捏造

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捏造ねつぞう(慣用読み)、でつぞう)とは、実際になかったことを事実のように仕立て上げること。「捏」の読み方は古くは「デツ」であるため、でっち上げの語源ともなっている。

目次

概要

特に権力による犯罪などのでっち上げは、フレームアップ (Frameup) と呼ばれる。

フレームアップは私利私欲や政治的目的などのために、特定の人物や集団を標的に選び、虚偽の事実によって犯罪の筋書きを捏造し、また作為的に事件を惹起して、犯人をスケープゴートに仕立て上げ、邪魔者として排除し追放していく情報操作や事件操作の技術をいう。でっち上げの攻撃対象とされ犠牲となる側から見れば、それは虚偽を動員した悪質な策略、不当な陰謀ということになる。とりわけ政治的フレームアップは、歴史の転換期や変動期に、支配勢力や権力奪取を狙う側から社会的偏見に訴えかける政治謀略として仕掛けられ、有意味な対抗相手を不当に陥れ排除する事態画策の便法として利用される。

歴史的見地からも、でっち上げとは、典型的には政治的反対者を疎外し弾圧粛清する政治謀略の技術、また社会的な偏見や不安・恐怖を動員して象徴的犠牲を有標化し記号化する技術である。高度大衆社会・管理社会において従来にも増して利用されかねない操作の技術である。

また、トンキン湾事件のように、戦争の根拠としてフレームアップが行われることも古来より多々ある(ウィリアム・ハーディー・マクニール「戦争の世界史」)。

でっち上げとされる事例

日本

アメリカ

ソ連

ドイツ

イタリア

  • ヴォイニッチ手稿 資金を得るためのでっち上げとの説がある。該当記事歴史の項参照。

でっち上げと主張される事例

アメリカ

オーストラリア

捏造とされる事例

捏造との主張がある事例

脚注

関連語

関連項目

他の言語