TOSHI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

TOSHI
基本情報
出生名 出山利三
出生 日本 千葉県館山市
1965年10月10日(43歳)
血液型 A型
学歴 千葉県立安房高等学校
ジャンル ロック
ポップス
ヒーリングミュージック
職業 歌手
アーティスト
活動期間 1970年代~現在
共同作業者 X JAPAN
TOSHI with T-EARTH
公式サイト http://www.toshi-official.com/
  

TOSHI(トシ、1965年10月10日 - )は日本歌手。本名出山 利三(でやま としみつ)。X JAPANヴォーカリストX JAPANを脱退した後はソロで全国的に小規模コンサートを行った。再結成後の現在は、X JAPANソロの両方で活動を行っている。血液型A型。X時代からの愛称は『TOSHIくん』。

エクスタシーレコードでは会計担当だった事もある[1]

目次

[編集] 来歴

  • 1965年 - 千葉県館山市で、公務員の三男として生まれる。
  • 1970年頃 - 幼稚園のスミレ組で、音楽の道を歩むきっかけとなる林佳樹(後のYOSHIKI)と出会う。
  • 1978年 - 同級生YOSHIKIとDYNAMITEを結成。
  • 1980年 - YOSHIKIとノイズを結成。当時YOSHIKIはドラムでTOSHIはギター
  • 1982年 - X結成。
  • 1989年 - Xメジャーデビュー。
  • 1992年 - 10月にシングル「made in HEAVEN」でソロデビュー、11月にアルバム 「made In HEAVEN」 をリリース。
  • 1993年 - Night Hawks と共にソロコンサートツアー。ロックオペラ「ハムレット」にハムレット役で主演。この時、ヒロインのオフィーリア役としてオーディションで選ばれたのが、当時アイドルタレントでのちに妻となる守谷香(守純かおりの名で出演)。
  • 1997年2月14日 - わんくと4年の交際を経て入籍。
  • 1997年4月 - 癒し系の歌手を目指す意向からロサンゼルスのYOSHIKIを訪ね、X JAPAN 脱退を表明。
  • 1997年12月31日 - 東京ドームにてX JAPAN 解散ライブ「THE LAST LIVE〜最後の夜〜」を行う。
  • 1998年 - NHKBS番組「世界悠々」に旅人として出演。MASAYAの「君はいないか」「森と風の旅人」がテーマ曲となる
  • 1998年 - MASAYAをプロデューサー/コンポーザーとして迎え、レムリアアイランドレコードから「愛の詩をうたいたい」をリリース。
  • 1999年3月~ - 「詩旅」(うたたび)と称してトーク&ライブで全国をまわり始める。
  • 2007年2月10日 - 自身のオフィシャルサイトにて、X JAPAN再結成への話し合いを進めていることを明らかにした。
  • 2007年3月21日 自身のオフィシャルサイトにて、アメリカ、ロサンゼルスYOSHIKIを訪ね、およそ10年ぶりに共に演奏したことを明らかにし、YOSHIKIとのプロジェクト、新曲のリリースの動きが進行していることをほのめかした。
  • 2007年10月22日午後8時、X JAPANが正式に復活。メジャー後期頃の髪型にサングラスといった、解散時とほぼ変わらぬ姿で新曲『I.V.』のPV撮影に参加。
  • 2008年2月25日 ヒーリングワールドから全18曲4枚組「TOSHI HEALING 愛の詩をうたいたい」のベストアルバムをリリース。
  • 2008年3月28日,29日,30日 東京ドームにて3夜連続のX JAPAN復帰コンサートを行う。
  • 2008年4月1日 ヒーリングワールドから新曲としてマキシシングル「EARTH IN THE DARK~青空にむかって」をリリース。また、オリコンモバイルでも(着うた、着うたフル)配信開始。着うたフル1位を記録。
  • 2008年4月2日写真集「EARTH IN THE DARK」発売(ワック出版)。5月12日には都内で写真集発売イベントに参加。
  • 2008年5月4日、X JAPANとしてhide memorial summit(hide十周忌追悼ライブ(多数のバンドやミュージシャンが出演のライブ))に出演(hide memorial summitは5月3日と5月4日に開催)。
  • 2008年7月5日のパリ、8月2日の台北、9月13日のニューヨークのX JAPANの公演の発表後、世界各国から公演依頼が殺到し、2008年6月現在発表している以外の日本を含め、全世界を回る大規模なツアーを予定していたが、YOSHIKIの持病の頸椎椎間板ヘルニア腱鞘炎が悪化した為、全公演の延期を決定。X JAPANの活動再開は未定になったが、その後YOSHIKIの病状が回復したためパリ公演を同年11月22日に行うことが決定した。
  • 2008年6月11日、アメーバスタジオにて“エコハードロック”をコンセプトにしたロックバンド、TOSHI with T-EARTHの結成を発表した。同時に同バンドのギタリストとして元PhantasmagoriaJUNしゃるろっと十夜の加入が発表された。6月29日にはドラムとして元La'cryma ChristiLEVINの加入も発表された。LEVINはTOSHI with T-EARTH ZEPP TOUR 2008 SUMMER ~EARTH SPIRIT~の名古屋公演、札幌公演、仙台公演に出演する予定。また、7月1日に、ドラマーとして元LUNA SEA真矢が同ツアーの大阪公演、福岡公演、東京公演に出演を予定していることが発表される。7月21日、ベーシストとしてしゃるろっとの琉華の加入が発表される。[2]

[編集] ソロ活動

X時代から、TOSHIはヴォーカリストとしての立場を存分に活かし、TV番組のゲストシンガーに起用される事も多々あった。そして、1992年にXの活動を一時休止したころから、いち早くソロ活動に取り掛かった。まずは、アルバム『made in HEAVEN』をリリースしたが、ミディアムテンポな楽曲を中心とした内容は、「XのTOSHI」というイメージを払拭するものであった。4月から8月までの間、X JAPAN解散前まで唯一オールナイトニッポン水曜1部の時間帯にパーソナリティを務めていた。

1993年にはアクト・アゲインスト・エイズに参加、日本のフォーク、ロックのカヴァーを披露した。 Night Hawksとコラボレーションし、複数のシングルとアルバム『MISSION』を1994年にリリース。ギタリストと作曲には後の茶々丸が参加、Xとはまた違ったハードロック作品となった。

その後、ロックオペラ「HAMLET」の主人公ハムレットを演じるなどさらにソロ活動が多彩となり、1995年、アルバム『GRACE』をリリース。全曲の作詞作曲のいずれかに携わり、それはアコースティックギターを取り入れたカントリーポップ調の作品であった。

ロックスターとして一世を風靡したX JAPANのボーカリストとして順風満帆のように見えたが、後にTOSHI本人はこの当時を精神的に荒んでいたと回顧している。

アクト・アゲインスト・エイズが主催するコンサートにも参加している。薬害エイズ事件により1993年4月4日に19歳で死去した青年・岩崎孝祥が、生前にTOSHIを描いた油絵に触れたのがきっかけだった。

この頃から次第にヒーリング系音楽に心魅かれるようになり、その中で偶然、MASAYAの音楽との出会いがあった。 1997年アルバム『碧い宇宙の旅人』をリリース。これまでの商業路線から一転、本格的にヒーリングを取り入れた作品となった(この作品を契機に、自身の方向性が決まったという)。本作発売後の約3ヵ月後、方向性の違いを理由にX JAPANから脱退する。これはX JAPAN解散の引き金となった。

X JAPAN解散後の1998年、ヴァイオリニストである葉加瀬太郎とコラボレーション。Toshi with 葉加瀬太郎名義で、アルバム『CANARY(壊れた世界でカナリアは歌う)』をリリース。ヴァイオリンとシンセサイザーを大きく取り入れたデジロック調の本作も、またこれまでと異なる作風となった。同年、テイチクへ移籍。MASAYAプロデュースのシングル作品『君はいないか』(作詞作曲もMASAYA)をリリースした。また日本テレビ音楽番組で尊敬する日本のミュージシャンに、飛鳥涼CHAGE and ASKA)・玉置浩二安全地帯)をあげていた。

1999年、メジャーシーンから一線を退き、レムリアアイランドレコードへ移籍。シングル及び、アルバム『愛の詩をうたいたい』(プロデュース・作詞作曲MASAYA)をリリース。コンサート会場及び自身のホームページの通販にても販売する。レムリア~ホームオブハートからリリースされた作品の特徴は、ロック色は影をひそめ、ストリングスをバックとしたクラシカルなヒーリング作品であり、それまでのキーを大きく下げていることなどが挙げられる。ソロコンサートでは自身のキーボードやギターなどでの弾き語り形式や、弦楽四重奏をしたがえたクラシックコンサート形式で、MASAYAの楽曲を演奏した。また、この頃からロック系の衣装やトレードマークであったサングラスを止め、ラフな姿で活動をしている。

『愛の詩をうたいたい』ツアーの会場は、主に老人ホームや商店街やスーパーだった。色んな場所で歌える事が幸せと話しているが、トラックの荷台がステージだった時はさすがに驚いたという。

同年から始まった「詩旅~うたたび」では各地のコンサートホールや学校、また地域の各種イベント出演など、2500回以上にわたり、様々な場所でコンサートを行った(現在はコンサートホール、レストラン、ホテルのディナーショー、その他各種イベントなどで演奏し、韓国中国-上海-などの海外にも出向いている)。「詩旅」として全国をまわる中、過去の自分について、『自殺したいほど、スターになっても心は虚しいだけだった』、『今が幸せだ』などと語り、「心の癒し」の大切さを音楽とMCで伝えた。

2001年からは「ボランティアミニコンサート」として、通常のコンサートの合間に地域の老人、障害者、児童などの福祉施設や、ホスピス、少年院、刑務所等全国津々浦々8000ヵ所を越える場所を訪れた。 コンサートのMCでは、過去の自分を振り返り、メジャー時代(特にX JAPANでの)の心の空虚さから癒しを求めるようになり、その中でのMASAYAの楽曲との出会いに救われたことなどを聴衆に語った。

2006年末には、「メジャーに戻ろうと考えている」と発言し、また、自身のホームページ上でもX JAPAN再結成に向けて計画が進行中であると表明。

2007年春、それまで8年間続けて行ってきた「詩旅」を終える。いくつかの雑誌インタビューでYOSHIKIが、「現在のTOSHIがロックをやってくれるのか」とTOSHIのメジャー復帰に対して懸念を表明していたが、TOSHIは「ロックも癒しの一つとして受け入れる」と各地で公言し、2007年10月22日、新曲「I.V.」のPV撮影で、かつてのX全盛期と同じキーのまま再びロックシンガーとしても復帰した。長期間に渡って低いキーで歌い続けてきた為、かつてのキーで歌えるか心配だったと語る。

2008年1月にToshiオフィシャルサイトが大幅にリニューアルされ、それまでソロ活動中は一切載ることのなかった『X JAPAN』の文字が掲載された。2月25日にはTOSHI HEALINGとして代表作の「愛の詩をうたいたい」「大空を飛ぶ鳥のように」の再録音バージョンを含む癒しの音楽のベストアルバムを発表。また、X JAPAN再結成コンサートと平行して、新曲『EARTH IN THE DARK ~青空にむかって~』をMASAYAプロデュースでリリースした。同曲のインストは、2008年3月の東京ドームにおけるX JAPAN復帰コンサートにてBGMとして使用された。

[編集] 人物・エピソード

YOSHIKI並のマルチプレイヤーでもあり、普段のボーカリストとしての技術以外にも大魔神五人組でのドラムのほかギター、キーボードなど多くの楽器を扱うことができる[要出典]。メジャー降板後のコンサート会場に老人ホームが多い理由の一つとして、「X JAPANを知らない世代のため、それによるプレッシャーが掛からない」とコメントしている。

自身の顔つきにコンプレックスがあるとメジャー期から語っており、メジャー降板後のコンサートのMCで度々ネタにしている。素顔時のトレードマークだったサングラスは、「醜い顔を隠す為」とリニューアル前のホームページでインタビューしている。

[編集] ディスコグラフィー

[編集] シングル

[編集] BMG VICTOR→BMG JAPAN

  • made in HEAVEN(1992/10/21)
  • Looming ~確かめたい~(1993/5/21)
  • PARADISE(1993/9/8)
  • Always ~伝えたい~ (Toshi with Night Hawks)(1993/12/1)
  • My Treasure(1993/12/16)
  • 泣いているのは (Night Hawks & Toshi)
  • Bless You(1994/5/18)
  • さよならの季節に…(1994/12/16)
  • Asphalt Jungle(1995/3/15)
  • Morning Glory/Passion of Love(1996/8/7)
  • 星の舞踏会
  • HANA ~いのちの芽ばえ~/さまよえる地球人(1997/4/23)
  • Natural High (Toshi & 葉加瀬太郎)
  • さようなら(1998/4/1)

[編集] テイチク

  • 君はいないか

[編集] レムリアアイランドレコード

  • 愛の詩をうたいたい
  • beautiful love song

[編集] ヒーリングワールド

  • EARTH IN THE DARK ~青空にむかって~ (2008.4.1)
  • 世紀 ~JIDAI~ (2008.7.25)
  • Beautiful World (2008.7.25)
  • TOSHI Duet Ⅰ ~永遠(とわ)に旅すること~(2008.9.30)
  • 大地をしずめて TOSHI & WANKU (2009.4.8)
  • 大切なもの(2009.4.8)

[編集] アルバム

[編集] BMG VICTOR→BMG JAPAN

  • made in HEAVEN (1992.11.21)
  • MISSION (1994.6.1)
    「Bless You」「Always」「Looming」などが収録。
  • GRACE (1995.3.29)
    「さよならの季節に…」や「Asphalt Jungle」などが収録。
  • 碧い宇宙の旅人 (1997.1.22)
  • LIVE is BEST (1997.6.21)
  • 壊れた世界でカナリアは歌う(TOSHI with 葉加瀬太郎 & His Super Band) (1998.4.22)
  • SINGLE SELECTION SACRIFICE (1998.6.24)

[編集] レムリアアイランドレコード

  • 愛の詩をうたいたい (1999.3.25)
  • Toward the way 新たなる道へ (1999.12.25) ※通販初回分には直筆サイン入りメッセージカードが付属していた。
  • INOCHI… (2000.6.30)
  • 自分~抱いてやりたい~ (2001.4.30)

[編集] ホームオブハート

  • Perfect Love (2002.11.30)
  • 雨の中のあの日の僕 (2004.2.21)
  • 世界がひとつであれば (Orchestra Version) (2004.5.25)
  • 世界がひとつであれば (Acoustic Version) (2004.5.25)
  • 詩旅~美しき町へ (2004.12)

[編集] ヒーリングワールド

  • TOSHI HEALING 愛の詩をうたいたい 4枚組(2008.2.25)
  • TOSHI BEST Ⅰ~愛の詩をうたいたい (2008.3.25) 
  • TOSHI BEST Ⅱ~Perfect Love (2008.3.25)
  • EARTH SPIRIT (TOSHI with T-EARTH) (2008.8.8)
  • 遥かなる時をこえて (TOSHI with T-EARTH) (2008.11.26)
  • PAIN (2009.3.15)
  • 美しい空をください(2009.6.10)

[編集] DVD

[編集] ヒーリングワールド

  • TOSHI with T-EARTH 2008 2DAY FINAL LIVE in TOKYO (2009.2.25)

[編集] 脚注

  1. ^ TAIJI 『伝説のバンドXの生と死 宇宙を翔ける友へ』 徳間書店 2000年4月30日 ISBN 978-4-19-861174-3
  2. ^ "TOSHI:エコロジー+ハードロック=エコ・ハードロック 新バンドを始動". 毎日新聞 (2008-6-11). 2008年6月11日 閲覧。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク