北海道中央バス旭川営業所

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旭川営業所・旭川ターミナル
旭川営業所所属車は旭川ナンバー

北海道中央バス旭川営業所(ほっかいどうちゅうおうバスあさひかわえいぎょうしょ)は、北海道中央バス(中央バス)が北海道旭川市1条通7丁目右5号に設置する、札幌事業部に属する営業所である。構内に併設する乗り場の停留所名は「旭川ターミナル」である。

概要[編集]

1950年(昭和25年)6月21日に芦別営業所旭川出張所として開設され、1963年(昭和38年)4月1日に営業所に昇格した。1990年(平成2年)8月に現在地に新築移転した。2009年(平成21年)4月に空知事業部から札幌事業部へ変更されている。

路線[編集]

2011年(平成23年)4月1日現在。下記のほか、高速えんがる号と高速流氷もんべつ号の一部区間で乗務のみ担当する。路線詳細は北海道中央バス札幌北営業所を参照。

芦旭線[編集]

  • 旭川ターミナル - 神居2条10丁目 - 高砂台入口 - 台場中央 - 神居古潭神社前 - 内大部分岐点 - 更進 - 新城 - 常磐 - 渓水町 - 芦別

滝川営業所(旧芦別営業所)と共同管轄。

高速あさひかわ号[編集]

旭川ターミナル付近にて
札幌ターミナル3番のりばにて
旭川ターミナル付近にて(1992年)
路線沿革
  • 2往復。所要時間2時間55分。同社初のテレビと音響マルチステレオ搭載車で運行。
  • 途中停留所は野幌、滝川ターミナル、神居2条10丁目、神楽支所前、旭川ターミナル。
  • 1984年12月1日 - 4往復に増回。
  • 旭川市内の運行経路を旭川大橋に変更。神居2条10丁目と神楽支所前を廃止。
  • 滝川ターミナルでの乗降制限設定。空席がある場合のみ利用可。
  • 1985年4月10日 - 5往復に増回。2階建てバスによる運行開始。
  • 1985年12月1日 - 10往復に増回。高速栗沢を新設。
  • 1986年4月10日 - 12往復に増回。2階建てバス及びスーパーハイデッカーでの運行となる。
  • 1987年4月10日 - 16往復に増回。
  • 1987年9月19日 - 道央自動車道美唄IC供用開始に伴い経路変更、所要時間を約2時間40分に短縮。東山を新設。
  • 1987年12月1日 - 4枚綴り回数券を新設。6枚綴り回数券を廃止。
  • 1988年4月10日 - 20往復に増回。滝川ターミナルの乗降取り扱いを廃止。滝川市内の一部区間(新町3丁目 - 滝の川西4丁目)で経路変更。
  • 1988年10月9日 - 道央自動車道滝川IC供用開始に伴うダイヤ改正。
  • 滝川IC経由で運行。所要時間約2時間25分に短縮。
  • 高速茶志内、砂川吉野、砂川石山を新設。
  • 1989年9月13日 - 道央自動車道深川IC供用開始に伴うダイヤ改正。
  • 深川IC経由で運行。所要時間を約2時間05分に短縮。高速江部乙新設。
  • 1990年4月28日 - 26往復に増回。
  • 1990年10月31日 - 道央自動車道旭川鷹栖IC供用開始に伴うダイヤ改正。
  • 旭川鷹栖IC経由に変更。所要時間を約2時間00分に短縮。
  • 40往復に増回。JR北海道バス(当時)、道北バスが新規参入。
  • 札幌行の札幌ターミナル(北1条西1丁目降車場)を時計台前に改称。
  • 高速納内、4条1丁目、3条9丁目を新設。
  • 1991年4月1日 - 「マンデーモーニングバス」を新設。
  • 1993年8月11日 - 菊水元町7条、緑町20丁目新設。
  • 1995年7月21日 - 2.5往復を遠軽まで延長(高速えんがる号)。北見バス(当時)が参入。
  • 1996年4月11日 - 4往復を紋別バスターミナルまで延長(高速流氷もんべつ号)。北紋バスが参入。
  • 1997年4月1日 - 平日のみ使用できる20枚綴りのあさひかわビジネス回数券を新設。
  • 1997年12月1日 - 冬期のみ休日ダイヤ新設。平日34往復、休日40往復(いずれも札幌遠軽線・札幌紋別線を含む)。
  • 1998年12月1日 - ビジネス回数券を廃止。平日・休日共に使用可の20枚綴り回数券オールデイ20を新設。
  • 1999年4月1日 - 全席禁煙化。
  • 2000年4月1日 - JR北海道のバス部門分離により同社担当分をジェイ・アール北海道バスに移管。
  • 2002年4月1日 - 旭川市内に川端6条10丁目、3条1丁目を新設。
  • 2005年4月1日 - 3条1丁目を廃止し、4条1丁目に移設。
  • 2007年11月3日 - 旭山動物園入園券をセットにした往復バスセット券を新設。
  • 2008年6月1日 - 札幌&富良野・旭川ぐるっとバスセット券を新設。
  • 2009年6月15日 - 東京・旭川連絡きっぷ「あさひかわ・ストーリー」を新設。
  • 2009年11月3日 - 旭山動物園往復バスセット券利用者向けに札幌発午前便を旭川駅前(旭川電気軌道バスのりば)まで延長。
旭川・東京連絡きっぷ「あさひかわ・ストーリー」
  • 旭川と東京を高速バスとフェリーで結ぶ旭川・札幌連絡きっぷ。2009年度は6月15日 - 9月30日に設定されている。バス・フェリー共利用便が限定されている。

   利用可能な交通機関

運賃

JRに比べ割安となっている。[1]通常の片道運賃でさえJRの自由席往復割引きっぷ1回分より安価となっている。[2]なお、中央バスカードでの利用は出来ない。[3]

券種 販売価格 1回あたりの運賃
片道乗車券 2,000円 2,000円
往復乗車券 3,750円 1,875円
4枚綴り回数券 7,000円 1,750円
10枚綴り回数券 17,000円 1,700円
20枚綴り回数券 31,000円 1,550円
その他
車内に化粧室があるためパーキングエリアでの休憩は無い
  • JR北海道との熾烈な争いの中、トイレやなど装備の充実、2階建てバススーパーハイデッカーなど新型車両を積極的に導入した。運賃の安さもあって平日も増発便が相次ぎ、都市間バスの好例として道内外より同業他社の視察も相次いだ。

主な廃止路線[編集]

下記のほか、期間限定路線として小樽旭川線(旭川ターミナル - 小樽駅前)が設定されていた。

滝旭線・深旭線[編集]

路線沿革
  • 1974年5月15日 - 前身の特急札旭線の一部を滝川ターミナルで系統分割。
  • 1974年12月1日 - 特急札旭線全便を滝川ターミナルで系統分割し、廃止。
  • 1984年12月1日 - 特急滝旭線を急行滝旭線に呼称変更。
  • 1988年4月10日 - 急行滝旭線を特急滝旭線に呼称変更。ハイデッカー車を導入。
  • 1988年12月1日 - 特急岩旭線を新設。特急滝旭線の一部を岩見沢ターミナル発着に変更。
  • 1992年4月10日 - 特急岩旭線を廃止。全便特急滝旭線に振り替え。
  • 1996年4月1日 - 特急滝旭線を廃止。全便普通滝旭線(音江経由/深川ホテル経由)に振り替え。
  • 1999年4月1日 - 普通滝旭線の深川ホテル経由3往復を廃止し全便音江経由に統一、深川ホテル前停留所廃止
  • 2003年4月1日 - 滝旭線の全系統を廃止し旭川 - 深川間の深旭線に変更、滝旭線旭川発のダイヤに準じた時間帯を主に担当し、原則として深川到着後すぐに折り返し旭川行きとなるダイヤが組まれていた。
  • 2004年12月1日 - 深旭線廃止。空知中央バス運行に一本化。
その他
  • 特急・急行・普通便とそれぞれ旭川営業所が管轄の路線であったが、運用上滝川営業所の所属車両による運行や稀に高速あさひかわ号や特急札滝線の車両が流用されることもあった。また急行時代は前乗りの一般路線車、特急に昇格した1988年以降はハイデッカー車も交えた運用が主となり、特急便から普通便へ格下げとなった翌年にはエンジン出力を増強したノンステップ専用車が導入されている。
  • 特急滝旭線廃止後は普通滝旭線として運行したが、北空知バスと競合する深川 - 旭川市内間は主要停留所のみ停車する区間快速扱いだった(乗車券は従来通り北海道中央バス・北空知バス共通)。
  • 普通滝旭線となった後は滝川 - 深川間は音江経由便と深川ホテル経由便で運行されたが、深川温泉観光ホテルの廃業に伴い、全便音江経由便に統一された。

エアポートちとせ号[編集]

  • 旭川ターミナル・深川ターミナル - 千歳空港

1990年4月10日新設。途中停車は深川ターミナルのみ。1992年3月31日まで運行された。

旭川ターミナル[編集]

3箇所(施設内2箇所、路上の降車停留所1箇所)のバス発着場と待合室・発券窓口を備える。「路線」記載の各線と空知中央バス深旭線(旭川ターミナル - 深川市立病院)が発着する。道路を挟んだ反対側に設置する停留所は未使用である。

  • 高速えんがる号(遠軽→旭川→札幌)と高速流氷もんべつ号(札幌 - 旭川 - 紋別)は紋別行の降車と札幌行の乗車を取り扱い、紋別行の乗車と札幌行の降車は「旭川駅前」停留所道北バス旭川駅前営業所前および宮下通降車場)で取り扱う。
  • 施設前に「1条7丁目」バス停(のりば11)が設置されており、道北バス(共同運行の沿岸バス含む)が停車するほか、周辺には道北バス・旭川電気軌道のバス停が設置されている。

脚注[編集]

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  1. ^ 高速あさひかわ号運行概要
  2. ^ Sきっぷフォーの場合で9,680円、1回あたり2,420円
  3. ^ 中央バスカードが使用できない路線

参考文献[編集]

  • 北海道中央バス五十年史編纂委員会編『北海道中央バス五十年史』(1996年)

座標: 北緯43度45分56.24秒 東経142度21分29.57秒 / 北緯43.7656222度 東経142.3582139度 / 43.7656222; 142.3582139