マクロスFB7 オレノウタヲキケ!
| マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ! | |
|---|---|
| 監督 | アミノテツロ |
| 脚本 | アミノテツロ |
| 原作 | 河森正治 / スタジオぬえ |
| 出演者 |
小西克幸 遠藤綾 中島愛 |
| 主題歌 |
シェリル・ノーム starring May'n 、 「ヴァージンストーリー」 |
| 制作会社 | サテライト |
| 製作会社 |
ビックウエスト マクロスFB7製作委員会 |
| 配給 | ムービック |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 90分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 日本語 |
| 興行収入 | 2億円[1] |
| 前作 | 劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜 |
| 次作 | 劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ |
『マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ!』(マクロスエフビーセブン オレノウタヲキケ)は、2012年10月20日より公開の劇場用アニメ。1982年より続く「マクロスシリーズ」30周年を記念してイベント上映された作品で、1994年に放映されたテレビアニメ『マクロス7』の映像をデジタル・リマスター化したうえで再構築し、2008年に放映されたテレビアニメ『マクロスF』の完全新作映像を融合させた「ハイブリッド・ロック・アニメ」とされている[2]。監督・脚本は『マクロス7』の監督を担当したアミノテツロ。映像制作は『マクロスF』を担当したサテライト。
主題歌は『マクロスF』に登場するヒロイン・歌姫のシェリル・ノームとランカ・リー、『マクロス7』の主人公たちが所属するロックバンド、FIRE BOMBERが共演する「娘々FIRE!! 〜突撃プラネットエクスプロージョン」とFIRE BOMBERの新曲「ヴァージンストーリー」[3]。
興行収入は2億円[1]。
あらすじ
[編集]西暦2059年、銀河中心へ向けて長い旅を続けるマクロス・フロンティア船団は、宇宙生物バジュラとの戦争に突入する。ある日、フロンティア船団の民間軍事会社、S.M.Sに所属するオズマ・リーは、同僚のボビー・マルゴとドライブしているときに、鳥のような未知の生命体と遭遇する。
怪鳥との遭遇でオズマの車は大破し、その場でVHSのビデオテープが発見される。オズマたちは深・秋葉原(ディープ・アキバ)の電気街で再生機器を購入し、機械に詳しい部下のルカ・アンジェローニにセッティングしてもらう。S.M.Sのメンバーを集め、映像を再生すると、そこに映し出されたのは、オズマが愛好する伝説のロックバンド、FIRE BOMBERが活動していたマクロス7船団の記録映像だった。
謎の軍隊に襲われるマクロス7船団、そのなかで燃えるような赤いバルキリーに乗って戦わずに歌うFIRE BOMBERのボーカリスト、熱気バサラの姿を目にし、オズマたちはその戦いの真実とマクロス7船団の行くすえ、熱気バサラの生きざまを知ることになる。
のちに、シェリル・ノームとランカ・リーによるFIRE BOMBERの映像を用いた街頭ライブが開催され、その様子を見届けた怪鳥は、かつてマクロス7船団と戦い、バサラの歌によって運命を変えられた生命体「プロトデビルン」の一体、ガビルの姿となって宇宙を飛び去ってゆく。
キャスト
[編集]マクロスF
[編集]マクロス7
[編集]以下のキャストはエンディングクレジットに表示されているが、『マクロス7』パートの音声は放映当時のものが用いられており、新規アフレコなどが行われたわけではない。
登場メカ
[編集]- VF-19改 ファイアーバルキリー・シェリルマーキングVer.
- 熱気バサラの真紅のVF-19にシェリルのイラストをマーキングした痛バルキリー。
- VF-11MAXL改 ミレーヌバルキリー・ランカマーキングVer.
- ミレーヌ・ジーナスのピンクのVF-11にランカのイラストをマーキングした痛バルキリー。
スタッフ
[編集]使用曲
[編集]主題歌
[編集]挿入歌
[編集]歌担当はすべてFIRE BOMBER(福山芳樹、チエ・カジウラ)
- 突撃ラブハート
- 作詞 - K.INOJO / 作曲・編曲 - 河内淳貴
- MY FRIENDS
- 作詞 - M.MEG / 作曲 - 川野美紀 / 編曲 - 河内淳貴
- PLANET DANCE
- 作詞 - K.INOJO / 作曲 - 須藤英樹 / 編曲 - 河内淳貴
- HOLY LONELY LIGHT
- 作詞 - K.INOJO / 作曲 - 須藤英樹 / 編曲 - 湯川とうべん
- MY SOUL FOR YOU
- 作詞 - K.INOJO / 作曲 - 福山芳樹 / 編曲 - 河内淳貴
- REMEMBER 16
- 作詞 - K.INOJO / 作曲・編曲 - 河内淳貴
- PILLOW DREAM
- 作詞 - M.MEG / 作曲 - 出雲麻紀子 / 編曲 - 湯川とうべん
- SEVENTH MOON
- 作詞 - K.INOJO / 作曲・編曲 - 河内淳貴
- SUBMARINE STREET
- 作詞 - K.INOJO / 作曲 - 福田俊哉 / 編曲 - 湯川とうべん
- POWER TO THE DREAM
- 作詞 - K.INOJO / 作曲 - 福山芳樹 編曲 - 田中裕千
- 恋のマホウ
- 作詞 - M.MEG / 作曲 - 湯川とうべん / 編曲 - M.PROJECT
- LIGHT THE LIGHT
- 作詞 - K.INOJO / 作曲 - TSUKASA / 編曲 - 田中裕千
- TRY AGAIN
- 作詞 - K.INOJO、福山恭子 / 作曲 - 福山芳樹 / 編曲 - 田中裕千
作品解説
[編集]2012年春、シリーズ30周年を記念した「マクロス7プロジェクト」第3弾「オズマ meets FIRE BOMBER マクロスFB7(仮)」として発表された[5]。タイトルの「FB」には多層的な意味が込められている[2]。
キービジュアルのイラストレーターは第1弾が美樹本晴彦と江端里沙、第2弾が桂憲一郎と丸藤広貴。キャッチコピーは「俺の歌をきけ! 私たちの歌をきけ!! 真実(ホンモノ)の歌をきけ!!!」。
本作は『マクロスF』をメインとしているが、同作品の主人公である早乙女アルト(声 - 中村悠一)は登場しない。
制作
[編集]『マクロス7』の原作・スーパーバイザーを務めた河森正治は以前から『マクロス7』をいろんな人に見てもらいたかったが、4クール・全49話と長丁場のため、2時間くらいにまとめた映画にしたいと思っていた。1年間続いたアニメを90分の総集編にするには限界があるものの、すべてを細かく解説すると『マクロス7』らしくなくなるとの考えから、解説は最低限に抑えてある。フィルム時代の1994年に制作された映像にデジタル時代の2012年の新規映像を普通に加えるとどうしても違和感が出るため、『マクロス7』の部分は劇中でVHSの映像を再現するという演出がなされた。監督のアミノは、あえて初見の視聴者にとっては違和感を抱くようなバランスを目指しており、興味を持った人はテレビシリーズ全49話を見てほしいと語っている[6]。
WEBラジオ
[編集]関連商品
[編集]音楽CD
[編集]| 発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2012年10月24日 | シェリル・ノーム starring May’n、ランカ・リー=中島愛、FIRE BOMBER 「娘々FIRE!! 〜突撃プラネットエクスプロージョン/ヴァージンストーリー」 |
VTCL-35141 |
|
フライングドッグより発売 オリコン最高6位、登場回数13回 |
DVD
[編集]- マクロスFB7 オレノウタヲキケ!
- 2013年4月24日発売。オーディオコメンタリー(神奈延年、櫻井智、菅原正志、陶山章央、小西克幸、遠藤綾、中島愛、アミノテツロ)が収録されている。8ページの解説書が付属。
Blu-ray Disc
[編集]- マクロスFB7 オレノウタヲキケ!(Blu-ray通常版)
- 2013年4月24日発売。オーディオコメンタリーが収録されている。8ページの解説書が付属。
- マクロスFB7 オレノウタヲキケ!(Blu-ray初回限定版)
- 通常版と同日発売。本編ディスクのほかに、「Sheryl Nome Wave」やライブ映像、舞台挨拶などの特典映像を収めた特典ディスクが付属する。24ページの解説書付き。
テレビ放送
[編集]WOWOWで『マクロスプラス』『マクロス7』20周年記念企画の一環として2014年8月10日23時より本作がテレビで初放送された[7]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ↑ 『マクロスF』パートにガビルの姿が登場するのはラストシーンのみで、そこでの台詞はない。『マクロス7』パートのガビルがシビルの介入を受けて撤退するシーンにおいては、元となった『マクロス7』第42話には存在しないガビルの叫び声が追加されている。
- ↑ 『マクロス7』パートのナレーションを新規録音[4]。レイが『マクロスF』パートに登場することはない。
- 1 2 3 4 5 6 本作のクレジットは上映時点の芸名で記載されている。『マクロス7』本放送時においては、神奈延年は林延年、櫻井智は桜井智、西村朋紘は西村智博、大林隆介は大林隆之介、七海入歌は百武彰子、嶋村カオルは嶋村薫の名義で出演していた。
- ↑ シビル役においては、『マクロス7』放送時は「?」で表示されていた。また、本作での役名クレジットはないが中川は「花束の少女」も演じている。
出典
[編集]- 1 2 増田弘道『製作委員会は悪なのか?アニメビジネス完全ガイド』星海社、2018年5月25日第1刷発行、33頁、ISBN 978-4-06-512002-6
- 1 2 『マクロス』シリーズ最新映像作品『マクロスFB7 オレノウタヲキケ!』が、全国の劇場でイベント上映決定! ファミ通.com(2012年8月8日)2012年8月24日閲覧。
- ↑ 「マクロスFB7」主題歌でシェリル、ランカ、FIRE BOMBER共演! FB新曲も TOWER RECORDS ONLINE(2012年9月22日)2012年9月23日閲覧。
- ↑ BD/DVD『マクロスFB7 オレノウタヲキケ!』オーディオコメンタリー第1部、バンダイビジュアル、2013年。
- ↑ 新たなマクロス30周年記念プロジェクト、いよいよ情報解禁! マクロス30周年プロジェクト(2012年5月2日)2012年8月24日閲覧。
- ↑ 河合宏之「対談 河森正治×アミノテツロ」『マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ!』パンフレット、ビックウエスト、2012年。
- ↑ “WOWOWにて「マクロス7」&「マクロスプラス」20周年記念スペシャル決定!”. MACROSS PORTAL SITE (2014年5月23日). 2014年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年2月12日閲覧。
外部リンク
[編集]- マクロスFB7 オレノウタヲキケ! - MACROSS OFFICIAL SITE
- マクロスFB7公式サイト
- マクロス公式サイト
- WEBラジオ『Sheryl Nome Wave』