「為栗駅」の版間の差分

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|画像説明 = 為栗駅ホーム(2010年5月)
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2020年2月15日 (土) 05:20時点における版

為栗駅
為栗駅ホーム(2010年5月)
為栗駅所在地の位置(長野県内)
為栗駅所在地
為栗駅所在地
してぐり
Shiteguri
平岡 (4.7 km)
(3.7 km) 温田
地図
所在地 長野県下伊那郡天龍村平岡
北緯35度18分41.78秒 東経137度50分54.66秒 / 北緯35.3116056度 東経137.8485167度 / 35.3116056; 137.8485167座標: 北緯35度18分41.78秒 東経137度50分54.66秒 / 北緯35.3116056度 東経137.8485167度 / 35.3116056; 137.8485167
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 CD 飯田線
キロ程 98.5 km(豊橋起点)
電報略号 シテ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
4人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1936年昭和11年)8月19日
備考 駅員無配置駅
標高:319m
テンプレートを表示
南側(豊橋方面)から撮影(2008年)
天竜橋。二輪以外の自動車の通行は不可(2010年5月)

為栗駅(してぐりえき)は、長野県下伊那郡天龍村平岡にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線。難読の駅名でもある。

朝夕の一部の普通列車は当駅を通過するが、一方で朝に上り1本のみ設定されている快速列車は隣の平岡駅まで各駅に停車するため当駅にも停車する。

駅構造

単式ホーム1面1線を持つ地上駅飯田駅管理の無人駅である。

利用状況

「長野県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。

  • 2007年度 - 8人
  • 2010年度 - 6人
  • 2011年度 - 8人
  • 2012年度 - 4人
  • 2013年度 - 5人
  • 2014年度 - 4人
  • 2015年度 - 10人
  • 2016年度 - 4人[1]

駅周辺

戦前は天竜川の川岸に為栗の集落が点在していたが、平岡ダム完成によって水没し、人家は周囲に殆ど無い。駅裏にダムによって水没しなかった二軒の人家が存在しているが、いずれも無人の家屋である(2015年時点)[2]

  • 天竜川
    • 駅からすぐの場所で流路が大きく湾曲しており、「信濃恋し」と呼ばれている。
  • 県道430号線(為栗和合線)が為栗駅から伸びる唯一の道路である。
    • この道路は駅前から天竜川を渡る天竜橋全体までの117メートルの区間が二輪以外の自動車通行止めとなっている。橋は車止めが設置されており物理的にも自動車は進入できない。
    • 県道430号線は数百メートルで県道1号線(飯田富山佐久間線)と交差する。交差点には飲食店(営業時間不明)があるほか、天竜川に降りることができる。
    • 県道1号線を越えた場所に和知野川キャンプ場やテニスコートなど観光スポーツ施設がある。
    • 駅周辺から先の天竜川沿いは鳥獣保護区(谷京鳥獣保護区)になっている。

駅名の由来

戦前にこの辺りに存在していた為栗と呼ばれる集落に由来している。「為」(して)とは、水を意味する「湿」(しと)が変化したもので、「栗」は「刳」(えぐる)に由来する。つまり、「水にえぐられた所」という意味である。[3]水とは、眼下を流れる天竜川を指し、「天竜川によってえぐられた所」という意味となる。

歴史

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
CD 飯田線
快速(上りのみ運転)・普通(一部の列車は通過)
平岡駅 - 為栗駅 - 温田駅
※ 1951年(昭和26年)7月31日まで、平岡駅との間に遠山口駅が存在した。
※ 1943年(昭和18年)7月31日まで、温田駅との間に我科駅が存在した。

脚注

  1. ^ 平成28年(2016年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2019年3月15日閲覧。
  2. ^ http://hp1.cyberstation.ne.jp/hikyoueki/shiteguri.htm 秘境駅へ行こう! 為栗駅 2000/1/18作成 2013年7月31日閲覧
  3. ^ 『長野県の地名その由来』(著・松崎岩夫)227頁より

関連項目