志野光子

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しの みつこ
志野 光子
生誕1963年
愛知県西加茂郡三好町(現・みよし市
国籍日本の旗 日本
出身校一橋大学法学部
職業外交官
肩書きアイスランド大使
ジュネーブ国際機関政府代表部大使
国際文化交流審議官

志野 光子(しの みつこ、1963年[1] - )は、日本外交官。現在、外務省儀典長東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大使

経歴・経歴[編集]

愛知県西加茂郡三好町(現・みよし市)出身。愛知県立岡崎高等学校に進学。2年次にカナダに留学した。高校時代に映画『ソフィーの選択』(1982年)を見たことがきっかけで外交官を志す[注 1]。「私は子ども時代、体が弱かったので、見捨てられる娘と自分が重なり、恐怖を覚えました。こんな悲劇を起こしたくない。あのころからずっと、その思いを持ち続け、今も外交に携わる原動力です」と志野は述べている[1]1983年(昭和58年)3月、同校を卒業[3][4]

1987年(昭和62年)3月、一橋大学法学部卒業。大学では国際法を専攻した。同年4月、外務省に入省[5][6][7][8]。希望した国連局人権難民課に配属されたのち、語学留学でドイツの大学に2年通った[9]。留学先の大学で物理を専攻するドイツ人と知り合い、結婚。長男と長女がいる[1]

外務省中南米局中南米第一課首席事務官、在ドイツ日本国大使館一等書記官を経て、2003年(平成15年)在ポーランド日本国大使館参事官。2006年(平成18年)外務省経済局アジア太平洋経済協力室長、2008年(平成20年)総合外交政策局人権人道課長。2009年(平成21年)子の親権問題担当室長併任。2010年(平成22年)12月24日イタリア大使館イタリア語版アルバニア大使館サンマリノ大使館、マルタ大使館公使参事官2013年(平成25年)1月イタリア公使2014年平成26年)7月4日からアイスランド駐箚特命全権大使[注 2][8][9]

2016年平成28年)9月26日から在ジュネーブ国際機関日本政府代表部大使[11][12][13]。2017年3月に国際連合欧州本部で開催された国際連合人権理事会で日本及びEU主導による北朝鮮への責任追及決議案の採択がなされた際には「北朝鮮が再度、国際的な懸念事項への対処ならびに拉致問題の解決に向けて、国際社会と建設的な対話をすることを求める」等との発言を行った[14]

2018年(平成30年)、外務副報道官に就任[9]。2019年(令和元年)7月、国際文化交流審議官に就任[15]

2021年(令和3年)4月24日、新型コロナウイルスに感染したことが確認された[16]

同年6月22日、儀典長東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大使[17]

同期[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ ソフィーの選択』の本国初公開は1982年12月8日。日本公開は1983年10月15日[2]。志野は同年3月に愛知県立岡崎高等学校を卒業し、4月に一橋大学に入学しているので、留学時代に同作品を見たものと思われる。
  2. ^ ノルウェーとの兼轄でないレイキャビク常駐の大使としては、志野大使が初となる[10]

出典[編集]

  1. ^ a b c 植木創太 (2020年2月16日). “外務省審議官 志野光子さん 2児を抱え国内外を転々 ドイツ人の夫が支えてくれた”. 東京新聞. https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/family/26985/ 2020年6月14日閲覧。 
  2. ^ Sophie's Choice (1982) - IMDb
  3. ^ 「毎日フォーラム・霞が関ふるさと記愛知県(下)」毎日新聞2019年6月10日 09時47分(最終更新 6月10日 09時47分)
  4. ^ 『岡高同窓会名簿 1986』 愛知県立岡崎高等学校同窓会長、1986年10月1日、525頁。
  5. ^ フライデー1986年10月24日号
  6. ^ 「女性大使による座談会の開催」
  7. ^ 「女性大使による学生向け座談会」
  8. ^ a b [1]
  9. ^ a b c 「私の履歴書」外務省 総合職 採用案内
  10. ^ 大使室より : 在アイスランド日本国大使館 - 2015年9月17日
  11. ^ (日本語) 人事、外務省”. 日本経済新聞 NIKKEI.NET (2010年12月24日). 2014年8月14日閲覧。
  12. ^ (日本語) 欧州局長に林氏 外務省 志野 光子氏(しの・みつこ=アイスランド大使)”. 日本経済新聞 NIKKEI.NET (2014年7月4日). 2014年8月14日閲覧。
  13. ^ 「創立30周年記念イベントを開催します」 AAR Japan 2009年11月02日(月)
  14. ^ 「対北朝鮮、責任追及決議案を採択 国連人権理事会」朝日新聞デジタル2017年3月24日
  15. ^ 「人事外務省」毎日新聞2019年7月3日
  16. ^ 外務本省職員の新型コロナウイルスへの感染”. 外務省 (2021年4月26日). 2021年5月12日閲覧。
  17. ^ 茂木外務大臣会見記録” (日本語). Ministry of Foreign Affairs of Japan. 2021年6月23日閲覧。

外部リンク[編集]


先代:
宮川学
外務省国際文化交流審議官
2019年 - 2021年
次代:
曽根健孝