上幌延駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
上幌延駅
駅舎(2017年10月)
駅舎(2017年10月)
かみほろのべ
Kami-Horonobe
W70 南幌延 (3.0km)
(4.8km) 幌延 W72
所在地 北海道天塩郡幌延町字上幌延
駅番号 W71
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 宗谷本線
キロ程 194.6km(旭川起点)
電報略号 ホノ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1925年(大正14年)7月20日
備考 無人駅
テンプレートを表示

上幌延駅(かみほろのべえき)は、北海道宗谷総合振興局天塩郡幌延町字上幌延にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。駅番号W71電報略号ホノ

2016年(平成28年)3月26日のダイヤ改正による減便以前は通過する普通列車が存在し、下り2本、上り3本のみ停車した。

歴史[編集]

1977年の上幌延駅と周囲約500m範囲。右上が稚内方面。相対式ホーム2面2線と駅舎横の稚内側に貨物積卸場と引込み線がある。ストックヤードは無い。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

駅名の由来[編集]

当駅の所在する地名より。地名は幌延町中心より天塩川の上流に位置するため「上」を冠する[4]

なお、同地の字名が再編により「上幌延」へ改称されたのは1959年(昭和34年)であるが、それ以前から現在の南幌延駅付近を含む地域を「上幌延」と呼んでいた旨が1959年(昭和34年)の北海道告示にある[幌延町 1]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の北西側(稚内方面に向かって左手側、旧1番線)に存在する[5]分岐器を持たない棒線駅となっている[5]。かつては相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な交換駅であった[6]。当時は互いのホームは駅舎側ホーム中央部分と対向側ホーム南側を結んだ構内踏切で連絡した[6]。駅舎側(西側)が下り1番線、対向側ホームが上り2番線となっていた[6]。そのほか1番線の稚内方から分岐し駅舎北側のホーム切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を1線有していた[6]。交換設備運用廃止後は線路は撤去されたが、ホーム前後の線路は分岐器の名残で湾曲していた[5]

無人駅となっている。駅舎は構内の北西側に位置しホーム中央部分に接している[5]有人駅時代からの駅舎は改築され、ヨ3500形車掌車[7]を改造した貨車駅舎となっている[5]。旧駅舎の基礎の上に設置されている[8]。出入口にはスロープが新たに設置されている[8]。トイレを有するが閉鎖されていた[8]

利用状況[編集]

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は15人[6]
  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は4人[5]
  • 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「1名以下」[報道 1]
  • 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.4人[報道 2]
  • 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は0.6人[報道 3]

駅周辺[編集]

幌延町開基以来の集落であり、駅周辺に数件の民家がある[幌延町 2]。そのほかは原野と牧場である[8]。幌延町によると、鉄道開通までは現在の幌延市街地より栄えていたが、鉄道開通により現市街地に中心が移りさびれていったとされる[幌延町 2]。かつては郵便局、駐在所、食料・衣料・日用雑貨の商店、理髪店、旅館、運送業などの店があった[幌延町 2]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
宗谷本線
南幌延駅 (W70) - 上幌延駅 (W71) - 幌延駅 (W72)

脚注[編集]

[ヘルプ]

出典[編集]

  1. ^ a b c 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)179-180ページより。
  2. ^ 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介新潮社2008年5月発行)47ページより。
  3. ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)149ページより。
  4. ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、(2004年2月発行))124ページより。
  5. ^ a b c d e f 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)150ページより。
  6. ^ a b c d e 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)184ページより。
  7. ^ 書籍『ダルマ駅へ行こう!』(著:笹田昌宏、小学館文庫2007年5月発行)23ページより。
  8. ^ a b c d e 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)221ページより。

報道発表資料[編集]

  1. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在) (PDF)”. 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
  2. ^ 宗谷線(名寄・稚内間), (日本語) (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (北海道旅客鉄道), (2017年12月8日), オリジナル2017年12月30日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20171230090453/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/04.pdf 2017年12月30日閲覧。 
  3. ^ “宗谷線(名寄・稚内間)” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2017年7月2日), オリジナル2017年12月30日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20180703125359/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/04.pdf 2018年7月13日閲覧。 

幌延町[編集]

  1. ^ 町の区域内の町及び字の区域及び名称(昭和34年4月23日北海道告示第573号)”. 幌延町例規類集第1編 総規/第1章 町制(北海道町村会法務支援室例規集データベース (1959年4月23日). 2017年12月16日閲覧。
  2. ^ a b c 幌延町内の各駅ご紹介”. 幌延町 (2017年11月6日). 2017年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月6日閲覧。
  3. ^ a b 幌延町史跡標柱等について”. 幌延町. 2017年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月19日閲覧。
  4. ^ 幌延町産業振興課 (2017年11月). “幌延町情報ボックス平成29年度版”. 幌延町. 2017年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月11日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]