豊富駅

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豊富駅
JR Soya-Main-Line Toyotomi Station building.jpg
駅舎(2017年10月)
とよとみ
Toyotomi
W73 下沼 (8.7 km)
(15.0 km) 兜沼 W76
所在地 北海道天塩郡豊富町字豊富駅前通
北緯45度6分16.3秒 東経141度46分20.6秒 / 北緯45.104528度 東経141.772389度 / 45.104528; 141.772389座標: 北緯45度6分16.3秒 東経141度46分20.6秒 / 北緯45.104528度 東経141.772389度 / 45.104528; 141.772389
駅番号 W74
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 宗谷本線
キロ程 215.9 km(旭川起点)
電報略号 トト
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
68人/日
-2014年-
開業年月日 1926年(大正15年)9月25日[1]
備考 簡易委託駅
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豊富駅(とよとみえき)は、北海道天塩郡豊富町字豊富駅前通にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。事務管理コードは▲121844[2]駅番号W74特急「宗谷」「サロベツ」が停車する。

歴史[編集]

1977年の豊富駅と周囲約500m範囲。左上が稚内方面。国鉄型配線の2面3線と駅舎横の名寄寄りに貨物積卸場と引込み線、ホーム外側に多数の副本線がある。稚内寄りの外側に、この写真の5年前に廃線となった、日曹炭鉱線の機関区の転車台が残されている。貨物積卸場周囲と駅裏のストックヤードには木材が野積みされている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来[編集]

所在町名より。

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅(幌延駅管理)。

かつて日曹炭鉱天塩砿業所専用鉄道が分岐しており、南側に同線の(社)豊富駅が設けられていた。ホームの長さは4両分で、多客期などに特急列車が増結された場合はドアカットを行う。ホーム間の移動は跨線橋を使う。

かつては隣の旧・徳満駅(2021年3月13日廃止)と共に「徳が満ちて豊かな富を得る」という意味で縁起切符の人気があり、駅構内には縁起切符の看板が設けられていた[9]

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 宗谷本線 上り 幌延名寄方面
2 下り 稚内方面

かつては天塩炭鉱の石炭やその周辺の木材出荷駅として栄え、ホーム外側に多数の副本線と機関区を有した。

きっぷ類の発売[編集]

乗車券類は、無人化後キヨスクで発売され、キヨスクの閉店後は幌延駅から派遣された駅員が出札補充券にて発売していたが、のちに駅舎隣の豊富町観光情報センターでの扱いとなった[6]。現状、豊富町観光情報センターで購入できるきっぷ類は記念入場券及び、豊富町民のみに発売される町民乗車票のみとなっている。

利用状況[編集]

名寄駅 - 稚内駅間の無人駅としては最大の利用があり、有人駅の音威子府駅幌延駅を上回る。

乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典元が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

乗車人員推移
年度 乗車人員(人) 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1992年(平成04年) (136.0) [10] 一日平均乗降客数272人
2015年(平成27年) 「10名以上」 [JR北 1]
2016年(平成28年) 57.6 [JR北 2]
2017年(平成29年) 58.8 [JR北 3]
2018年(平成30年) 57.0 [JR北 4]
2019年(令和元年) 49.4 [JR北 5]
2020年(令和02年) 40.2 [JR北 6]
2021年(令和03年) 33.8 [JR北 7]

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

沿岸バスが以下の路線を運行している。運行の詳細は沿岸バス#豊富幌延線・幌延留萌線を参照。

札幌行き「特急はぼろ号」は、市街地寄りの「豊富営業所」に停車し、駅前には乗り入れない。また、豊富町 - 稚内市間の路線バスは、かつて運行されていたが廃止された[11]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
宗谷本線
普通
下沼駅 (W73) - 豊富駅 (W74) - *徳満駅 (W75) - *芦川駅 - 兜沼駅 (W76)
*打消線は廃駅

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

  1. ^ a b 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、902頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編(日本語) 『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、239頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023年1月15日閲覧 
  3. ^ 大蔵省印刷局, ed (1926-09-20). “鉄道省告示 第173号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (4233). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2956373/4. 
  4. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、14-17頁。 
  5. ^ 鉄道ジャーナル社(編) 『写真記録 日本の駅』日本図書センター、2009年7月25日 (原著1972年)、21頁。ISBN 978-4-284-80036-5 
  6. ^ a b “全駅DATA 石北本線②(上川~網走) 宗谷本線”. 週刊JR全駅・全車両基地 (朝日新聞出版) (No.60): pp.19-27. (2013-10-03). 
  7. ^ “「通報」●函館本線江部乙駅ほか49駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1984年11月9日) 
  8. ^ “宗谷線、20駅無人化へ 特殊自動閉そく装置導入工事進む”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1986年9月17日) 
  9. ^ 小学館『国鉄全線各駅停車・1 北海道690駅』p.185
  10. ^ 宮脇俊三原田勝正 著、二見康生 編 『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、150頁。ISBN 4-09-395401-1 
  11. ^ 幌延留萌線等 時刻表(豊富→幌延→羽幌→留萌) - 沿岸バス、2022年4月13日閲覧

JR北海道[編集]

  1. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在) (PDF)”. 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
  2. ^ 宗谷線(名寄・稚内間) (PDF)” (日本語). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区). 北海道旅客鉄道 (2017年12月8日). 2017年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月30日閲覧。
  3. ^ 宗谷線(名寄・稚内間) (PDF)” (日本語). 北海道旅客鉄道 (2017年7月2日). 2017年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月13日閲覧。
  4. ^ 宗谷線(名寄・稚内間) (PDF)”. 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  5. ^ 宗谷線(名寄・稚内間) (PDF)”. 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月3日閲覧。
  6. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  7. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]