商船三井フェリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
商船三井フェリー株式会社
MOL Ferry Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
105-0011
東京都港区芝公園2-4-1
芝パークビルA館4階
設立 2001年3月12日
業種 海運業
事業内容 一般旅客定期航路事業
内航運送業
貨物利用運送事業
旅行業
代表者 代表取締役社長 中井和則
資本金 15億7740万円
売上高 294億円(2012年度実績)
従業員数 陸上87名 海上183名
主要株主 商船三井(100%出資)
主要子会社 ブルーシーネットワーク
ブルーハイウェイエクスプレス九州
ブルーハイウェイエクスプレス北海道
ブルーハイウェイサービス
外部リンク http://www.sunflower.co.jp/
テンプレートを表示


さんふらわあ さっぽろ - 大洗港

商船三井フェリー株式会社(しょうせんみついフェリー)は、東京都港区に本社を置く海運企業。内航フェリーRO-RO船を運航している。商船三井100%出資の子会社。

なお、ここでは同社の前身である日本沿海フェリーやブルーハイウェイラインについても解説する。

沿革[編集]

日本沿海フェリー[編集]

  • 1969年8月18日 - 日本沿海フェリーを設立。
  • 1972年4月 - 東京〜苫小牧航路の運航開始
  • 1984年6月 - 大洗〜苫小牧間一般旅客定期航路事業の免許取得。
  • 1990年1月 - 日本高速フェリーより東京〜那智勝浦〜高知航路を譲り受け運航開始。

ブルーハイウェイライン[編集]

  • 1990年11月1日 - 日本沿海フェリーがブルーハイウェイラインに社名変更。
  • 1990年11月 - 日本高速フェリーより大阪〜志布志〜鹿児島航路を譲受け運航開始。
  • 1991年10月 - エム・オー・シーウエイズより内航部門を譲受。
  • 1991年12月 - 大阪〜志布志〜鹿児島航路の志布志〜鹿児島間を廃止。
  • 1994年3月 - 大三海運より内航部門の一部を譲受。
  • 1997年 - 東京〜苫小牧航路を大洗寄港化し「新東京航路」とする。
  • 1999年4月 - 東京〜苫小牧航路の旅客運送を廃止、RO-RO船に転換。東京対北海道の旅客輸送を大洗に集約。
  • 2000年2月1日 - 分社化してブルーハイウェイライン西日本を設立。
  • 2000年4月1日 - ブルーハイウェイライン西日本が営業開始し大阪南〜志布志航路を同社に譲渡。
  • 2001年10月1日 - 東京〜那智勝浦〜高知航路廃止。ブルーハイウェイライン解散。

商船三井フェリー[編集]

  • 2001年3月12日 - 商船三井フェリーを設立。
  • 2001年7月1日 - 営業開始。ブルーハイウェイラインの大洗〜苫小牧航路を継承。
  • 2002年6月 - 大洗〜苫小牧航路、東日本フェリーとの共同運航開始。同社の「ばるな」を裸傭船
  • 2007年1月2日 - 東日本フェリーが大洗〜苫小牧航路より撤退し単独運航となるほか、同社の船舶「へすていあ」が商船三井フェリーへ移管。「さんふらわあ みと」「さんふらわあ つくば」を東日本フェリーの「ニューれいんぼうべる」「ニューれいんぼうらぶ」と交換。
  • 2007年3月 東京〜苫小牧航路を廃止。
  • 2011年3月25日〜6月5日 - 東日本大震災による大洗港被災のため東京〜苫小牧間を貨物のみで臨時運航。

航路[編集]

旅客[編集]

貨物[編集]

かつて運航していた航路[編集]

  • 東京港 - 苫小牧港
    • 川崎近海汽船と共同で「貨物フェリー共同営業センター」(CFC)を運営し貨物輸送を行っていたが、2007年3月末をもって航路休止となった。

船舶[編集]

ファンネルマークは橙一色。

運航中の船舶[編集]

大洗 - 苫小牧航路(フェリー)

※船内の様子
  • さんふらわあ さっぽろ(2代目)
    • 1998年8月竣工、同年11月就航。13,654総トン、全長192m、幅27m、出力35,600馬力、航海速力24ノット。
    • 旅客定員632名。車両積載数:トラック180台・乗用車100台。三菱重工業下関造船所建造。
    • 元・東日本フェリー「ばるな」(3代目)。2002年6月より商船三井フェリーによる運航となり、2005年1月に船名変更。夕方便に運用中。
さんふらわあ だいせつ - 東京港(2011年5月撮影、東日本大震災により大洗港被災のため暫定入港)
  • さんふらわあ だいせつ
    • 2001年6月竣工、同年7月就航。11,401総トン、全長190m、幅26.4m、出力39,600馬力、航海速力24.9ノット。
    • 旅客定員154名。車両積載数:トラック160台・乗用車62台。三菱重工業下関造船所建造。
    • 元・東日本フェリー「ニューれいんぼうらぶ」。室蘭-直江津-博多航路に就航していたが、2006年12月に同航路の運休に伴い転配し、2007年1月より就航した。2007年3月に船名変更。深夜便に運用中。
  • さんふらわあ しれとこ
    • 2001年9月竣工、同年10月就航。11,410総トン、全長190m、幅26.4m、出力39,600馬力、航海速力24.9ノット。
    • 旅客定員154名。車両積載数:トラック160台・乗用車62台。三菱重工業下関造船所建造。
    • 元・東日本フェリー「ニューれいんぼうべる」。室蘭-直江津-博多航路に就航していたが、2006年12月に同航路の運休に伴い転配し、2007年1月より就航した。2007年3月に船名変更。深夜便に運用中。

くろしおライン(RO-RO船、東京 - 宇野・岩国・徳山・博多)

  • さんふらわあ はかた - 2003年11月就航。
    • 貨物フェリー(RO-RO船日本海運と共同運航)。東京-博多航路に運用中。船体の側面には、さんふらわあ(太陽のマーク)の模様が描かれていない。
  • さんふらわあ とうきょう - 2003年12月就航
    • 貨物フェリー(RO-RO船、日本海運と共同運航)。東京-博多航路に運用中。船体の側面には、さんふらわあ(太陽のマーク)の模様が描かれていない。
御前崎港を出港するみやこ丸

追浜 - 苅田航路(RO-RO船)

  • むさし丸
  • みやこ丸

就航予定の船舶[編集]

  • 2014年10月に、「さんふらわあ さっぽろ」「さんふらわあ ふらの」の代替船の建造を決定。2017年上期竣工予定[1]
    • 約14,000総トン、全長199.7m、幅27.2m、航海速力24ノット。
    • 旅客定員620名。車両積載数:トラック160台・乗用車113台。ジャパン マリンユナイテッド磯子工場建造。

過去に運航していた船舶[編集]

  • しれとこ丸(日本沿海フェリー) - 東京 - 苫小牧航路第一便
  • えりも丸(日本沿海フェリー)
  • さっぽろ丸(日本沿海フェリー)→さんふらわあ さっぽろ(初代)(ブルーハイウェイライン)
  • おおあらい丸(日本沿海フェリー)→さんふらわあ おおあらい(ブルーハイウェイライン)
  • さんふらわあ さつま(ブルーハイウェイライン)
  • さんふらわあ きりしま(ブルーハイウェイライン)
  • さんふらわあ つくば(ブルーハイウェイライン→商船三井フェリー)
    • 1998年1月就航。12,325総トン。
    • 2006年12月引退。日本国外へ売却され、現在はANEK LINE(ギリシャ)の「ELYROS」として運航中。
  • さんふらわあ みと(ブルーハイウェイライン→商船三井フェリー)
    • 1993年12月就航。12,000総トン。
    • 2006年12月引退。日本国外へ売却され、2007年4月よりパンスターライン韓国)の「PANSTER SUNNY」(パンスターサニー、パナマ船籍)として運航。
  • さんふらわあ とまこまい(ブルーハイウェイライン→商船三井フェリー)
    • 1999年8月就航。12,520総トン。
    • 2007年3月引退。RO-RO船。

主な関連企業[編集]

  • 株式会社ブルーシーネットワーク
  • 株式会社ブルーハイウェイエクスプレス九州
  • 株式会社ブルーハイウェイエクスプレス北海道
  • 株式会社ブルーハイウェイサービス

東京対北海道連絡輸送[編集]

  • 2006年12月15日より高速バスと苫小牧~大洗航路を組み合わせた連絡きっぷ「パシフィック・ストーリー」を随時設定している。「パシフィック・ストーリー」の他にも「おたる・ストーリー」、「あさひかわ・ストーリー」、「ふらの・ストーリー」が設定されている。2010年度の設定期間は次の通り。大洗発:4月1日から8月5日、8月16日から9月30日。苫小牧発:4月1日から8月12日、8月23日から9月30日。利用できる交通機関は以下の通り。

その他[編集]

  • テレビ番組等の撮影
    • 日本沿海フェリー時代
    • ウルトラマンレオ』第19・21話に登場。
      • 1982年にテレビ朝日系で放送されていた刑事ドラマ西部警察PART-II』(第26話「-北斗の叫び-カムバック・サーモン」、第29話「燃える原野!オロフレ大戦争」)の北海道ロケで、東京-苫小牧航路の「さっぽろ丸」船内でも、洋上結婚式などのシーンの撮影が行われ、同番組のロケ車両も輸送された。
    • 日本高速フェリー時代
    • ブルーハイウェイライン時代
      • 1989年にテレビ朝日系で放送されていた刑事ドラマ『ゴリラ・警視庁捜査第8班』(第32話「洞爺湖の女」、第35話「美奈子、君の瞳に乾杯!」)の北海道ロケで、東京-苫小牧航路の船内でも撮影が行われ、同番組のロケ車両も輸送された。
      • 1990年にテレビ朝日系で放送されていた刑事ドラマ『代表取締役刑事』(第12話「慕情」、第13話「哀愁」)の北海道ロケで、東京-苫小牧航路の船内でも撮影が行われ、同番組のロケ車両も輸送された。
      • 仮面ライダークウガ』(EPISODE 41 抑制、EPISODE 42 戦場)の撮影が大洗-苫小牧航路にて行われている。
    • 商船三井フェリー
      • 仮面ライダーアギト』(第42話 あかつき号)の撮影が、大洗-苫小牧航路(「さんふらわあ みと」船内)にて行われている。
      • 仮面ライダーW』(第42話に登場。航行中の商船三井フェリー「さんふらわあ だいせつ」の甲板デッキ上で格闘を演じた)

脚注[編集]

  1. ^ フェリー代替建造のお知らせ” (2014年10月17日). 2014年11月26日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]