マクロスシリーズ (ゲーム)

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1982年に放送されたテレビアニメ超時空要塞マクロス』およびその関連作品群「マクロスシリーズ」については、複数の会社からコンピュータゲーム作品が発表されている。

概要[編集]

主流はVF-1バルキリーを始めとする可変戦闘機を操り、異星人勢力と戦うシューティングゲームであり、三段変形機構を活用して、展開に変化をつける工夫がされている。また、「板野サーカス」と呼ばれるミサイル乱射アクションの再現も重視されている。

初期から1990年代半ばまでの8ビット、16ビットゲーム機では2Dのスクロール方式が主流で、原作者であるスタジオぬえはノータッチだった(『超時空要塞マクロス 永遠のラヴソング』のように美樹本晴彦がオリジナルキャラクターを描くことはあった)。

PlayStation登場以後の1990年代中盤からは、CG技術の発展もあり、バルキリー特有の高機動アクションを3Dフライトシューティングで再現することが可能となり、こちらが中心となっていく。『マクロス デジタルミッション VF-X』以降は、アニメシリーズのメインスタッフである河森正治宮武一貴板野一郎らがデザイン、監修に加わり、映像作品に登場しないメカニックを含め歴代の可変戦闘機が選択可能となり、プレイバリューが大きく広がっている。同時にアニメスタッフによるムービーが導入され、アニメ作品で描かれなかった部分が補完されるようになる。

宮武は「河森君も僕も本編という言い方はわざとしないようにしているんです。僕らはプラモデルやおもちゃからゲームまで、そういうものすべて横並びの『マクロス』という作品なんだ、という考えでやっていますから」[1]と語っている。ゲーム『マクロス VF-X2』で設定された機体であるVB-6 ケーニッヒモンスターが2008年にはテレビアニメである『マクロスF』に登場する逆輸入現象も起こっている。

このほかバンプレストの『スーパーロボット大戦』シリーズや『アナザーセンチュリーズエピソード』シリーズにも、他の番組のロボットと共に「マクロスシリーズ」の兵器やキャラクターが出演している(後述)。

家庭用ゲーム機[編集]

1980年代[編集]

超時空要塞マクロス (アルカディア
1983年発売。バンダイ。カートリッジ。
バンダイが輸入販売した海外ゲーム機アルカディア用。シューティングゲーム。初のゲーム化と思われる幻の作品。
超時空要塞マクロス (ファミリーコンピュータ
1985年12月発売。開発ナムコ、販売バンダイ。カートリッジ。
横スクロールシューティングゲーム。劇場版一条輝のVF-1S ストライクバルキリーを操り3形態を駆使しながらゼントラーディ軍メルトランディ軍と戦う。BGMとしてリン・ミンメイの曲「小白竜(シャオパイロン)」が使用されている。当時はバンダイとナムコが合併する前で、総発売元はバンダイとなっているが、開発とカートリッジの製造はナムコ。ナムコの広告チラシにも掲載されているが、当時のファミコンとMSXでのブランドである「NAMCOT」にはカウントされていない番外。

1990年代[編集]

超時空要塞マクロス2036 (PCエンジンCD-ROM2
1992年4月発売。メサイヤ(日本コンピュータシステム)。CD-ROM。
横スクロールシューティング。同年制作されたアニメ『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』の関連企画で、共通の設定をもつ。2036年、地球への復讐を企むカムジン一派はヌェルド基幹艦隊を呼び寄せ、マクシミリアン・ジーナスミリア・ファリーナ・ジーナス夫妻の長女コミリア・マリア・ジーナスが出撃する。オリジナル機体「VF-1SR」(VF-1Sの改良型)が登場する。
超時空要塞マクロス 永遠のラヴソング (PCエンジンCD-ROM2
1992年12月発売。メサイヤ(日本コンピュータシステム)。CD-ROM。
戦術シミュレーション。『超時空要塞マクロス2036』の続編で、2037年が舞台。再びカムジン一派によりプラド基幹艦隊が呼び寄せられ、謎のメルトランディ軍も参戦する。最終話近くで「愛・おぼえていますか」が流れるが、ゲーム上で「愛・おぼえていますか」が使われたのはこれが最初である。ゲーム終盤に主人公の乗機としてVF-4が登場するが、バトロイド形態は後の公式設定とはプロポーションが大きく異なる。
また主人公達の母艦としてアームド級宇宙空母の派生級と推定される「プロメテウスII」強襲揚陸空母が登場し、ゼントラーディの艦船に対してダイダロスアタックをも敢行する。
超時空要塞マクロス スクランブルバルキリー (スーパーファミコン
1993年10月発売。開発:ウィンキーソフト 販売:ザムス(バンプレスト)。カートリッジ。
横スクロールシューティング。2010年が舞台で、VF-1の改良型のスクランブルバルキリーは一条輝、マックス、ミリア機から選択可能。音波攻撃によりゲーム中の敵キャラクターを自機のオプションとして使用できる「ミンメイ・キャノン」という要素がある。バルキリーデザインは河森正治、イラストレーションは美樹本晴彦。
マクロス デジタルミッション VF-XPlayStation
1997年2月発売。開発UNiT、販売バンダイビジュアル。CD-ROM。
マクロス関連ゲーム初の3Dフライトシューティング。2047年、謎の武装勢力に誘拐されたアイドルグループ「ミルキー・ドールズ」を救出すべく、ステルス強襲揚陸艦ヴァルハラIIIが惑星エリュシオンへ派遣される。使用機体はVF-1XplusVF-4GVF-11BVF-17DVF-19AVF-22S。このうち、VF-4は新たに変形機構がデザインされている。また、隠しユニットとして、VF-1XplusのFASTパック装備が登場する。
本作には河森正治が監修、宮武一貴が各種デザイン、美樹本晴彦がキャラクター原案、板野一郎がメカ特技監修など、マクロスシリーズのメインクリエイターが参加しており、『マクロス7』のキャラクターも一部登場する。オープニングテーマ曲はFIRE BOMBERで「TRY AGAIN」。ミルキー・ドールズのメンバーはアオイ・ツワブキ(声の出演:櫻井智)、リアトリス(井上喜久子)、モーリィ(三石琴乃)、ビオレッタ(今井由香)、フリージア(並木のり子)。かつて、リン・ミンメイを演じた飯島真理作詞・作曲の劇中挿入歌「Only You」、エンディングのコンサートでは「虹のパレット」を歌う。
超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか (セガサターン/PlayStation)
SS版1997年6月、PS版1999年5月発売。開発スカラベ、販売バンダイビジュアル。CD-ROM。
奥行きを加えた2.5D横スクロールシューティング。劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』のイベントをなぞり、VF-1各機体を操る。内容はオーソドックスなシューティングゲームだが、河森正治が監修し旧声優陣が参加した新作ムービーパート(アニメーション制作は『VF-X』と同じくゴンゾが担当)の出来が秀逸。劇場版冒頭(土星付近)から遡る第一次星間大戦勃発時の様子が描かれている。
システムは『機動戦士ガンダム』、『機動戦士Zガンダム(SS版(前後編))』から受け継いでいる。
初回特典として、2016年に銀河系中心部で消息を絶ったメガロード-01からリン・ミンメイが最後に残したメッセージカードが付けられた。
マクロス VF-X2 (PlayStation)
1999年9月発売。開発UNiT、販売バンダイビジュアル。CD-ROM。
前作に続く3Dフライトシューティング。システムを見直し、ダイナミックな視点移動「バリアブルビュー」が導入された。2050年、統合軍特殊部隊レイブンズの活躍を描く。使用機体はVF-1Xplus、VF-11B、VF-17D、VF-19A(ゲーム版オリジナルカラー)、VF-22S、VA-3MVB-6。VB-6は本作のためにデストロイド・モンスターをベースにデザインされた。前作同様、河森や宮武らメインクリエーターが参加している。
2002年には限定1000本のキャンペーン非売品「スペシャルバージョン」が存在した。
本作品で設定されたVB-6、VF-19A(レイブンズ所属機)は、プラモデルや玩具等もリリースされた。

2000年代[編集]

マクロスプラス -GAME EDITION- (PlayStation)
2000年6月発売。開発翔泳社、販売タカラ(現タカラトミー)。CD-ROM。
3Dフライトシューティング。『マクロスプラスOVA版と劇場版(MOVIE EDITION)を再編集した展開で、プレイヤーはイサム編(YF-19)かガルド編(YF-21)を選択する。演習ステージの後、地球上で両機の一騎打ちに突入する。特定状況で板野サーカスが発生するダイナミック・シチュエーション・システム(DSS)を採用。他にフリープレイモードもある。BGMには菅野よう子のアニメサウンドトラックを使用している。
マクロスM3ドリームキャスト
2001年2月発売。翔泳社。CD-ROM。
3Dフライトシューティング。『超時空要塞マクロス』以降の2010-2030年代、マックス、ミリア夫妻が結成した特殊活動部隊ダンシング・スカルの活躍を描く。タイトルの「M3」とはマックス、ミリア夫妻と、彼らが養子にしたゼントラーディ人の少女モアラミア・ジフォン(声の出演:半場友恵)の3人の頭文字のこと。使用機体はVF-1J、VF-9VF-14VF-3000VF-5000バリアブル・グラージ。映像作品では空白期の機体であるVF-9、VF-14、VF-3000は、本作のためにデザインがリニューアルされた。
本作はドリームキャスト生産中止発表直後に発売された。
超時空要塞マクロス (PlayStation 2
2003年10月発売。開発セガSEGA-AM2)、販売バンダイ。CD-ROM。
3Dフライトシューティング。発売元はバンダイだが、SEGA-AM2(現セガ)のエアロダンシング4開発チームが参加している。プレイヤー(主人公)が序盤の選択肢で、攻撃空母プロメテウスか宇宙空母アームドのどちらに配属を希望するかで、TV版と劇場版のストーリーに分岐するシステム。使用するVF-1各型も、TV版と劇場版の設定がある。原作アニメの一条輝を主役とした視点とは異なり、プレイヤーはサイドストーリー的な視点で同じ世界を体感する。主人公はスカル隊のバルキリーパイロットとしてスタートし、のちに「パープル小隊」(TV版ルート)あるいは「アポロ小隊」(劇場版ルート)を任され、2人の部下を率いることとなる。オリジナルキャラクターを主軸に原作のキャラクターも随所に登場する。パーブル小隊、アポロ小隊ともに各作品劇中に名称が登場していた部隊であるが、本作品で初めて詳細が語られることとなった。加えて、アニメ本編中で輝たちが不在だった頃のマクロスの様子も、視点を他のバルキリー隊に変えることによって、初めて明らかにされている。オペレーターのエマ・グレンジャーの声担当は『マクロス7』のミレーヌ・ジーナス、『VF-X』のアオイ・ツワブキに続き櫻井智である。
また、劇場版最終ステージを、VF-1S一条輝機のストライクバルキリー装備で出撃すると、原作の劇場版と同じように、プレイヤーキャラクターは、アポロリーダーから一条輝に代わり、ラストのナビゲートも、エマ・グレンジャーから早瀬未沙に代わる。
ちなみに部隊名も「アポロ小隊」から「スカル小隊」となる。
同様に、劇場版ルートのSTAGE A-07「遺跡」を柿崎機でプレイすると、ステージ開始まもなく撃墜され、強制的にゲームオーバーとなる。
なお、原作キャラクターの一部の声担当が代わっている。
開発当初はYF-19、21等の劇中使用もアナウンスされていたが、諸般の事情で割愛されている。だが、VF-1各機に加えてVT-1、VE-1などの機体が使用できるなど、その点では比較的珍しい作品といえる。
オリジナルキャラクター
主人公
氏名の設定はなく、ゲーム中では階級・コールサインのみで呼ばれる。プレイヤー=主人公であることから、プロフィールの設定や台詞などは一切存在しない。エンディングで一度だけその姿が登場するものの、ヘルメットを被っているため人相は不明である。
ゲーム開始時は地球統合軍航空訓練課程を終えてバルキリーパイロットになったばかりの曹長(コールサインはスカル7)で、乗機はVF-1A。冥王星軌道上の戦闘後に少尉に、地球帰還後には中尉に昇進し、それぞれVF-1J、VF-1Sに乗り換える。
実戦経験のない新米パイロットだったがゼントラーディとの戦いの中で瞬く間にエースパイロットに成長し、その技量は「天才」と設定されているマクシミリアン・ジーナスからも尊敬を受けるほどである。
システム上、プレイヤーが新たに使用可能になる機体はゲーム中で流行っているトレーディングカードという形で入手する事になっている。主人公はトレーディングカードゲームの流行自体を知らなかったが、序盤のいくつかのステージをクリアするごとにエマからトレカを譲られることで誤解が生じ、マクロスの一部のクルーの間では「主人公はトレカを集めている」という噂が広がる。
TV版ルートでは空母プロメテウスのバルキリー隊所属だったが、初任務であるマクロス進宙式の警備中にゼントラーディとの戦闘が始まってしまい、急遽マクロスの護衛に就いたことから共に転戦することになる。冥王星軌道上でトランスフォーメーション中のマクロスを防衛した功績などをロイ・フォッカー少佐に認められて昇進し、以降はパープル小隊を率いる(コールサインはパープルリーダー)。小隊カラーは薄紫、小隊シンボルは雄牛の頭蓋骨。地球軌道上でのボドル基幹艦隊との最終決戦において、各分枝艦隊を指揮するノプティ・バガニス級戦艦を5隻も撃沈するなど、多大な戦果を挙げる。本作ではミリア・ファリーナカムジン・クラヴシェラから聞かされて探していた「敵の凄腕パイロット」とは主人公のことであり、ミリアが初めてマクロスを襲撃した際に彼女を撃退するのも主人公である。その後「敵の凄腕パイロット」(主人公)との再戦を狙って現れたミリアとマックスが遭遇し、興味の対象が主人公からマックスへ移るという展開なので、「世紀の星間結婚」のきっかけを作った人物ということになる。
劇場版ルートでは空母アームド01のバルキリー隊に配属になる予定で、南アタリア島近海までの輸送のために乗っていた空母プロメテウスからアームド01へ向かって飛び立った直後、ゼントラーディとの戦闘が始まる。冥王星軌道上でトランスフォーメーション中のマクロスを防衛した功績などをロイ・フォッカー少佐に認められて昇進し、以降はアポロ小隊を率いる(コールサインはアポロリーダー)。小隊カラーはグレー、小隊シンボルはフレアを吹く太陽。地球軌道上でのボドル基幹艦隊との最終決戦において、ボドル旗艦内へ突入しボドルザーを倒す。
エマ・グレンジャー
声の出演 - 櫻井智
イギリス人女性、18歳。身長164cm、体重48kg。髪は長い金髪で瞳は焦げ茶色。制服は赤色のインナーに薄い赤紫色のジャケット・スカートという組み合わせのものを着用している。
マクロスのブリッジで勤務する地球統合軍中尉。主任航空隊戦闘管制官である早瀬未沙の部下で、彼女の不在時にはオペレーション管理を代行する。以前は地球統合軍航空訓練課程における実機教練でオペレーターを務めており、その頃に訓練生だった主人公を担当したことがある。上官の早瀬同様に若年ながら落ち着いており非常に優秀なオペレーターだが、生真面目で少々怒りっぽい。マクロスのレーダーにトラブルが発生した折には、周辺宙域のマッピングのため哨戒機での出撃を志願するなど、行動力もある。読書家のようで、エンディングでは積み上げた大量の本を抱えて書店から出てくる様子が見られる。トレーディングカードマニアでもあるが、苦労して手に入れたカードを気前良く主人公に譲る。
エディ・ユーティライネン
声の出演 - 加瀬康之
フィンランド人男性、19歳。身長195cm、体重83kg。少し長めの金髪を後頭部で小さなポニーテールに纏めており、瞳は青色。眉間から額の左上にかけて大きな傷跡がある。
地球統合軍軍曹。冥王星軌道上の戦闘後に小隊を任された主人公の部下として、ブルースと共に配属されてくる(コールサインは、パープル2もしくはアポロ2)。陽気で軽い男だが、操縦の腕前はフォッカー少佐のお墨付き。愛称は「A」。「エー」ではなく「エース」と呼んで欲しがっているが、希望に応える者は誰もいない。後述するブルースとは性格は正反対ながら非常に息の合うコンビである。リン・ミンメイの大ファンという共通点もある。
ブルース・ルーデル
声の出演 - 浦田優
ドイツ人男性、20歳。身長185cm、体重75kg。髪は薄いグレーで短く、瞳は焦げ茶色。
地球統合軍軍曹。冥王星軌道上の戦闘後に小隊を任された主人公の部下として、エディと共に配属されてくる(コールサインは、パープル3もしくはアポロ3)。物静かで冷静な男だがたまに興奮することがある。やはり操縦の腕前はフォッカー少佐のお墨付き。愛称は「B」。マクロス内ではエディと合わせて「(パープルもしくはアポロ)小隊のAB」として知られている。

2010年代[編集]

マクロストライアルフロンティアPlayStation 3
2010年10月7日発売。開発:アートディンク、販売:バンダイナムコゲームス。BD-ROM。
『劇場版マクロスF 〜イツワリノウタヒメ〜 Hybrid Pack』に収録されている3Dフライトシューティングゲームで、基本システムはマクロスアルティメットフロンティアに準じているが、収録作品は『劇場版 マクロスF 〜イツワリノウタヒメ〜』のみである。
マクロスラストフロンティア(PlayStation 3)
2011年10月20日発売。開発:アートディンク、販売:バンダイナムコゲームス。BD-ROM。
『劇場版 マクロスF 〜サヨナラノツバサ〜 Hybrid Pack』に収録されているゲームで、基本システムはマクロストライアルフロンティアに準じている。『イツワリノウタヒメ』『サヨナラノツバサ』の2作を収録し、新たにVF-27γスーパーパック装備やYF-29デュランダルなどが追加される。
私の彼はパイロット2012(PlayStation 3)
2012年7月26日発売。開発:アートディンク、販売:バンダイナムコゲームス。BD-ROM。
『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか Hybrid Pack』に収録。基本システムは『〜トライアル〜』・『〜ラスト〜』に準ずる。登場機体・パイロットは劇場版『愛おぼ』に合わせて全面改訂。
マクロス30 銀河を繋ぐ歌声 (PlayStation 3)
2013年2月28日発売。開発:アートディンク、販売:バンダイナムコゲームス。BD-ROM
マクロスシリーズ30周年記念作品で3Dフライトシューティングにストーリーや育成の要素を加えた「フライトアクションRPG」。2060年の惑星ウロボロスに時空間フォールドによって歴代シリーズのキャラクター達が集合するオリジナルストーリー。アニメパートは『マクロスF』のサテライトが制作。VF-0からVF-1、VF-11、VF-19、VF-22、VF-25・・・とプレイヤー自身が開発することで使用可能な機体が増える。また、河森正治デザインのオリジナルバルキリー「YF-30 クロノス」が登場する。

携帯ゲーム機[編集]

マクロス スペースファイト (ポケットゲーム)
1983年発売。タカトクトイス
シューティング。TVシリーズの玩具スポンサータカトクトイスのLSIゲームシリーズ。
マクロスII (ポケットゲーム)
1984年発売。タカトクトイス。
第二弾のシューティング。
超時空要塞マクロス アームド1を守れ! (ポケットゲーム)
1985年。バンダイ。
シューティング。
バルキリー発進せよ!! (ポケットゲーム)
1985年。バンダイ。
シューティング。
マクロス7 -銀河のハートを奮わせろ!!- (ゲームボーイカラー
2000年3月発売。エポック社。カートリッジ。
横スクロールシューティングゲームだが、ボス戦はリズムシューティング(一種の音楽ゲーム)になる。
超時空要塞マクロス トゥルーラブソングワンダースワン
2000年3月発売。レイアップ(アップスター)。カートリッジ。
オリジナルのマルチエンディングアドベンチャーゲーム(恋愛要素あり)。
マクロスエースフロンティアPlayStation Portable
2008年10月9日発売。開発:アートディンク、販売:バンダイナムコゲームス。UMD。
『超時空要塞マクロス』、『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』、『マクロスプラス』、『マクロス7』、『マクロスF』、『マクロス ゼロ』から50種類以上の機体、30人以上のキャラクター、60面以上のミッションが登場する3Dアクション。原作アニメのストーリーに沿ってミッションが展開される。1人プレイだけでなく、無線通信により2人から4人での協力プレイ、対戦プレイも可能。
マクロスアルティメットフロンティア (PlayStation Portable)
2009年10月1日発売。開発:アートディンク、販売:バンダイナムコゲームス。UMD。
前作の好評を受けて発売された『マクロスエースフロンティア』の続編。前作に登場した6作品に加え『超時空要塞マクロス Flash Back 2012』、『マクロス ダイナマイト7』、『マクロス VF-X2』、『マクロスM3』、『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』からも機体が登場(『マクロスダイナマイト7』はストーリーも収録)する。また、前作では前半部分のみの収録だった『マクロスF』がアニメ最終話まで収録され、『超時空要塞マクロス』はTV版と劇場版がそれぞれ独立したストーリーとして収録され[2]、機体のみの収録だった『マクロス ゼロ』が本格参戦している。登場機体は100種類以上、ミッション数は140以上とマクロスゲーム史上最大のボリュームを有する。
マクロストライアングルフロンティア (PlayStation Portable)
2011年2月3日発売。開発:アートディンク、販売:バンダイナムコゲームス。UMD。
PSPのマクロスシリーズ第3弾。前作の収録作に加え、『マクロスII』、『劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜』が本格参戦し、新機体や新キャラクターが追加されている。また、アドベンチャーゲームの「学園モード」が追加されオリジナルキャラクターの作成・育成ができるようになった。

アーケードゲーム[編集]

超時空要塞マクロス (アーケード)
1992年。開発NMK、販売バンプレスト
縦スクロールシューティング。開発元のNMKの作品『サンダードラゴン』のシステムを流用した作品。1プレイヤー側が一条輝、2プレイヤー側がマクシミリアン・ジーナス(なお当時のNMK作品にみられるように、自機の移動スピードが2プレイヤー側がわずかに速い)。基本的に劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』のストーリーを踏襲している。なおゲーム内容やグラフィックの傾向、ゲームシステムからハードウェア構成まで、どこを取っても明らかにNMK作品だが、タイトル画面はもとより、基板上のカスタムチップ表面の印刷まで削り取ってNMKの名前を隠している。
作曲は高見龍が担当している。
超時空要塞マクロスII (アーケード)
1993年。開発NMK、販売バンプレスト
スコアアタック式横スクロールシューティング。『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』のストーリーを踏襲。制限時間内にスコアノルマをクリアする方式。開発にはゲーメストが協力している(タイトルの前にロゴが表示される)。そのため、ゲーメスト誌上でスコアアタックコンテストが開かれた。
作曲は、HIDE-KAZ並木学、ひろの3人が担当している。
MACROSS PLUS (アーケード)
1996年。開発MOSS、販売バンプレスト
縦スクロールシューティング。VF-11(オリジナルパイロット)、YF-19(イサム・ダイソン)、YF-21(ガルド・ゴア・ボーマン)から機体を選択する。ゲームの仕様はいわゆる東亜プランシューティングに近い。石柱やビルなど、高層の構築物の描写に特徴がある。宇宙ステージに謎の艦隊系の敵が出現したり、自機の一体であるVF-11の色が黄色でパイロットがオリジナルキャラクターになっていたりする、自機が謎のビームを使うなど、設定や世界観などマクロスプラスとかけ離れており、ほぼオリジナル構成となっている。難易度は3作中最も高い。

パソコンゲーム[編集]

ミス・マクロス (PC-8801mkII/FM-7コンパチ)
1983年発売。テクノポリスソフト。カセットテープ。
TVシリーズキャラクターのパズル集。
超時空要塞マクロス カウント・ダウン (MSXX1turbo、PC-8801Mk.II)
1984年発売。ボーステック。カセットテープ版(MSX、X1)、フロッピー版(PC-8801Mk.II、X1)、カートリッジ版(MSX)。
横スクロールシューティングゲーム。テレビ版一条輝のVF-1Jを操り3形態を駆使しながらゼントラーディ軍と戦う。最終面までに、ミンメイを含み敵の捕虜となっている捕獲カプセルをすべて回収すると、クリア後、一枚絵のミンメイが…。ボーステックは以降もマクロスゲーム化に関わっている。
超時空要塞マクロス リメンバーミー (PC-9801
1993年3月発売。ファミリーソフト。フロッピー。
シミュレーション。『超時空要塞マクロス』をベースにしたオリジナル・サイドストーリー。ストーリーベースはTV版と劇場版のコンパチである(火星に着陸して物資補給などがある)。戦場の駒を動かす戦術モードと、マクロス艦内の兵器開発などを進める戦略モードがある。機体ごとに相性や最適な戦闘距離があり、相性の合わない敵と戦うと簡単に全滅する。資源は有限のため、機体が撃破されると修理にリソースを裂かれてしまい、新兵器開発が遅れ、終盤のステージで強力な機体が使えなくなるなど先を見据えた戦略を立てる必要がある。ファミリーソフト系のマクロスゲームで唯一デストロイドを操作できる。メデューサバルキリーが初登場した。説明書に漫画家安永航一郎の漫画が掲載されている。
超時空要塞マクロス スカルリーダー (PC-9801)
1994年5月発売。ファミリーソフト。フロッピー。
「リメンバーミー」の続編だがシナリオベースは劇場版のみとなっている。基本システムに加え、一条輝を主人公としたアドベンチャー的艦内モードが追加された。
超時空要塞マクロス ラブストーリーズ (PC-9801)
1994年7月発売。ファミリーソフト。フロッピー。対艦攻撃任務に特化したファストパック『スタンピードパック』が初登場。その仕様上、下記「コンプリートパック」にも登場する。
ゲームのシステムは一新され、小隊・艦船単位の戦いである戦術モード、小隊同士が接触したときに行う、機体を1機、1機操作して戦う小隊戦闘が存在する。ファミリーソフト3部作最後の作品であり、オリジナル主人公とヒロイン達による、恋愛ストーリー的なキャンペーン型シナリオをもつ。スタンピードバルキリーやメデューサバルキリーの詳しい設定・設定画がついており、資料集的側面を持つ。
超時空要塞マクロス スカルリーダー・コンプリートパック (PC-9801)
1995年7月、「スカルリーダー」と「ラブストーリーズ」をカップリングした作品。システムのベースはラブストーリーズの物を使用しつつ、システム見直しが行われたほか、テレビ版マクロスの音楽をアレンジした物がBGMに採用されている。
マクロス SINCE1983 (Windows 95/98
1998年10月発売。レイアップ(アップスター)。CD-ROM。
シミュレーション。マップ式戦術戦闘指揮ゲーム。『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』をストーリーのベースとしているが、キャラクターは全てゲームオリジナルに差し替えられている。その為、アニメのキャラクターは一切登場せず、各所の設定も大幅に異なっている。『超時空要塞マクロス』から『超時空要塞マクロス Flash Back 2012』『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』『マクロスプラス』、そして当時最新作であった『マクロス7』まで幅広い時代の歴代可変戦闘機が登場する。シナリオ展開によって入手できる機体が変化する。ただバグが多く、フリーズも多発する。
マクロス アナザーストーリー (Windows 95/98)
1999年12月発売。レイアップ(アップスター)。CD-ROM。
シューティング+リアルタイムシミュレーション。『SINCE1983』と同じキャラクターを使用しているものの、その設定はまったく異なる一種のパラレルワールド。マクロスが冥王星宙域へフォールド後の地球近辺での戦いを描く。戦闘はシミュレーションではなく、360度スクロールのシューティングゲームとなっている。バトロイド形態になっても止まることが出来ないため、戦闘は非常に忙しない。
マクロスVO (Windows 98/Me
マクロスVOXP (Windows 98/Me/XP
(VO)2001年6月、(VOXP)2002年7月発売。ボーステック。CD-ROM。
3Dフライトシューティング。訓練モードとキャンペーンモードの他、オンラインで最大8人の対戦機能あり。「VOXP」はWindows XP対応および追加要素を付加したマイナーバージョンアップ版。オリジナルの音楽ではないが、ノイジー・ロークが作曲した音楽の評価は高い。ただゲームそのものは、舞台が宇宙しかなく単調で、新しい機体を入手するためには、ステージクリアー時に一定以上の評価を取らざるを得ず、そのためには最弱の機体を使わなければならない。そして強い機体でなければ終盤ステージクリアーは困難になるなど、ゲームバランスに優れているとは言い難かった。
「VO」の初回特典として、ニチモのVF-1S(ガウォーク、バトロイド)プラモデルが同梱されていた。

その他のゲーム[編集]

ボードゲーム[編集]

ツクダホビー シミュレーションゲームシリーズ
DOG FIGHT(ドッグファイト)
1ユニット=1機として、宇宙空間での戦闘を行う。当時、最も難しく、リアルであると言われた航空機での戦闘シミュレーションゲーム「空戦マッハの戦い(エアーウォー)」をベースに、慣性や3次元モーメントの記録や再現を取り込んだため、ゲームの難易度は極めて高く、1人のプレイヤーが2機以上を操作するのは困難であった。相当に慣れたプレイヤー同士でないと、接敵すらできずに時間が過ぎて行くことが多い。
CITY FIGHT(シティーファイト)
DOG FIGHTのシステムで、大気圏内戦闘および地上戦(マクロス艦内での戦闘)を取り扱ったもの。
SPACE FOLD(スペースフォールド)
このゲームの説明書に多人数ナンパゲーム「マクロスライフ」が収録された。
1ユニット=1小隊とした戦略級シミュレーションゲーム。マクロスが太陽系外周から地球圏に帰艦するまでを取り扱う。
VF-1 VALKYRIE(バルキリー)
超時空要塞マクロス Love is Passing Away
バンダイ パーティージョイシリーズ No.48

カードゲーム[編集]

マクロスクルセイド
バンダイのクルセイドシステムカードシリーズの2人対戦型トレーディングカードゲーム (TCG) 。2009年6月の第1段より、2012年の第6段まで発売。

レーザーディスク、VHD[編集]

超時空要塞マクロス SFチャレンジゲーム
1985年。開発小学館ビデオ、販売東芝EMI
アドベンチャー。ビデオディスクのランダムアクセス機能を活かして、ビデオディスクプレーヤー本体のみで遊ぶことの出来る家庭用ゲームソフト。プレイヤーはリモコンでチャプターを選択しながらゲームを進行させていく。『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』のビデオ発売元でもあった小学館ビデオから、レーザーディスク方式とVHD方式の各ソフトが発売された。

携帯電話ゲーム[編集]

超時空要塞マクロス (NTTドコモ 504i、504isシリーズ)
2003年4月ダウンロード開始。ボーステック・モバイル
擬似3Dシューティング。i-mode用ゲーム配信サービス「i Game 大好き!」シリーズのひとつ。
マクロスSP クロスデカルチャー!!! (スマートフォン用)
2012年7月19日配信開始、2014年2月17日配信終了。BNDeNA
ソーシャルシューティング(アイテム課金制)。DeNAが運営するMobageにて配信。Android端末(OS2.3.6以上)とiPhone4以上端末(OS5以降)に対応。
マクロスカードファイター(スマートフォン用)
2014年2月14日配信開始。バンダイナムコゲームス。
ソーシャルカードバトルゲーム(アイテム課金制)。Mobageにて配信。Android2.3以上、iPhone3GS以上の端末に対応。

タイピングソフト[編集]

超時空要塞マクロス 愛打 タイピングバルキリー (Windows 98/Me/2000/XP )
超時空要塞マクロス 愛打2 タイピングプロトカルチャー (Windows 98/Me/2000/XP )
(愛打)2002年7月(愛打2)2003年1月発売。SSIトリスター。CD-ROM。
ゲーム的要素のあるタイピング練習ソフト。計21ステージで、一条輝の訓練を通じてタッチタイピングを学べる。「愛打2」では選択機体数が13に増え、ムービーとともに劇場版ストーリーを体験できる。

クロスオーバー作品[編集]

スーパーロボット大戦α(PlayStation、ドリームキャスト)
『超時空要塞マクロス』『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』『マクロスプラス』が登場し、マクロスシリーズがSRWシリーズに初参戦。
スーパーロボット大戦α外伝(PlayStation)
『超時空要塞マクロス』『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』『マクロスプラス』が登場。
スーパーロボット大戦D(ゲームボーイアドバンス)
『マクロス7』が登場し、シリーズ初参戦。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ(PlayStation 2)
『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』『マクロスプラス』『マクロス7』が登場。『マクロス7』が初の音声付きで登場。
スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd(PlayStation 2)
『マクロス ゼロ』『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』が登場。『マクロス ゼロ』はシリーズ初参戦であるが、原作終了の設定となっている。
スーパーロボット大戦L(ニンテンドーDS)
『マクロスF』が登場し、シリーズ初参戦。
第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇(PlayStation Portable)
『マクロスF』『劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜』が登場し、初の音声付きで登場。『イツワリノウタヒメ』は機体のみ登場。
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇(PlayStation Portable)
『マクロス7』『マクロス ダイナマイト7』『マクロスF』『劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜』が登場。『マクロス ダイナマイト7』はシリーズ初参戦。『サヨナラノツバサ』は機体のみ登場。
スーパーロボット大戦UX(ニンテンドー3DS)
『劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜』『劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜』が登場。
第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇(PlayStation3、PlayStation Vita)
『マクロス7』『マクロス ダイナマイト7』『劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜』『劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜』が登場。
Another Century's Episode 2(PlayStation 2)
『超時空要塞マクロス』『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』が登場。
Another Century's Episode 3 THE FINAL(PlayStation 2)
『超時空要塞マクロス』『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』『マクロスプラス』が登場。
Another Century's Episode:R(PlayStation 3)
『マクロス ゼロ』『マクロスF』が登場。
Another Century's Episode Portable(PlayStation Portable)
『マクロス プラス』『マクロスF』が登場。

発売されなかったゲーム[編集]

米国のGameTeckNINTENDO64向けに「ROBOTECH:CrystalDreams」と命名された3Dシューティング開発していた時期があり、これをトミー(現タカラトミー)が「超時空要塞マクロス アナザーディメンション」として日本で発売する予定が一時あった。しかしながらGameTek倒産により開発が停止され、日の目を見ることはなかった。

脚注[編集]

  1. ^ 「グレートメカニックDX6」双葉社 2008年
  2. ^ 『エースフロンティア』ではTV版と劇場版のストーリーを混ぜて収録していた。

外部リンク[編集]