尾池厚之
尾池 厚之(おいけ あつゆき、1960年(昭和35年)8月26日 - )は、日本の外交官。国際連合教育科学文化機関日本政府代表部特命全権大使を経て、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部特命全権大使。
経歴・人物
[編集]大阪府立北野高等学校卒業[1]、東京大学法学部卒業、1983年外務省入省。1984年から英国研修を受け、オックスフォード大学大学院国際関係論学科卒業、修士(M. Litt)。1986年在フィリピン日本国大使館二等書記官。1988年外務省欧亜局西欧第二課事務官。1990年外務省経済協力局有償資金協力課課長補佐。1993年外務省中近東アフリカ局中近東第二課首席事務官。1995年在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官。1997年外務省経済局総務参事官室首席事務官。1999年外務省北米局北米第二課企画官。2000年外務省北米局北米第二課日米協力推進室長。同年外務省経済局開発途上地域課企画官併任(日シンガポール経済連携協定交渉担当)。2001年外務省アジア大洋州局大洋州課長。2003年外務省経済局国際経済第一課長。2004年外務省経済局開発途上地域課長。同年外務省経済局経済連携課長。2007年在大韓民国日本国大使館総務公使。同年在大韓民国日本国大使館経済公使。2010年在ジュネーブ国際機関日本政府代表部公使(経済)。2012年在中国日本国大使館公使(経済部長)[2][3]。2014年外務省大臣官房地球規模課題審議官(大使)、公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金評議員[4]。2016年在アメリカ合衆国日本国大使館次席公使[5][6]。 2017年TPP等政府対策本部首席交渉官代理[7]。2020年国際連合教育科学文化機関日本政府代表部特命全権大使[8]。2023年在ジュネーブ国際機関日本政府代表部特命全権大使[9]。
同期
[編集]- 相川一俊(23年EU大使・20年イラン大使)
- 相星孝一(21年韓国大使・18年イスラエル大使・14年ASEAN大使)
- 小笠原一郎(19年軍縮会議大使・16年マダガスカル大使)
- 奥山爾朗(22年ヨルダン大使)
- 片山和之(23年日本台湾交流協会台北事務所長・20年ペルー大使)
- 金杉憲治(23年中国大使)
- 杵渕正巳(22年ボスニアヘルツェゴビナ大使・20年東ティモール大使)
- 木村元(20年モザンビーク大使)
- 新美潤(22年OECD大使)
- 丸山則夫(22年アイルランド大使)
- 水内龍太(22年オーストリア大使・20年ザンビア大使)
- 水鳥真美(18年国連事務総長特別代表)
- 道上尚史(23年ブルガリア大使・21年ミクロネシア連邦大使)
- 南博(22年オランダ大使)
- 宮原信孝(18年笹川平和財団研究員)
- 村林弘文(21年在ヒューストン日本国総領事)
- 森健良(21年外務事務次官)
- 山﨑和之(23年国連大使)
- 山田滝雄(20年ベトナム大使・17年ユネスコ大使・10年ASEAN大使)
- 山本広行(23年ベラルーシ大使・20年トルクメニスタン大使)
- 和田充広(21年パキスタン大使)
脚注
[編集]- ^ 「毎日フォーラム・霞が関ふるさと記 大阪府」毎日新聞2019年7月10日9時48分
- ^ 中国黄土高原における 草の根環境協力 22 年の歩みトヨタ財団 2012 年度アジア隣人プログラム
- ^ 「略 歴」大連日本商工会
- ^ 新評議委員就任のお知らせグローバルヘルス技術振興基金
- ^ 「人事、外務省」日本経済新聞2017年8月15日19時57分
- ^ 尾池厚之在アメリカ合衆国日本国大使館次席公使との面会 2016年6月28日平和首長会議
- ^ 「人事、内閣官房」日本経済新聞2016年3月11日21時16分
- ^ 「ユネスコ大使に尾池氏」時事通信2020年2月4日8時51分
- ^ 駐ロ大使に武藤氏 8年ぶり交代 駐中国は金杉氏、駐米は山田氏北海道新聞2023年10月24日 19:04