国領駅
国領駅 | |
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国領駅(2015年7月11日) | |
こくりょう Kokuryō | |
◄KO15 柴崎 (0.9 km) (0.7 km) 布田 KO17► | |
所在地 | 東京都調布市国領町三丁目18番地1 |
駅番号 | KO16 |
所属事業者 | 京王電鉄 |
所属路線 | ■京王線 |
キロ程 | 14.2 km(新宿起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
38,713人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)4月15日 |
備考 |
1927年に現在地に移設 2012年地下化 |
国領駅(こくりょうえき)は、東京都調布市国領町三丁目にある、京王電鉄京王線の駅である。京王中央管区所属。駅番号はKO16。
歴史
戦前より運行されていた準急の停車駅であったが、1963年(昭和38年)10月1日のダイヤ改定で準急が廃止されてからは各駅停車のみの停車駅となっている。
- 1913年(大正2年)4月15日 - 国道20号(甲州街道)の北側に京王電気軌道の駅として開業。なお、調布市教育委員会が設置した「京王線旧国領(北浦)駅跡」の碑には、地元の強い要望により一時期北浦駅であったと伝えられている旨の記載がされている。
- 1927年(昭和2年)12月17日 - 現在地に相対式ホーム2面2線を有する地上駅として移設。
- 1944年(昭和19年)5月31日 - 東京急行電鉄(大東急)に併合。同社京王線の駅となる。
- 1948年(昭和23年)6月1日 - 東急から京王帝都電鉄が分離。同社の駅となる
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)3月4日 - 仮設橋上駅舎・エレベーター使用開始、従来の地下駅舎は使用停止。
- 2008年(平成20年)
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)2月22日 - KO16の駅ナンバリングを導入。
駅名の由来
付近の地名である国領町による。「国領」の地名は、武蔵国の国府が管轄する国衙領であったことにちなむ。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地下駅。新宿方には、地上線からのトンネルが見える。
駅部分は開削トンネルだが駅の調布よりのホーム先端でシールドトンネルに切り替わっている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 京王線 | 下り | 調布・橋本・京王八王子・高尾山口方面 |
2 | 上り | 明大前・笹塚・新宿・ 都営新宿線方面 |
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改札口(2015年7月)
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地下化後のホーム(2012年8月)
駅施設
利用状況
2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は38,713人である[1]。京王線の各駅停車のみが停車する駅では最も乗降人員が多い。
近年の1日平均乗降人員及び乗車人員の推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[3] |
1日平均 乗車人員[4] |
出典 |
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1955年(昭和30年) | 8,477 | ||
1960年(昭和35年) | 12,639 | ||
1965年(昭和40年) | 17,679 | ||
1970年(昭和45年) | 16,718 | ||
1975年(昭和50年) | 13,510 | ||
1980年(昭和55年) | 17,968 | ||
1985年(昭和60年) | 20,489 | ||
1990年(平成 | 2年)27,089 | 13,329 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)14,150 | [* 2] | |
1992年(平成 | 4年)13,929 | [* 3] | |
1993年(平成 | 5年)13,948 | [* 4] | |
1994年(平成 | 6年)13,885 | [* 5] | |
1995年(平成 | 7年)28,317 | 13,858 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)14,101 | [* 7] | |
1997年(平成 | 9年)28,653 | 14,180 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 28,476 | 14,104 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 28,662 | 14,049 | [* 10] |
2000年(平成12年) | 29,948 | 14,805 | [* 11] |
2001年(平成13年) | 31,136 | 15,386 | [* 12] |
2002年(平成14年) | 31,102 | 15,381 | [* 13] |
2003年(平成15年) | 31,828 | 15,735 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 33,289 | 16,542 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 35,086 | 17,463 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 35,522 | 17,636 | [* 17] |
2007年(平成19年) | 37,175 | 18,363 | [* 18] |
2008年(平成20年) | 38,184 | 18,910 | [* 19] |
2009年(平成21年) | 37,827 | 18,748 | [* 20] |
2010年(平成22年) | 37,745 | 18,704 | [* 21] |
2011年(平成23年) | 37,508 | 18,577 | [* 22] |
2012年(平成24年) | 38,285 | 18,981 | [* 23] |
2013年(平成25年) | 39,103 | 19,405 | [* 24] |
2014年(平成26年) | 39,046 | 19,362 | [* 25] |
2015年(平成27年) | 38,666 | 19,153 | [* 26] |
2016年(平成28年) | 38,921 | 19,323 | [* 27] |
2017年(平成29年) | 39,097 | 19,392 | [* 28] |
2018年(平成30年) | 39,159 | 19,425 | [* 29] |
2019年(令和元年) | 38,713 |
ギャラリー
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柴崎4号踏切構内より撮影した国領駅。写真中央、右側の上り列車のライトが映っている辺りにホームがある(2019年9月)
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2007年まで使われていた北口駅舎(2005年11月)
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相対式時代のホーム(2005年11月)
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仮設駅舎(2008年5月)
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仮設の島式ホーム(2009年2月)
駅周辺
駅周辺は京王線地下化に伴う再開発によって大きく変貌した。2000年にココスクエア、2004年に「グランタワーコクティー」と2つの再開発ビルが完成し、調布市の公共施設も入居したことで、駅前に商業施設と公共施設の集積が進み、利便性が大きく向上した。
駅前広場
- ココスクエア調布
- グランタワーコクティー
- グランタワー調布国領ル・パサージュ - 駅前再開発で建設されたタワーマンション。2004年(平成16年)9月完成。下層階の商業棟部分には「グランタワーコクティー」の愛称が付けられている。
- グランタワーコクティー - 「グランタワー調布国領ル・パサージュ」の1階から3階までの商業施設・公共施設が入居する部分。略称として単に「コクティー」と呼ばれることが多い。1・2階に商業施設が入居。キーテナントは西友国領店[7]。その他飲食店、クリニック、調剤薬局などが入居している。
- 調布市市民プラザあくろす - グランタワーコクティー3階にある調布市の公共施設。ミニ図書館を備えた「男女共同参画推進センター」、市内企業の経営や起業などの相談支援を行う「産業労働支援センター」、NPOやボランティア活動、生涯学習などの支援を行う「市民活動支援センター」の3つからなる複合施設。
- 調布国領しごと情報広場 - グランタワーコクティー2階にある公共施設。調布市と府中公共職業安定所(ハローワーク)が共同運営し、職業紹介・相談事業を行っている。
駅周辺
- 東京都道11号大田調布線(狛江通り)- 駅前を通る
- 旧甲州街道 - 駅前北側を通る
- 国道20号(甲州街道)- 駅より北側
- 品川通り - 駅より南側
- 三井住友銀行国領支店
- 国領駅前郵便局
- 調布郵便局
- 警視庁調布警察署
- 調布市立国領図書館
- 都営調布くすのきアパート - 国領町3丁目8。大規模団地。その他、駅周辺に団地が点在する[8]。
- クレヴィア調布国領レジデンス - 国領町4丁目34-1。伊藤忠都市開発と三菱地所レジデンスによって建設された大規模マンション。2015年(平成27年)5月に東京オペラシティタワー30階へ移転したマニュライフ生命保険本社ビル(旧:第百生命保険相互会社本社ビル)を解体した跡地に建設された。
- 調布市立第六中学校・調布市立第七中学校
- 調布市立国領小学校 - 国領町8丁目1-55。
- イトーヨーカドー国領店 - 国領町8丁目2-64。2004年(平成16年)12月2日開店[9]。最寄りバス停は狛江通り・品川通り交差点の「国領八丁目」。駐車場はJUKI旧本社(2009年(平成21年)12月に多摩市へ移転)跡地。
- 東京慈恵会医科大学国領キャンパス - 国領町8丁目3-1。国領駅より徒歩10分。医学科の1年生と看護学科の全学生が使用し、各種運動施設も備える。敷地は調布市と狛江市にまたがる。最寄りバス停は「慈恵医大第三病院前」。
- 慈恵第三看護専門学校 - 狛江市和泉本町4丁目。慈恵医大国領キャンパスに併設。
- 東京慈恵会医科大学附属第三病院(慈恵医大第三病院) - 狛江市和泉本町4丁目。慈恵医大国領キャンパスに併設。
- 小田急バス狛江営業所 - 狛江市中和泉5丁目。慈恵医大第三病院の斜向かい。国領駅発着の路線バスを運行する。
- 多摩川住宅 - 東京都住宅供給公社の大規模団地。敷地は多摩川沿いの調布市染地と狛江市西和泉にまたがる。調布駅南口・狛江駅北口からバス便があるが、土地が平坦なため国領駅へ自転車でのアクセスも可能。
バス路線
京王線の地下化により、いわゆる「開かずの踏切」での待ち時間がなくなり、駅前バスロータリーが完成したことで、路線バスの利便性も向上しつつある。
駅前再開発工事の進捗に伴い、2015年1月31日始発より、バスのりばをコクティー西友前の仮設停留所に移設[10]。
駅前広場バスロータリーの完成により、2016年3月16日始発から、バスのりばをココスクエア調布前の停留所に移設。すべての路線が駅前広場バスロータリーを経由するようになる[11]。
それに伴い、狛江通りの「国領駅入口」停留所(境91系統の調布駅・武蔵境駅方向のみ停車)は「国領四丁目」と改称された[11]。
隣の駅
脚注
記事本文
出典
- ^ 京王グループ 1日の駅別乗降人員
- ^ 調布市統計書 - 調布市
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- ^ 全国都道府県別SC一覧(2018年末現在) 一般社団法人日本ショッピングセンター協会
- ^ “マルエツ「国領店」が健康情報の提供開始”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2000年6月30日)
- ^ “西友「西友国領店」、新店初の24時間営業”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2004年11月10日)
- ^ 都営住宅団地一覧 調布市 東京都住宅整備局、2020年12月6日閲覧。
- ^ 「西友「西友国領店」、新店初の24時間営業」日本食糧新聞 日本食糧新聞社、2004年11月26日
- ^ 停留所の移設について【国領駅】 2015年1月20日、小田急バス公式Webサイト
- ^ a b 停留所移設・名称変更のお知らせ 2016年3月9日、小田急バス公式Webサイト
利用状況
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)