仙名彩世
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せんな あやせ 仙名 彩世 | |
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生年月日 | 12月3日 |
出生地 | 日本 宮城県名取市 |
身長 | 162cm |
血液型 | A型 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2008年 - |
活動内容 |
2008年:宝塚歌劇団入団、花組配属 2017年:花組トップ娘役就任 2019年:宝塚歌劇団退団、芸能活動開始 |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『ポーの一族』 『あかねさす紫の花』 『CASANOVA』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
仙名 彩世(せんな あやせ、12月3日[1] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団花組トップ娘役。
宮城県名取市[1]、宮城県第二女子高等学校出身[1]。身長162cm[1]。血液型A型[2]。愛称は「ゆき」[1]。
来歴
2006年4月、宝塚音楽学校入学。
2008年3月、宝塚歌劇団に94期生として首席入団。月組公演「ME AND MY GIRL」で初舞台。
2011年、「ファントム」新人公演で、カルロッタ役(本役:桜一花)に抜擢。以降、「オーシャンズ11」のクィーン・ダイアナ、「エリザベート」の皇太后ゾフィーなど、新人公演で桜一花の役を多く演じる。
2013年、「フォーエバー・ガーシュイン」で、バウホール公演初ヒロイン。
2014年、蘭寿とむ退団公演となるショー「TAKARAZUKA∞夢眩」で、初のエトワールに抜擢。その後も度々エトワールを務め、ショーでは主に歌手として起用される。
2015年、「風の次郎吉」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、専科スター北翔海莉の相手役を務め、桜咲彩花とダブルヒロイン。
2016年、「For the people」(ドラマシティ・神奈川芸術劇場公演)で、専科理事の轟悠の相手役を務め、東上公演単独初ヒロイン。続く初舞台公演の再演となる「ME AND MY GIRL」では、歴代ベテラン女役が演じてきたマリア公爵夫人役を、桜咲彩花と役替わりで演じる。
2017年2月6日付で、花乃まりあの後任として花組トップ娘役に就任。明日海りおの3人目の相手役として、「仮面のロマネスク/EXCITER!!2017」(全国ツアー公演)で、プレトップお披露目を果たす。新人公演のヒロイン経験が無い娘役がトップ就任するのは、元雪組トップ娘役・神奈美帆以来32年ぶりのこととなり、入団9年目でのトップ就任(お披露目時には研10)も、娘役としては異例の遅咲きとなった[3]。
2019年4月28日、「CASANOVA」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[4]。
人物
2歳上の兄がいる[2]。 幼少時は兄よりも活発で、木登りをしたり走り回ったり踊ることが何よりも好きだった[2]。
幼稚園から、ピアノとバレエと習字を習い始める[2]。 年長から小学1年までを、父親の仕事の関係で、アメリカ・サンディエゴで過ごす[2]。 現地では物怖じせずに順応していた[2]。
中学では、バレエを続けていたため怪我をしないように書道部に所属[2]。 体育祭ではハードルの選手に選ばれる[2]。 しかし跳ぶ際にバレエのポーズになってしまい、とても遅かった[2]。
高校ではバレエ以外のことにも挑戦してみたいと思い、新体操部に入部[2]。
2年になり進路を考え始める時期になり、母から宝塚の存在を教えられる[2]。 音楽学校のカリキュラムを見て、自分の好きなことを習えると思い、受験を決意[2]。
東京で1次試験を受験[2]。 当日は練習する場所が無かったため、四ツ谷駅の土手で大声で発声練習をしてから受験に臨んだ[2]。 受験会場では知り合いが1人も居なかったため、周りを見よう見まねでついていった[2]。 2次試験で初めて関西へ出向き、映像で宝塚を初観劇[2]。 バレエの試験では、お手本を務めていた本科生の愛月ひかるの美しさに圧倒される[2]。
受験2ヶ月前に準備を始めたが、チャンスは1回きりと決めて、見事に合格を果たす[5]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
初舞台公演
- 2008年3~5月、月組『ME AND MY GIRL』(宝塚大劇場のみ)
花組時代
- 2008年7月~8月、『愛と死のアラビア/Red Hot Sea』(東京宝塚劇場のみ)
- 2009年1月~3月、『太王四神記-チュシンの星のもとに-』
- 2009年9月~11月、『外伝ベルサイユのばら-アンドレ編-/EXCITER!!』新人公演:酒場の女
- 2010年1月、『BUND/NEON 上海-深緋(こきあけ)の嘆きの河(コキュートス)-』(バウホール)参木競子
- 2010年3月~5月、『虞美人-新たなる伝説-』新人公演:若華(本役:天咲千華)
- 2010年7月~10月、『麗しのサブリナ/EXCITER!!』新人公演:マリー(本役:瞳ゆゆ)
- 2010年11月~12月、『メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-/ラブ・シンフォニー』(全国ツアー)イレーネ
- 2011年2月~4月、『愛のプレリュード/Le Paradis!!-聖なる時間(とき)-』新人公演:ケイト・キッシーナ(本役:芽吹幸奈)
- 2011年6月~9月、『ファントム』メグ、新人公演:カルロッタ(本役:桜一花)
- 2011年10月~11月、『カナリア』(シアタードラマシティ・日本青年館)ヴィノッシュ、サリー
- 2012年1月~3月、『復活-恋が終わり、愛が残った-/カノン-Our Melody-』新人公演:アニエス(本役:月野姫花)
- 2012年4月~5月、『長い春の果てに/カノン-Our Melody-』(全国ツアー)シモーヌ
- 2012年7月~10月、『サン=テグジュペリ-「星の王子さま」になった操縦士(パイロット)-/CONGA!!』デージィー、新人公演:ノエル(本役:華耀きらり)
- 2012年11月、『Victorian Jazz』(バウホール)アリス・ケッペル
- 2012年12月、専科公演『おかしな二人』(日本青年館)セシリー
- 2013年2月~5月、『オーシャンズ11』エメラルド(3ジュエルズ)、新人公演:クィーン・ダイアナ(本役:桜一花)
- 2013年6月、『フォーエバー・ガーシュイン-五線譜に描く夢-』(バウホール)ケイ・スウィフト *バウ初ヒロイン
- 2013年8月~11月、『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-/Mr. Swing!』ルル、新人公演:ベルシ(本役:桜一花)
- 2013年12月、『New Wave!-花-』(バウホール)
- 2014年2月~5月、『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-/TAKARAZUKA∞夢眩』エドナ・スミス、新人公演:ヴィヴィアン・コルベール(本役:華耀きらり) *初エトワール
- 2014年6月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』(中日劇場)モーロウ夫人、シルビア *エトワール
- 2014年8月~11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』ヴィンディッシュ嬢、新人公演:ゾフィー(本役:桜一花)
- 2015年1月、『風の次郎吉-大江戸夜飛翔-』(シアタードラマシティ・日本青年館)手妻の幸 *Wヒロイン
- 2015年3月~6月、『カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』イザベラ・ブリエンヌ
- 2015年7月~8月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-/宝塚幻想曲』(梅田芸術劇場・台北国家戯劇院)オルタンス
- 2015年10月~12月、『新源氏物語/Melodia-熱く美しき旋律-』朧月夜 *エトワール[6]
- 2016年2月~3月、『For the people-リンカーン 自由を求めた男-』(シアタードラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場)メアリー・トッド *ヒロイン
- 2016年4月~7月、『ME AND MY GIRL』ディス夫人、ディーン・マリア公爵夫人(桜咲彩花と役替わり)
- 2016年9月、『仮面のロマネスク/Melodia-熱く美しき旋律-』(全国ツアー)マリアンヌ・トゥールベル夫人 *エトワール
- 2016年11月~2017年2月、『雪華抄/金色の砂漠』王妃アムダリヤ
花組トップ娘役時代
- 2017年3月~4月、『仮面のロマネスク/EXCITER!!2017』(全国ツアー)フランソワーズ・メルトゥイユ侯爵夫人 *トップお披露目公演
- 2017年6月~8月、『邪馬台国の風/Santé!!~最高級ワインをあなたに~』マナ *大劇場トップお披露目公演
- 2017年10月、『ハンナのお花屋さん-Hanna's Florist-』(TBS赤坂ACTシアター)ミア・ペルコヴィッチ
- 2018年1月~3月、『ポーの一族』シーラ・ポーツネル男爵夫人
- 2018年5月、『あかねさす紫の花/Santé!!~最高級ワインをあなたに~』(博多座)額田女王
- 2018年7月~10月、『MESSIAH -異聞・天草四郎-/BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』流雨
- 2018年11月~12月、『Delight Holiday』(舞浜アンフィシアター)
- 2019年2月~4月、『CASANOVA』*退団公演
出演イベント
- 2009年7月、「宝塚巴里祭2009」
- 2010年1月、第3回「マグノリア・コンサート・ドゥ・タカラヅカ」
- 2011年11月、第51回「宝塚舞踊会」
- 2014年7月、「宝塚巴里祭2014」
- 2014年12月、「タカラヅカスペシャル2014-Thank you for 100 years-」
- 2016年4月、「ME AND MY GIRL」前夜祭
- 2016年12月、「タカラヅカスペシャル2016~Music Succession to Next~」
- 2017年12月、「タカラヅカスペシャル2017 ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-」
- 2018年12月、「タカラヅカスペシャル2018 Say!Hey!Show Up!!」
- 2019年3月、仙名彩世ミュージック・サロン「Sen-se」
宝塚歌劇団退団後の主な活動
舞台
- 2020年1月~2月、『シャボン玉とんだ 宇宙までとんだ』(シアタークリエ・福岡市民会館・新歌舞伎座)
受賞歴
- 2017年、「宝塚歌劇団年度賞」2016年度努力賞
- 2018年、「阪急すみれ会パンジー賞」娘役賞
脚注
- ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2019年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、21頁。ISBN 978-4-86649-089-2。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 「波瀾爆笑!? 我が人生 仙名彩世/宝塚GRAPH 2017年5月号」、宝塚クリエイティブアーツ、2017年、82-84頁。
- ^ 宝塚歌劇団32年ぶりの異例のトップ娘役、仙名彩世お披露目デイリースポーツオンラインより。
- ^ “宝塚花組トップ娘役・仙名彩世退団発表 異例の遅咲き実力派”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2018年10月15日) 2018年10月15日閲覧。
- ^ a b 仙名彩世、10年目の“遅咲き”「夢か現実か、不思議な感覚」スポーツ報知より。
- ^ 乙羽映見の休演により宝塚大劇場のみ代役でエトワールを務めた。