室蘭港

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室蘭港
Muroran Port.JPG
測量山から俯瞰した室蘭港(2013年5月2日)
所在地
日本の旗 日本
所在地 北海道室蘭市
座標 北緯42度20分58.0秒東経140度57分50.0秒
詳細
開港 1872年
管理者 室蘭市港湾部総務課
種類 国際拠点港湾

室蘭港(むろらんこう)は、北海道室蘭市にある港湾である。港湾管理者は室蘭市。港湾法上の国際拠点港湾港則法上の特定港に指定されている。

概要[編集]

北海道内浦湾の東端に位置し、1872年(明治5年)の開港以来、海陸交通の要衝として、重要な役割を果してきた。1965年(昭和40年)には特定重要港湾(現・国際拠点港湾)に指定される。

三方を丘陵地に囲まれた天然の良港で、製鉄・石油精製等を主体とした臨海工業港及びフェリー等による背後園の流通拠点港として発展した。 現在の港湾区域面積は1.610ha、年間の入港隻数8,000隻、利用客数30万人を超える。

湾口部の大黒島
湾口部に架かる白鳥大橋

港湾施設[編集]

埠頭
  • 崎守埠頭
  • 日石三菱埠頭
  • 室蘭埠頭
  • 本輪西新埠頭
  • 本輪西埠頭
  • 中卯埠頭
  • 新日鐵埠頭
  • 御崎埠頭
  • 日通埠頭
  • 日鋼埠頭
  • 室蘭フェリー埠頭
  • 中央埠頭
  • 西三号埠頭
  • 西二号埠頭
  • 西一号埠頭
  • 楢崎埠頭
  • 祝津埠頭
防波堤
  • 北外防波堤
  • 北防波堤
  • 南防波堤
  • 南外防波堤

定期コンテナ航路[編集]

  • 韓国定期航路(隔週便、運航会社:高麗海運
    • 釜山 - 苫小牧 - 室蘭 - 石狩 - 釜山

定期旅客航路[編集]

測量山から見た室蘭フェリーターミナル(2011年8月23日)

東日本フェリーの撤退に伴い、定期旅客航路の設定はない。

沿革[編集]

  • 1872年(明治 5年) トキカラモイに木製桟橋を設け、室蘭海関所が設置される。室蘭-森間の官営噴火湾定期航路開設。
  • 1883年(明治16年) 室蘭-森定期航路が民間委託。
  • 1989年(明治22年) 栗林吉次により新潟-室蘭間で貨物船による米運輸(1893年まで)。室蘭港における海運業の開始。
  • 1990年(明治23年) 海軍省から第5鎮守府予定地(現・母恋付近)の決定が下りる。
  • 1891年(明治24年) 大黒島灯台点灯。
  • 1892年(明治25年) 輪西に初代・室蘭駅が開設され、エトスケレップ桟橋より石炭船積み。
  • 1893年(明治26年) 日本郵船の青森-函館間の定期航路が室蘭まで延長。室蘭-森間の定期航路廃止。軍港に指定される。
  • 1894年(明治27年) 税関所が設置され、外国貿易の特別輸出港に指定。
  • 1897年(明治30年) 室蘭駅が室蘭市街端の仏坂下へ移転し、海岸町の埋立整備が進む。
  • 1899年(明治32年) 関税法施行による開港。
  • 1903年(明治36年) 軍港指定が解除される。海岸町の埋立整備が終了し室蘭駅が再度移転。
  • 1906年(明治39年) 日本郵船が3港連絡定期航路を廃止し、青森-室蘭間の青蘭定期航路に変更。
  • 1909年(明治42年) 輪西の室蘭製鉄所の50t溶鉱炉に火入れ。母恋の日本製鋼所第7工場運転開始。
  • 1910年(明治43年) 日本製鋼所専用埠頭が完成。
  • 1911年(明治44年) 室蘭駅構内に石炭積出用海上高架桟橋が完成。
  • 1915年(大正 4年) 日本郵船が青蘭定期航路から撤退し、北日本汽船に譲渡。
  • 1918年(大正 7年) 港内防波堤築設起工(完成1927年)。
  • 1923年(大正12年) 頭山満、楢崎、三菱合資会社、開発局、鉄道院等による西室蘭埋立整備が終了。
  • 1951年(昭和26年) 重要港湾に指定・出入国港に指定・検疫港に指定
  • 1962年(昭和37年) 植物防疫輸入指定港に指定
  • 1964年(昭和39年) 北外防波堤の築設起工(完成1972年)
  • 1965年(昭和40年) 東北、北海道で初の「特定重要港湾」(現・国際拠点港湾)に昇格指定
  • 1967年(昭和42年) 東日本フェリー室蘭-青森間フェリー航路(青蘭航路)開設 (2008年12月廃止)
  • 1969年(昭和44年) 南外防波堤の築設起工(完成1978年)
  • 1970年(昭和45年) 室蘭-大間間フェリー航路開設(1991年11月休止)
  • 1974年(昭和49年) 北外防波堤灯台新設に伴い、大黒島灯台廃止
  • 1978年(昭和53年) フェリー埠頭供用開始
  • 1979年(昭和54年) 室蘭-八戸間フェリー航路開設(2006年3月休止)
  • 1981年(昭和56年) 白鳥新道(白鳥大橋)に着工、祝津コールセンター開設
  • 1985年(昭和60年)
  • 1986年(昭和61年) 東南アジアとコンテナ定期航路開設(1992年2月休止)
  • 1988年(昭和63年) 動物等指定検疫物輸入港に指定
  • 1989年(平成元年) マリーナ着工(第1期完成1992年3月)
  • 1990年(平成 2年) 室蘭-直江津間フェリー航路開設(1998年9月博多への直行便就航)(平成18年12月休止)
  • 1991年(平成 3年) 室蘭-大畑間フェリー航路開設(1998年4月休止)
  • 1992年(平成 4年) マリーナ開設
  • 1994年(平成 6年) 新フェリーターミナル竣工
  • 1995年(平成 7年) 外国産食糧輸入港に指定
  • 1997年(平成 9年) 崎守埠頭第6バース(水深14m)供用開始
  • 1998年(平成10年) 室蘭港口にかかる白鳥大橋開通
  • 1999年(平成11年) 中央埠頭旅客船バース供用開始、旅客船第一船として「飛鳥」接岸
  • 2000年(平成12年) 韓国釜山・蔚山港との国際定期コンテナ航路開設(2006年1月休止)
  • 2001年(平成13年) 中央埠頭旅客船バース完成
  • 2002年(平成14年) 静脈物流拠点港に指定・絵鞆漁船だまり水中荷さばき地供用開始
  • 2003年(平成15年) 浮体式防災施設(広域防災フロート)供用開始
  • 2008年(平成20年) 東日本フェリーのフェリー事業撤退に伴い、室蘭-青森間・室蘭-直江津-博多間のフェリー航路が廃止となり、フェリーの発着がなくなる。
  • 2011年(平成23年) 東日本大震災による津波被害などにより、北海道太平洋沿岸の港湾設備においても浸水による被害があった中、例外的に人的被害や施設損傷が皆無だったため(津波観測値1メートル)、浮体式防災施設(広域防災フロート)を福島県相馬港へ派遣するなど、施設が壊滅した東北地方への物資運搬の役割を担う。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]