太陽公園
太陽公園(たいようこうえん)は、兵庫県姫路市の峰相山山麓にあるテーマパークである。世界の石で作られた建造物や遺跡、石像などのレプリカを多数設置した「石のエリア」と、隣接する敷地の山上に建設された山城「白鳥城」をメインとする「城のエリア」に分かれている。
概要[編集]
「石のエリア」の見ものは、全長2キロにおよび再現された「万里の長城」と、1000体の兵馬俑が発掘された現場を再現した兵馬俑展示館であり、そのほかの展示物も、ほとんどのものが実物大で作られており、見るものを圧倒する。
「城のエリア」は2009年(平成21年)4月19日にオープン[1][2]。2006年(平成18年)から建造され始めたこの城はドイツ南部にある有名なノイシュヴァンシュタイン城と非常に良く似ている[3]。なお、白鳥城へのアクセスは専用のモノレール(嘉穂製作所製のスロープカー[4])を利用するか徒歩で山を登ることになる。[2]。モノレール始発駅になる山麓にはレストラン、土産物店などを備えたウェルカムハウス「スワン」が在る。
公園では毎年8月10日に「火祭り」が開催されており[5]、またお水取りのような行事や花火などのイベントがある。
公園は社会福祉法人愛光社会福祉事業協会(太陽福祉グループ)によって運営され[6]、また同施設は障害者の雇用の場にもなっており、入場料等の収入は障害者への給与等に充てられている。園内には三光園、愛光園などの福祉施設が併設されている。
おもな展示物・施設[編集]
- 石のエリア
- 城のエリア
- 白鳥城
- ゲストハウス「スワン」
- モノレール
- 匠の街 Rainbow(工芸品製作実演所)
ボリビア太陽の門
隣接地に建設された「白鳥城」ノイシュヴァンシュタイン城のレプリカ
入場料[編集]
大人(高校生以上)は1名につき 1,500円であり、小人(小学生及び中学生)と75歳以上の高齢者は700円となっている。20名以上の団体は割引料金の設定あり。有料駐車場あり。
営業情報[編集]
年中無休 AM9:00~PM5:00
アクセス[編集]
鉄道・バス[編集]
道路[編集]
- 兵庫県道545号石倉玉田線
- 山陽自動車道山陽姫路西ICから約2km
脚注・参照[編集]
- ^ 白鳥城
- ^ a b 白鳥城について
- ^ 白鳥城工事状況のお知らせ
- ^ 嘉穂製作所HPの導入例
- ^ 更新情報掲示板 愛光社会福祉事業協会サイト内より。2009年3月12日確認。
- ^ 特許情報プラットフォーム
外部リンク[編集]
- 太陽公園オフィシャルホームページ
- 愛光社会福祉事業協会 - 同協会の公式ウェブサイト
- 姫路観光協会の太陽公園紹介ページ
- Google Map 航空写真で見た太陽公園。長大な万里の長城が見える。
座標: 北緯34度53分35.9秒 東経134度37分30秒 / 北緯34.893306度 東経134.62500度