ウェスタン村

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ウェスタン村

ウェスタン村(ウェスタンむら)は、栃木県日光市にあるテーマパークである。

2006年(平成18年)12月7日より長期休園中となっている。

概要[編集]

1974年開業。西部開拓時代のアメリカ西部を再現し、西部劇のアクションショーが見られる「ウェスタンランド」、「イベントプラザ」、マウントラッシュモアのレプリカがある「アメリカンドリームランド」(1995年開設)の3つのエリアからなる。アメリカから輸入した動態保存蒸気機関車(ワイパウ号、バージニア号)が乗客を乗せて村内を一周する「ウエスタン村鉄道」もあった。なお、周辺のテーマパークとは異なり地元資本で運営されていたパークである。

プロモーションビデオテレビコマーシャルの撮影を行う際、西部劇風のロケ地として使われた事もあった。 コマーシャルは主にテレビ東京に出稿をしていた。

2003年から2006年夏頃にかけて、セグウェイに試乗体験できるアトラクションが設けられていた。

入園料は大人2400円だったが、2004年より感謝プライスとして恒常的に1500円へ実質値下げした。

長期休園[編集]

2006年12月7日から2007年3月末まで施設メンテナンスを理由に冬期休業すると公式サイト上で発表(※それ以前は通年営業だった)。しかし、2007年2月末に4月以降も休園すると同様に発表した。

2007年4月28日の産経新聞栃木県地方版において、従業員を全員解雇したこと、2006年9月に銀行融資を債権譲受したニッシン債権回収が土地建物の差押えを東京地裁に申し立てたことが報じられ、資金難により営業再開が出来ない状況に陥っていた事が明らかとなっている。

実質的には閉園状態となっているが、2012年10月時点では建物の撤去は行われず、廃墟に近い状態となっている。2007年3月には施設内で金属を使用した窓枠が大量盗難に遭う窃盗事件が発生したが、管理者が定期的に巡回している事が合わせて報じられた。

交通アクセス[編集]

  • 国道121号鬼怒バイパスと会津西街道沿い
  • 東武鬼怒川線新高徳駅から徒歩約10分、800メートル
  • 施設前の鬼怒バイパス沿いに日光交通日光江戸村線「ウエスタン村入口」バス停(※おさるの学校 - 柄倉入口の間)が休園後も存在したが、2012年秋頃に停留所が廃止され通過となっている。

所在地[編集]

  • 栃木県日光市(旧:今市市)栗原315-1

園内の主な設備とアトラクション[編集]

ラシュモア山
  • メインエントランスゲート
  • チケットカウンター
  • ストリートミュージアム(西部開拓時代の街並み)
教会
貸し馬車屋
保安官事務所
銀行
郵便局
歯医者
荷受窓口
酒場とホテル
床屋
雑貨店
  • ウェスタンフォトスタジオ(西部開拓時代のウェスタン衣装を着て写真が撮れるスタジオ/S判1500円、L判2500円)
  • ミステリーショック(平衡感覚を試すアトラクション/入場料400円)
  • ミステリースクール(入場料400円)
  • コミックハウス
  • ウェスタン・ガンシューティング
  • シェリフスピリット(保安官適性検査アトラクション)
  • レーザーガン(レーザー式のシューティングアトラクション)
  • バズーカ砲
  • アーチェリー(10本500円)
  • 水上ボート(5分間500円)
  • 3Dシアター
  • マウントラッシュモア
  • パノラマゴルフ場
  • 乗馬場
  • クラシックカーミュージアム
  • ゲームセンター(ウェスタン・ガンシューティング場に併設)
  • 動くテディベアミュージアム「アメリカンドーム」と「テディわんぱくパラダイス」と「フェスティバルホール」(マウントラッシュモア山の裏側に併設)
  • ウェスタン村鉄道・アメリカンSL「ワイパウ号」(※2017年5月から6月に東武ワールドスクウェア内へ移転)とSL広場
  • ウェスタンショーシアター「バッファロースタジアム」(観覧無料)

サービス設備[編集]

  • インフォメーションカウンター
  • 医務室
  • バーベキューハウス(※団体専用エリア、家族利用エリア)
  • グルメスポット「ウェスタン村オリジナル 夢国籍バイキング」(バイキングメニュー専用レストラン)
  • レストラン「チャックワゴン」(ウェスタン村直営、洋食メニュー取り扱い)
  • ウェスタン村グッズショップ(※日光鬼怒川の名産も取り扱っていた)

SL「ワイパウ号」について[編集]

蒸気機関車「ワイパウ号 4型」は1897年アメリカ製の蒸気機関車で、ハワイのオアフ島製糖工場で使用された後に真珠湾付近のワイパウ工場に配置となり「ワイパウ」の愛称が付けられた機関車で、ワイパウ工場から引退した後はアメリカ・カリフォルニア州の保存鉄道で動態保存をされていたが1975年(昭和50年)2月からサンフランシスコに近いローリングキャンプ&ビックツリー鉄道に移されて山間を駆け抜けていた。ワイパウ号はサドルタンク機で水タンクをボイラー部に背負った愛嬌ある姿から、通称「亀の子」と呼ばれて親しまれていた。軌条間は日本国内のJRや東武鉄道よりも狭い914ミリ(※標準軌は1067ミリ)の特殊ゲージであり珍しい軌間の汽車である。1988年(昭和63年)5月1日にウェスタン村がアメリカから機体を輸入し、園内アトラクションとして有料(大人1200円→後に800円→500円に料金変更)で運行していたが2006年(平成18年)ウェスタン村が休村した事に伴い、機体が個人に払い下げられた後に東武鉄道に移管し、2017年7月から機体が東武ワールドスクウェア園内の『SL広場』に静態保存されている。

ワイパウ号の性能諸元[編集]

  • 製造年:1897年(明治30年)5月
  • 製造所:ボールドウィン(アメリカ製)
  • 軌間:914ミリ
  • 車両重量:18.8トン
  • サイズ:長さ8.7メートル、幅2.34メートル、高さ2.85メートル
  • 製造番号:15321

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯36度46分22.7秒 東経139度42分36.3秒