゲーム『マクロスアルティメットフロンティア』での表記はRANKA REE。
  2. ^ 『RANKA マクロスF ランカ・リーオフィシャルブック』ISBN 978-4-7783-1196-4
  3. ^ 『マクロスフロンティア 設定資料集』1頁。『マクロスF』の主要メンバー17人の中ではクラン・クラン(小)の146cmに次いで2番目に身長が小さい。
  4. ^ 『マクロス OFFICIAL FILE (1)』50頁
  5. ^ 第4話「ミス・マクロス」Bパート、『RANKA マクロスF ランカ・リーオフィシャルブック』ともに156cmとされているが、設定資料集では158cmと記述されている。
  6. ^ 『マクロスF』第4話「ミス・マクロス」Bパートで審査員のレオン・三島が見ているランカ・リーのパーソナルインフォメーション。
  7. ^ 『RANKA マクロスF ランカ・リー オフィシャルブック』32頁。
  8. ^ 『ロマンアルバム 劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜』14頁、ほか。
  9. ^ a b c d e f g h i 『RANKA マクロスF ランカ・リー オフィシャルブック』16-19頁。
  10. ^ DVD/Blu-ray Disc『マクロスF (2) 』オーディオコメンタリーにおける吉野弘幸の発言。
  11. ^ a b 「河森正治『マクロスF』とランカ・リーを語る」『マクロスF ランカ・リー オフィシャルブック』126-129頁。
  12. ^ 「江端里沙×高橋裕一キャラクターデザイナーふたりが語るキャラ誕生秘話」『オトナアニメ vol.10』51頁。
  13. ^ 「河森正治ロングインタビュー」『CONTINUE Vol.48』
  14. ^ PSP用ソフト『マクロスアルティメットフロンティア 超時空娘娘パック』。

参考資料[編集]

  • DVD/Blu-ray 『マクロスF 1 - 9』 バンダイビジュアル
  • マクロス・クロニクル』ウィーヴ
  • 『マクロスF 設定資料集BLUE』ムービック
  • 『マクロスF 設定資料集RED』ムービック
  • 『マクロスF OFFICIAL FILE (1)』学研
  • 『マクロスF OFFICIAL FILE (2)』学研
  • 『マクロスF OFFICIAL FAN BOOK』
  • 『マクロスF ランカ・リー オフィシャルブック』太田出版
  • 『劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜 パンフレット』
  • 『ロマンアルバム 劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜 ガイドブック』徳間書店
  • 『ロマンアルバム 劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜』徳間書店
  • 『劇場版マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜公式ガイドブック パーフェクト・トライアングル』角川書店
  • 『MACROSS F official creator's magazine 娘クレっと』サテライト
  • 『でかるちゃあ』超銀河ファンクラブF魂
  • マクロスエース』角川書店

関連項目[編集]

外部リンク[編集]