小川町駅 (埼玉県)
小川町駅 | |
---|---|
駅舎(2012年11月) | |
おがわまち Ogawamachi | |
所在地 | 埼玉県比企郡小川町大字大塚1146 |
所属事業者 |
東武鉄道(東武) 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 |
オカマ(東武) カマ(JR東日本)←ヲカマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム |
2面4線(東武) 1面2線(JR東日本) |
乗車人員 -統計年度- |
(JR東日本)-2014年- 614人/日(降車客含まず) |
乗降人員 -統計年度- |
(東武)-2010年- 11,219人/日 |
開業年月日 |
1923年(大正12年)11月5日(東武) 1934年(昭和9年)3月24日(JR) |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 東武東上本線 |
駅番号 | ■TJ 33 |
キロ程 | 64.1 km(池袋起点) |
◄TJ 32 武蔵嵐山 (7.0 km) (3.0 km) 東武竹沢 TJ 34► | |
所属路線 | ■JR八高線 |
キロ程 |
52.8km(八王子起点) 高麗川から21.7 km |
◄明覚 (8.0 km) (3.5 km) 竹沢► | |
備考 | 共同使用駅(東武の管轄駅) |
小川町駅(おがわまちえき)は、埼玉県比企郡小川町大字大塚にある、東武鉄道・東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
東武鉄道の東上本線と、JR東日本の八高線が乗り入れており、接続駅となっている。東武鉄道の駅には駅番号としてTJ 33が付与されている。
歴史
- 1923年(大正12年)11月5日 - 東武東上本線の駅として開業。
- 1934年(昭和9年)
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 国鉄駅での貨物の取り扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、八高線の駅はJR東日本の駅となる。
- 2002年(平成14年)10月 - JR東日本でICカードSuica供用開始[2]。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 東武鉄道でICカードPASMO供用開始。
- 2010年(平成22年)1月20日 - 東上線2・4番線ホーム(池袋方面)にて発車メロディ使用開始。
かつては当駅から貨物線である東武根古屋線が分岐していた。その線路跡は道路として残る。
駅構造
東武鉄道が駅を管理し、駅構内を2社で共用する共同使用駅である。駅舎および出入り口は東武鉄道側(南側)にある。
駅舎の前は単式ホームで東武鉄道の2番線となっているが、寄居方に行き止まり式の1番線があり、1番線と2番線は島式ホームと同様に1つのプラットホームをはさむ形となっている。東武鉄道の3番線と4番線およびJR東日本の7番線と8番線は島式ホームである。4番線と7番線の間に側線があり5・6番線が付番されている。プラットホーム間に跨線橋を有する地上駅である。
東上線ホームには屋根が設置されている。
八高線ホームには屋根がなく、東上線ホームよりも簡素な作りとなっている。ホームには待合室が設置されている。
改札口と出入口間にはスロープが設置されている。JRの駅設備は毛呂駅の管轄下にある。JRは夜間滞泊が3本設定されている。
東上線は2005年3月17日から全区間直通列車の設定がなくなり、池袋方面と寄居方面の列車は当駅を境に分断された。接続列車は同じホームの向かい側に停車するため、対面で乗り換えができる。なお、池袋方面から当駅までの電車は10両編成であるが、当駅から寄居方面の電車は4両編成のワンマン運転となる。
発車標は東上線ホームのみ設置されている。かつては番線別に設置されていたが、現行のものは上り・下りを一体化したものを改札前と跨線橋上に設置している。東上線ホームでは電車接近時に自動放送が流れるほか、回送電車発車時のみ発車放送も流れる。
東上線の自動券売機は3台、JR東日本の自動券売機は1台設置されている。JR東日本の自動券売機は東武仕様でICカード未対応である。このため、PASMO・Suicaへのチャージは東武鉄道の券売機のみ可能である。
自動改札機も東武仕様だが、こちらは東武・JRの乗車券とPASMO・Suicaおよび相互利用可能なICカードにも対応する。ただし、2013年3月23日まで、東上線乗車時はPASMO・Suica以外のICカードが利用できなかった。Suicaのオートチャージには非対応。また、自動精算機も同様に東武仕様であるが、JR乗車券での利用も可能である。ICカードでの精算は有人通路での対応となる。
改札内でJRと東武相互間で乗り換え可能だが、2007年3月18日からSuicaとPASMOは相互利用を開始し、この関係で跨線橋上に東武 - JR連絡用の簡易ICカード改札機が設置され、当該改札機でのチャージも可能になった。また、東武 - JRの連絡通路には音声センサーが設置されており、ICカードを利用して乗り換える際に、連絡通路の簡易改札機を利用する旨の放送が流れる。なお、これをしなかった場合は、降車駅(当駅下車も含む)で実際の乗車経路とは異なった運賃が差し引かれる。
2010年3月下旬に、スロープ、各ホームへのエレベーターと多機能トイレの新設工事が終わり使用を開始した。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・3 | 東武東上線 | 下り | 寄居方面 | |
2・4 | 上り | 坂戸・川越・和光市・池袋方面 | ||
7 | ■JR八高線 | 下り | 寄居・児玉・高崎方面 | |
8 | 上り | 高麗川・東飯能・八王子方面 | 一部は7番線から発車 |
利用状況
- 東武鉄道 - 2010年度の1日平均乗降人員は11,219人である。
- JR東日本は以下の通り。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 638 |
2001 | 615 |
2002 | 616 |
2003 | 598 |
2004 | 623 |
2005 | 616 |
2006 | 635 |
2007 | 667 |
2008 | 702 |
2009 | 679 |
2010 | 661 |
2011 | 602 |
2012 | 581 |
2013 | 593 |
2014 | 614 |
- 毎年4月下旬に東武鉄道主催の「外秩父七峰縦走ハイキング大会」が開催される時は駅構内や駅前が混雑する。
駅周辺
- 埼玉県立小川高等学校
- 小川町役場
- 小川町民会館(リリックおがわ)
- 小川町立図書館
- 小川警察署
- 比企広域消防本部小川消防署
- 小川郵便局
- 小川本町簡易郵便局
- 東和銀行小川支店
- 埼玉りそな銀行小川支店
- 小川赤十字病院
- 国道254号
- ヤオコー小川SC店
- いなげや小川大塚店
バス
路線バス
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
小川町駅 | 1 | 小07 | 伝統工芸会館前・下里 | 小川パークヒル | 川越観光自動車 | |
2 | 小03 | 小川みどりが丘団地・みどりが丘3丁目入口 | みどりが丘循環(小川町駅) | 川越観光自動車 | ||
3 | 奈良梨・小江川・江南病院前 | 熊谷駅(北口) | 国際十王交通 | |||
奈良梨・県立循環器呼吸器センター・江南病院前 | ||||||
4 | O01 O02 O03 |
パトリア小川 東秩父村役場入口・坂本 皆谷・不動橋 |
東秩父村役場入口 皆谷 白石車庫 |
イーグルバス | ||
と06 | 日影分館 | せせらぎバスセンター | イーグルバス |
隣の駅
- 東武鉄道
- 東上本線(池袋方面)
- 東上本線(小川町⇔寄居間)
- 小川町駅 (TJ 33) - 東武竹沢駅 (TJ 34)
脚注
- ^ 増田勝彦(2014年8月26日). “JR東日本:八高線で80周年記念号 上越線、信越線はSL−−秋臨時列車”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ 「鉄道記録帳2002年2月」『RAIL FAN』第49巻第5号、鉄道友の会、2002年5月1日、24頁。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 小川町駅 - その他の小川町駅
- 埼玉県道189号小川町停車場線 - 駅前通り